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USDC(USD Coin)とは?特徴・USDTとの違い・購入方法

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USDC(USD Coin)は、米ドルと1:1で連動する価格安定型のステーブルコインです。発行元Circle社は2025年6月にニューヨーク証券取引所へ上場し、米国のステーブルコイン規制「GENIUS法」やEUの「MiCA」に準拠した、規制対応で最も先行する銘柄として存在感を高めています。

ADPLAN GLOBAL編集部が、USDCの特徴・メリット・リスク・将来性・購入方法を最新データで解説します。

この記事の目次

USDC(USD Coin)の特徴

コインの名称USD Coin
ティッカーシンボルUSDC
時価総額約12兆円(約776億ドル)
時価総額ランキング6位
管理方式中央集権型
発行元Circle社(NYSE上場:CRCL)
https://www.circle.com
発行枚数約776億枚
発行上限無し
国内取引所での取り扱いSBI VCトレード(国内唯一)
購入可能な主な取引所SBI VCトレード(国内)bybit(海外取引所)
CoinMarketCapの2026年4月時点での情報

米ドルと連動するステーブルコインの一種

USDC(USD Coin)は、米ドルと連動する価格設計がなされたステーブルコインです。

ステーブルコインとは、価格が安定した仮想通貨のことで、USDCは米ドルにペッグされています。

USDCは発行されるたびに、同等のドルが預託される仕組みとなっていて、理論上は1USDC=1米ドルとなるよう設計されています。

実際には若干の乖離が生じることもありますが、米ドルと強く連動しているのが特徴です。

米ドルは世界の基軸通貨として、国際決済や外貨準備などで重要な地位を占めていることから、米ドルに連動させることでUSDCの価値の安定性が高められています。

ERC-20規格に準拠

USDCはイーサリアムのERC-20規格に準拠しています。

ERC-20はトークンの互換性を高めるための規格で、この規格に対応したウォレットなら、USDCを含むERCトークンをまとめて保管できます。

ERC-20に準拠しているため、USDCはイーサリアムのブロックチェーン上でスムーズに移転や保管ができます。

スマートコントラクトとの連携も容易で、DeFiを含む幅広い用途での活用が期待できます。

裏付けとなる資産はサークル社が管理

USDCの裏付け資産は発行元のサークル(Circle)社が管理しています。約8割は短期米国債、約2割は現金で保有され、利回りを確保しつつ安全性を優先した運用です。

米国債部分はBlackRockが運用しBNYメロンが保管する「Circle Reserve Fund」で管理されます。Deloitteによる月次の準備金監査に加え、週次・日次の開示も行い、主要ステーブルコインで最も高い透明性を確保しています。

USDC(USDCoin)の歴史と変遷

USDCが発行開始した2018年9月から現在までの主な出来事は以下のとおりです。

  • 2018年9月:Circle社とCoinbase社が共同でプロジェクト「Centre」を立ち上げ、USDCを発行開始
  • 2019年10月:VisaがUSDCを決済に利用できる通貨として追加
  • 2021年〜2022年:ソラナ・ステラなど対応チェーンを拡大し、時価総額が500億ドルを突破
  • 2023年3月:シリコンバレー銀行破綻の影響で一時的にペッグを外れるも、4日後に回復
  • 2023年8月:CircleとCoinbaseがCentreを解散し、Circleが単独でガバナンスを担当
  • 2024年7月:Circleが欧州MiCA規制に準拠(主要ステーブルコインで初)
  • 2025年3月:SBI VCトレードが国内初のUSDC取り扱いを開始
  • 2025年6月:Circle社がニューヨーク証券取引所に上場(ティッカー:CRCL)
  • 2025年7月:米国のステーブルコイン規制法「GENIUS法」が成立、USDCが規制準拠の中心に
  • 2026年3月:SBI VCトレードが国内ライセンス業者初の「USDCレンディング」を開始

USDC(USD Coin)を保有するメリット

USDCには以下のようなメリットがあります。

米ドルと連携していて価格が安定している

米ドルとの強い連動性から、USDCの価格は比較的安定しています。

他の暗号資産が大きく価格変動する中で、USDCは相対的に安定しているため、リスクを抑えた投資を行いたい人にとって有益です。

USDCは数多く存在するステーブルコインの中でも時価総額と取引高が大きいため、様々なステーブルコインと比べて価格が安定しやすいというメリットもあります。

仮想通貨トレードの基軸通貨として使える

価格変動が小さいUSDCは、仮想通貨トレードの基軸通貨や当座の決済手段として活用できます。

他の暗号資産との取引ペアが豊富で、USDCを保有することで様々な暗号資産への取引が容易になります。

ビットコインなどのボラティリティが高いコインを一時的にUSDCに換えることで、市況の変動に左右されにくいため、USDCは資金の避難先としての役割も果たせます。

資産が分別管理され信頼性が高い

USDCの裏付け資産は発行元の破綻にも影響されない形で分別管理され、中央集権型ながら高い透明性が確保されています。月次監査と公開ガバナンスにより、投資家保護の仕組みが整っています。

規制面の優位も大きく、USDCは米国の「GENIUS法」とEUの「MiCA」の双方に準拠しています。時価総額上位10銘柄でMiCAに完全準拠するステーブルコインはUSDCのみで、機関投資家からの信頼を集めています。

様々なブロックチェーンとの互換性がある

USDCはイーサリアムを基盤としつつ、2026年4月時点でソラナ、Arbitrum、Avalanche、Base、Polygon、Stellar、Suiなど28のチェーンでネイティブ発行されています。用途の幅が広いのが魅力です。

CircleのCross-Chain Transfer Protocol(CCTP)により主要チェーン間をシームレスに送金でき、2026年3月だけで約24億ドルが移転されました。異なるチェーン上のDeFiを使う際の中継地点としても便利です。

VISAの決済に対応

USDCはVISAの決済通貨として認められ、実店舗決済にも使えます。2025年12月にはVisaが米国でUSDC決済を本格開始し、ステーブルコイン決済は年間35億ドル超に達しています。

Cross River BankなどがSolana上でUSDC決済を利用しており、世界中のVISA加盟店で使えるため、米ドルに替わる決済手段として潜在力を秘めています。

USDC(USD Coin)のリスク・デメリット

一方でUSDCにはリスクやデメリットもあります。

価格との完全な連動は保証されていない

理論上は米ドルとイコールの価値であるべきUSDCですが、需給の変化などにより多少の乖離が生じることがあり、完全に連動することは保証されていません。

市場の需給バランスが崩れると、1USDC=1米ドルからの乖離が発生する可能性があります。

米ドル自体の価値低下などの外部要因の影響もあるため、リスクはゼロではないのが実情です。

イーサリアムなどのブロックチェーンに依存している

USDCは基盤となるブロックチェーンの影響を免れません。

技術的な問題が生じた場合には流通に支障が出る可能性があります。

イーサリアムの手数料の高騰や処理速度の低下が起きれば、USDCの利用環境にも悪影響が及ぶことになるため、注意が必要です。

大きな利益を出しにくい

価格変動が小さいため、仮想通貨のような高利益は期待できません。

値上がり益や売買による差益を期待するのであれば、ビットコインなどの代替資産の方が適しています。

USDCはあくまでも決済手段としての役割に特化した存在で、利便性とのトレードオフの関係にあるといえるでしょう。

USDCとUSDT(テザー)の違い

USDCとよく似たステーブルコインとして、USDT(テザー)がありますが、発行元や時価総額に違いがあります。

発行元の信頼性

USDCは2023年8月にCentreが解散した後、Circle社が単独で発行・管理しています。一方、USDTはTether社によって発行されています。

Circleは2025年6月にニューヨーク証券取引所へ上場した上場企業で、GENIUS法・MiCAの双方に準拠し、Deloitteの月次監査と資産の分別管理を行う透明性の高さがUSDCの強みです。

一方Tether社は裏付け資産への疑惑が指摘され、EUのMiCAには未準拠で、透明性に欠けると見られがちです。

時価総額に差がある

USDTの時価総額は約29兆円で全暗号資産の中で3位、USDCは約12兆円で6位です。(2026年4月時点)

USDTの方が時価総額が大きく、知名度と流通量に差があります。

USDTが2015年に先行したのに対しUSDCは2018年と出遅れたため、先発優位で知名度と流通量に差がつき、それが時価総額の差に表れています。

ただし、USDCは透明性の高さやVisaとの連携強化により着実にシェアを伸ばしており、今後差を縮める可能性は大いにあります。

USDC(USD Coin)の将来性・今後の見通し

USDCの今後の展望としては以下の点が考えられます。

取引ペアとしての普及が期待できる

国内外の取引所での取引ペアとして採用が進むことで、流動性が高まり普及する可能性があります。

仮想通貨取引の出入金にUSDCを利用できるようになれば、円や米ドルを介さずに直接トレードできるため、利便性が向上すると見込まれます。

決済手段としての利用が増える可能性がある

VISAをはじめ決済分野での浸透が進めば、米ドルに代わる決済手段としての地位を確立できます。オンラインショッピングや海外送金での利用が広がれば需要は高まり、決済インフラへの実装が鍵を握ります。

ステーブルコインのトップになるポテンシャルがある

発行体の透明性とGENIUS法・MiCAへの準拠、決済利用の拡大により、USDCは既存勢力(USDTなど)を脅かす存在感を増しています。規制対応で先行する強みが、首位を狙う原動力です。

USDC(USD Coin)の購入方法

2025年3月より、SBI VCトレードが国内初・国内唯一としてUSDCを取り扱い、日本円で直接購入できます。2026年3月には国内ライセンス業者初の「USDCレンディング」も始まり、当初募集は12週間満期・年率10%(通常時も5%程度)で貸し出せます。

SBI VCトレードでUSDCを購入する手順は次のとおりです。

  1. SBI VCトレードで口座開設
  2. 日本円を入金
  3. 販売所でUSDCを購入

ただし、現時点ではイーサリアムチェーン上のUSDCのみに対応しており、出庫時の上限は1回あたり100万円です。海外取引所へ送る際は、編集部の検証では同じETHチェーンでも送金手数料が数ドル発生し着金まで数分かかる一方、Solana・Base等の対応チェーンを選べば手数料を1ドル未満に抑えられるため、送金先がマルチチェーン対応かを事前に確認すると無駄なコストを避けられます。

海外取引所を利用する場合は、以下の手順でUSDCを購入できます。

  1. 国内の仮想通貨取引所で口座開設(コインチェックがおすすめ)
  2. 国内取引所へ日本円を入金
  3. 国内取引所でBTCやETHなどを購入
  4. USDCを取り扱っている海外取引所で口座開設(bybitがおすすめ)
  5. 購入した仮想通貨を海外取引所へ送金
  6. 海外取引所でUSDCを購入する

海外取引所へ送金するためのBTCやETHを購入するには、日本で最も利用されているコインチェックがおすすめです。

コインチェックは登録作業がとても簡単、しかもアプリや取引画面が使いやすく、「販売所」ではなく「取引所」を使えばスプレッド・手数料無料でビットコインを購入できます。

海外取引所でUSDCを購入する場合は、bybitがおすすめです。

bybitは世界中1,000万人以上に利用されている超大手取引所で、取り扱い銘柄は300種類以上もあり、USDCを預けるだけで利息を貰える「ステーキング」にも対応しています。

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この記事を書いた人

ADPLAN GLOBAL編集部のアバター ADPLAN GLOBAL編集部 ADPLAN GLOBAL編集部

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