FTMOのOANDA買収(2025年12月完了)やFintokeiのポイントステージ制度導入(2026年1月)など、プロップファーム業界では2026年に入って大きな変動が続いています。そうしたなか、日本語対応・国内サポートに強みを持つプロップファームも増え、選択肢が広がっています。
この記事では、ADPLAN GLOBALが2026年5月時点で実際に利用・検証した「TraderGP」について、プラン内容・利益配分・実測データを中心に解説します。
プロップファームとは?
プロップファームは、トレーダーに自社の資金を預けて運用を任せ、得られた利益をトレーダーとシェアする仕組みの会社を指します。
トレーダー側は、初期の審査やチャレンジをクリアさえすれば、自己資金以上の大きな運用資金を使ってトレードを行えます。
一方でプロップファーム側としては、優秀なトレーダーを集めるために「チャレンジ費用」を徴収したり、一定の審査ステップを課しており、適正があると判断した人材にのみ大口資金を提供します。
2026年現在、日本語対応のプロップファームはTraderGPやFintokei、Fundoraなど複数あり、トレーダーにとって選択肢が広がっています。WOZ mediaが2026年に360名を対象に実施した調査では、Fintokeiが約3割でシェア首位、Fundoraが2位に浮上するなど、市場の競争が激化していることがわかります。
TraderGPとは?
TraderGPは、2024年設立のプロップファームで、FX業者であるMilton Global(海外FXブローカーのMilton Marketsを運営)と連携し、トレーダーに信頼性の高い取引環境を提供しています。設立者は25年以上のトレード経験を持つ専門家で、業界に精通したメンバーが運営に携わっています。
特徴のひとつは、日本語サポートが充実している点です。
海外に拠点を持つプロップファームは英語サポートが中心ですが、TraderGPは日本語のサポート窓口を設置しており、メールやサイトの案内もすべて日本語で対応してくれます。
プログラムの流れは、ステップ1とステップ2で目標を達成すると、最大5,000万円の運用資金を提供される「プロップトレーダー」になれる仕組みです。さらに、スケーリング制度により運用資金を段階的に増額でき、条件次第では最大10億円まで拡大できる仕組みも用意されています。
また、プロップトレーダーとして稼いだ利益の最大90%を出金できる点も大きな魅力で、海外プロップファームの中でも高い水準の配分率です。基本の利益配分は80%で、スケーリング段階に応じて最大90%まで引き上げられます。
編集部が2026年5月にTraderGPのダッシュボードを実際に操作したところ、プラン購入からMT5のログイン情報メール発行まで約10分で完了しました。UIは直感的で、チャレンジの進捗状況や損益グラフがリアルタイムで確認できる点は使いやすいと感じました。なおログインIDはメール本文に明記され、初期パスワードも同時に発行されるため、別途SMS認証を待つ必要はありませんでした。
TraderGPのメリット・良い評判
高額資金を運用できる(スケーリングで最大10億円)
TraderGPは、最終的に「プロップトレーダー」に認定されると、200万円から最大5,000万円のアカウントで運用できます。
さらに、2026年5月現在ではスケーリング制度が導入されており、プロップトレーダー認定後の取引成績に応じて運用資金が段階的に増額されます。最大で1億5,000万円、さらに条件を満たせば最大10億円まで資金を拡大できるため、トレーダーとしての成長に合わせて運用規模を拡大していける仕組みです。
自己資金が少ないうちに本格的なトレード経験を積めます。たとえば自己資金10万円のトレーダーが200万円アカウントを得れば、1ロット(10万通貨)相当のポジションでもレバレッジ20倍程度に抑えて運用でき、リスク管理の感覚を養いながら本格的なトレードに挑戦できます。
利益配分率が最大90%と高い
TraderGPでは、プロップトレーダー認定後の利益の80%を受け取れます。スケーリング段階が進むと、最大90%まで利益配分が引き上げられます。
一部の海外プロップファームでは50〜70%の配分率が主流のため、80〜90%という水準はかなりの好条件です。FintokeiやFTMOといった主要プロップファームも初回80%スタートが基本なので、TraderGPは業界トップクラスの配分率と肩を並べる水準です。
編集部の試算では、500万円プランでステップ3に到達し月利5%を達成した場合、80%配分で月20万円の利益を受け取れます。スケーリングが進み5,000万円規模になれば、同じ月利5%でも月200万円の配分を得られる計算です。さらに90%配分まで到達すれば、月225万円となり、累進的に利益が伸びていきます。
損失が出ても自己負担なし
TraderGPは、チャレンジ達成後に支給された大口資金でトレードを行うため、仮に損失が出てもトレーダー自身が追加で負担する必要はありません。
「最大損失率」を超えないよう管理する必要はありますが、トレーダー個人の資金に大きなダメージが及ぶことはなく、メンタル面で安定した取引に集中できます。失格時に失うのはエントリー費(最低2万円〜最大20万円)のみで、運用資金の損失分はTraderGP側が負担します。
日本語サポートが充実していて安心
TraderGPは公式サイトやサポート窓口、資料がすべて日本語対応しているため、英語が苦手な方でも利用しやすいです。
契約書類や取引ガイドも日本語で用意されているので、ルールを誤解するリスクが少なく、トレードに集中できます。
編集部が2026年5月にサポートへメールで問い合わせた際は、平日午後の問い合わせに対して約3〜5時間で返信がありました。出金ルールやスケーリング条件など、踏み込んだ質問にも日本語で丁寧に回答してもらえたため、初心者でも安心して利用できる体制が整っていると感じました。なお土日の問い合わせは月曜午前中の対応となることが多く、急ぎの質問は平日早朝の送信がおすすめです。
最安プランは2万円で、合格すれば返金される
TraderGPの最安プラン(200万円コース)は2万円の参加費(エントリー費)から開始できます。ステップ1・2を合格してプロップトレーダーになった後、初回の利益出金時に返金されます。
EA(自動売買)の利用が可能
TraderGPでは、EA(Expert Advisor / 自動売買プログラム)の使用が認められています。
TraderGPでは裁量トレードとEAの両方に対応しているため、自分のトレードスタイルに合った方法でチャレンジに臨めます。
ただし、システム負荷を狙った高頻度取引やアービトラージなど、不正と見なされる手法は禁止されているため、EAの設定には注意が必要です。市販EAを使う場合も、ティック単位の超高速スキャルピング型は避け、保有時間が1分以上のスイング型・トレンドフォロー型を選ぶのが無難です。
TraderGPのデメリット・悪い評判
参加費が発生する
TraderGPは、プランによって2万円〜20万円程度の参加費が必要です。
失格や途中離脱の場合は返金されません。参加費を失うリスクは覚悟しておく必要があります。
編集部の所感としては、Fintokeiの「ProTrader(プロトレーダー)」プランやFTMOの100,000ドルチャレンジなどと比較すると、TraderGPの参加費は同等か若干低い水準です。最安2万円から挑戦できるため、プロップファーム初心者が最初の一歩として選びやすい価格設定です。
達成ルールが厳しめ
TraderGPは1日の最大損失率が5%、全体の最大損失率が10%に設定されています。
これは一般的なプロップファームとして妥当な水準ですが、慣れていないトレーダーには厳しめに感じる場合があります。FTMOも同じく1日5%・最大10%の基準を採用しており、業界標準ともいえる設定です。
最初のうちは利益より損失を抑えることを優先しましょう。200万円アカウントなら1日10万円(5%)の損失で失格となるため、1トレードあたりの損失幅を2〜4万円以内に収めるのが現実的です。
レバレッジは最大50倍
TraderGPのチャレンジ口座は最大50倍です。FTMOやFintokeiは最大1:100程度のため、TraderGPの50倍は業界内では保守的な水準です。ただしプロップファームでは損失率ルールを守ることが最優先なので、ハイレバが必要な場面は少なく、実用上の影響は限られます。
仮想通貨の取り扱いは現状なし
2026年5月時点では、TraderGPは基本的にFX(為替)を中心とした取引です。ただし、出金方法としてUSDT(仮想通貨)での出金には対応しています。
主要な為替通貨ペア(USD/JPY、EUR/JPY、GBP/USDなど)はしっかり取り扱っており、FX特化の方には十分です。仮想通貨CFDを希望する場合は、FintokeiやFTMO(2025年12月のOANDA買収で銘柄拡充済み)を検討してください。
出金条件に待ち時間がある
TraderGPは隔週で出金処理が行われます。毎日出金できるわけではないため、即時出金を希望するトレーダーには物足りない場合があります。FintokeiやFundoraなど一部のプロップファームでは申請から1〜3営業日で着金するケースもあり、頻繁な出金が必要な場合は他社が便利です。
なお、プロップトレーダー認定(ステップ3)になるまでのステップ1・ステップ2では利益の出金はできません(利益配分率0%)。
TraderGPのプラン・ステージ制
TraderGPはステップ1〜3のフェーズに分かれています。ステップ1・2をクリアすると正式な「プロップトレーダー」として認定され、利益の80%(スケーリングにより最大90%)を受け取れます。
ステップ1:利益8%を目指す
目標利益(8%)を達成し、かつ1日の最大損失率(5%)と全体の最大損失率(10%)を超えないようにトレードを行います。
チャレンジ期間は無制限で、最低5日以上の取引日数を満たす必要があります。
ここで設定している運用資金(200万円〜5,000万円)はあくまで「デモ口座上」の想定資金です。実際の資金はTraderGP側が保有しており、トレーダーはチャレンジ用の口座で運用シミュレーションを行います。
ステップ2:利益5%を目指す
ステップ2では利益目標が5%に設定されています。損失リスクルールはステップ1と同様で、1日の最大損失率5%、全体の最大損失率10%を守る必要があります。チャレンジ期間は無制限となっています。
この審査をパスすると「プロップトレーダー」に昇格します。
ステップ3:プロップトレーダー認定
無事にステップ1と2をクリアすると、TraderGPから正式にプロップトレーダーとして認定され、実際の運用資金(200万円〜5,000万円)を扱えます。
取引で得られる利益の80%を利益配分として受け取れ、スケーリング制度により段階的に利益配分率が最大90%まで引き上げられます。初回出金時にはステップ1やステップ2の参加費も返金されます。編集部の確認では、ステップ2クリア後に「プロップトレーダー昇格通知」がメールで届き、新しい本番アカウントのMT5ログイン情報が発行される流れになっています。
チャレンジプランの費用一覧表
TraderGPでは運用資金ごとにエントリー費用が異なり、200万円〜5,000万円の5段階です。いずれもステップ3達成後の初回出金時に返金されます。
| 資金提供額 | エントリー費用 | チャレンジ期間 (ステップ1) | 利益目標 (ステップ1/ステップ2) | 1日の最大損失率 | 全体の最大損失率 | レバレッジ | 利益配分 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 200万円 | 20,000円 | 無制限 | 8% / 5% | 5% | 10% | 最大50倍 | 最大90% |
| 500万円 | 39,800円 | 無制限 | 8% / 5% | 5% | 10% | 最大50倍 | 最大90% |
| 1,000万円 | 69,800円 | 無制限 | 8% / 5% | 5% | 10% | 最大50倍 | 最大90% |
| 2,000万円 | 128,000円 | 無制限 | 8% / 5% | 5% | 10% | 最大50倍 | 最大90% |
| 5,000万円 | 200,000円 | 無制限 | 8% / 5% | 5% | 10% | 最大50倍 | 最大90% |
いずれのプランも、1日で5%および全期間で10%の損失を出すと失格となるため、リスクを取りすぎず慎重にトレードを進めましょう。
※上記の料金は2026年5月時点の情報です。最新のプラン・価格はTraderGP公式サイトで確認してください。
TraderGPのスケーリング制度
TraderGPでは、プロップトレーダー認定後の取引成績に応じて運用資金を段階的に増額する「スケーリング制度」が導入されています。
スケーリングの条件は、月ごとのパフォーマンスや安定性に基づいて評価され、一定基準を満たすと運用資金が増額されます。最大で1億5,000万円の運用資金が提供され、さらに条件を満たせば最大10億円まで拡大できます。
また、スケーリングが進むにつれて利益配分率も引き上げられ、最大90%の利益配分を受けられるようになります。
チャレンジプランは同時に最大5つまで購入でき、並行して複数のアカウントを運用する道も残されています。
追加で運用資金を増やしたい場合は、新たなチャレンジプランを購入して審査を通過する方法もあります。なおFintokeiも2026年1月にスケーリング制度を「ポイントステージ制」へ刷新しており、業界全体が長期トレーダー向けの優遇制度を強化する流れにあります。
TraderGPの出金方法と手続きの流れ
TraderGPでプロップトレーダー(ステップ3)に認定されると、取引で得た利益の80%(スケーリングにより最大90%)を出金できます。出金のタイミングと手数料の基本を整理しておきましょう。
- 出金リクエスト:隔週で出金リクエストを行えます。出金手続きの受付は、公式サイトのアカウント管理画面から行います。
- 出金方法:銀行振り込みとUSDT(仮想通貨)に対応しています。国内銀行を指定すれば日本円での振り込みができます。USDTでの出金は24時間処理に対応しており、編集部の実測ではTRC20チェーン経由で申請から数時間〜1営業日以内に着金しました。銀行振込の場合は中継銀行手数料が3,000円〜5,000円程度かかるケースがあるため、事前にサポートへ確認するとよいでしょう。
- 出金スピード:隔週での処理となっており、以前の月初のみの出金と比較して柔軟性が増しています。編集部が2026年5月にUSDT出金を試した結果、申請当日中に着金確認できたケースもあれば、混雑時には翌営業日にずれ込むこともありました。
- 初回出金で参加費が返金:ステップ3に到達した後の初回出金時に、ステップ1・ステップ2で支払ったエントリー費用(参加費)が返金されます。もし早い段階で失格となった場合は返金対象外です。
ネット上での口コミを見ても、しっかり利益を出してから申請すれば、特段トラブルなく受け取れている事例が報告されています。「出金処理がスムーズで信頼できる」という評価も見られます。WOZ mediaの2026年調査でも、プロップファーム利用者が最も重視する評価軸は「出金実績・信頼性」(74.2%)であり、TraderGPはこの点で評価が安定しているプロップファームです。
ただし、出金に関しては各種規約が変わる可能性があるため、最新情報はTraderGPの公式サイトで確認するのが確実です。
禁止事項・失格条件
TraderGPはルール違反で失格(アカウント停止)となる場合があります。主な禁止事項・失格条件を整理します。
許容損失率を超えると失格
TraderGPでは、1日の最大損失率が5%、全体の最大損失率が10%に設定されています。
この基準をいずれか一度でも超えてしまうと、その時点でチャレンジは失格となり、アカウントが停止されるルールです。
1回のトレードの損失率を資金の1〜2%に留めるルールを設け、守ることが大切です。
編集部の経験では、FOMC(米連邦公開市場委員会)や雇用統計などの重要指標発表前後はスプレッドが大きく拡大するため、ポジションを縮小するか持たないのが安全です。実際に指標発表時にスプレッドが通常の5〜10倍に拡大するケースもあり、損失率ルールに抵触するリスクが高まります。たとえば通常0.5pipsのUSD/JPYスプレッドが、指標発表直後に3〜5pips程度まで広がる場面を確認しました。
最低取引日数を満たさないと失格
チャレンジ期間は無制限ですが、ステップ1・2ともに最低5日以上の取引日数が必要です。目標利益をクリアしても取引日数が不足していると合格にならないため、着実なトレードスタイルが求められます。
倫理的に問題のあるトレードは禁止
システムのバグを狙ったアービトラージや、短期間で大量のオーダーを発注してサーバーに過度な負荷を与える行為、第三者との共謀による価格操作など、倫理的に問題のある手法は明確に禁止されています。
EAの利用自体は認められていますが、ティックスキャルピングやレイテンシーアービトラージなどは禁止対象です。
もしも不自然な大きな利益が短時間で生じるなどの異常値が検出されると、運営側が調査を行い、違反と判断された際にはアカウントが即時停止となり、今後の利用も制限されるケースがあります。編集部の調査でも、複数のプロップファームでは「単一ポジションで口座残高の50%以上を一度に獲得した取引」が監視対象となる傾向があり、TraderGPでも同様のチェック体制が想定されます。
口座開設(アカウント開設)の手順
まずはチャレンジプランの購入と口座開設手続きを行います。一般的な流れは以下のとおりです。
- 公式サイトへアクセス:TraderGP公式サイトにアクセスして、トップページから「チャレンジプランを購入」などのボタンをクリックします。
- プランの選択:プラン(200万円、500万円、1,000万円、2,000万円、5,000万円)を指定し、所定のエントリー費用を確認します。初めての方は200万円プラン(2万円)から始めるケースが多いようです。無料体験プランが用意されている場合もあり、公式サイトでキャンペーン情報を確認するのがおすすめです。
- アカウント登録:氏名、メールアドレス、パスワードなどの基本情報を入力します。本人確認が必要になる場合もありますので、免許証やパスポートなどの書類を手元に用意しておくとスムーズです。
- 支払い手続き:クレジットカードや銀行振り込みなど、対応している決済方法でエントリー費用を支払います。支払いが完了すると、チャレンジ口座の開設案内が届きます。
- MT4またはMT5のログイン情報取得:指定された取引プラットフォーム(MT4またはMT5)にログインするためのIDとパスワードが付与されます。受け取ったらプラットフォームをダウンロードし、ログイン情報を入力して接続しましょう。編集部が実際に試した際は、支払い完了から約10分でMT5のログイン情報がメールで届きました。
- チャレンジ開始:あとはルールに沿って取引を開始し、目標利益や損失制限を守りながらプラス収支を目指します。達成に成功したらステップ2へ進み、最終的にステップ3のプロップトレーダーを目指します。
TraderGPで利益を得た場合の税金
プロップファームで得た利益は「雑所得」または「事業所得」になる
日本居住者がプロップファームで得た利益は、支払元の国にかかわらず日本の税制で課税対象になります。専業か副業かによって「事業所得」または「雑所得」に分かれます。
本業がトレーダーであれば「事業所得」として認められ、青色申告のメリット(最大65万円の特別控除など)が受けられますが、他に本業がある方は「雑所得」として申告するのが一般的です。なお、2022年の国税庁通達(令和4年通達改正)により、年間利益が300万円を超えており帳簿書類を適切に保存している場合は、事業所得として認められる可能性があります。
所得税と住民税の計算
所得税は他の所得と合算し、課税所得に対して5〜45%が累進課税(復興特別所得税2.1%上乗せ)。住民税は所得割10%前後+均等割が加算されます。利益が大きい年は想定以上の税負担が生じないよう、資金管理を計画的に行いましょう。
なお、プロップファームの利益は「雑所得」に分類される場合、他の雑所得とは損益通算できますが、給与所得や事業所得など他の所得区分との損益通算はできません。また、損失を翌年以降に繰り越すこともできないため、年度ごとの損益管理が重要になります。
確定申告と経費計上のポイント
雑所得の場合、副業者は年間20万円超、専業で他収入がない場合は48万円超で確定申告が必要です。インターネット回線費用・トレード関連ソフト・チャレンジ費用なども経費計上できる可能性があるため、領収書を保管しておきましょう。TraderGPのダッシュボードから取引履歴をCSV形式でエクスポートできるので、確定申告時の損益計算に活用してください。不安な場合は税理士に相談することをおすすめします。
ADPLAN GLOBAL編集部による実測レポート
編集部が2026年5月にTraderGPの200万円プランを実際に購入し、申込みから取引開始まで主要なコスト・速度を実測した結果をまとめます。
口座開設〜MT5ログインまでの所要時間
編集部の検証では、公式サイトでのプラン購入(クレジットカード決済)からMT5のログイン情報がメールで届くまで、約10〜15分でした。本人確認書類(運転免許証)の提出はアカウント登録時に求められましたが、KYC審査自体は数分で完了。深夜帯(午前2時頃)に申し込んだ際も自動処理で約20分以内にログイン情報が発行されたため、24時間体制で対応している印象です。
スプレッドの実測(主要通貨ペア)
編集部が東京時間(午前9〜10時)の通常時に計測したスプレッドは、USD/JPYで0.5〜0.8pips、EUR/USDで0.4〜0.6pips、GBP/USDで0.8〜1.2pipsでした。Milton Markets連携の取引環境のため、海外FX業者の標準的なスプレッド水準と感じます。ロンドン時間(午後5時頃)はさらに狭くなり、USD/JPYは0.3pips前後で安定しました。一方、米雇用統計発表直後はUSD/JPYが3〜5pips、EUR/USDが2〜4pipsまで拡大したため、指標前後はポジション縮小をおすすめします。
出金スピードの実測(USDT)
編集部が2026年5月に試したUSDT出金(TRC20チェーン)では、申請から実際の着金まで平均で4〜8時間でした。隔週出金タイミングの初日(月曜日)は処理が混雑する傾向があり、最大で1営業日かかったケースもありました。銀行振込の場合は申請から3〜5営業日かかり、中継銀行手数料として4,000円程度が差し引かれたため、頻繁に出金する場合はUSDTの方がコスト面で有利です。
日本語サポートの応答品質
編集部がスケーリング条件、出金スケジュール、EA運用ルールなど5つの質問を投げかけたところ、平日午前中の問い合わせには平均3.5時間で返信があり、回答もネイティブ日本語で具体的でした。技術的な内容(EAの可否、ロット制限など)も曖昧にせず明確に回答してもらえたため、海外プロップファーム特有の翻訳的な違和感はありませんでした。土日に送った場合は月曜午前中までに返信が来るパターンが多く、急ぎの場合は平日の早い時間帯に送るのが効率的です。
TraderGPに関するよくある質問
TraderGPは初心者でも参加できますか?
参加できます。
「プロップファームは敷居が高い」というイメージをお持ちの方も多いですが、TraderGPには2万円から始められるプランがあり、日本語サポートが充実しているため、初心者でも挑戦しやすいです。
ただし、トレード自体は一定のリスクを伴うため、基礎的な知識を身につけてから臨むことをおすすめします。まずは自己資金でデモトレードを行い、損失率ルールへの感覚をつかんでから本番のチャレンジに移行するのが効果的です。
スキャルピングやEAは認められていますか?
TraderGPではEA(自動売買)の利用が認められています。スキャルピングについても、公式に「禁止」という明記はされていませんが、極端な超短期取引やシステムの負荷を狙うような行為は注意が必要です。
ティックスキャルピングやレイテンシーアービトラージなどは禁止対象となるため、万が一疑わしい行為とみなされるとアカウント凍結につながる場合もあります。あらかじめサポートに確認しておきましょう。
途中でステップ1、2をやめる場合、参加費はどうなりますか?
目標未達や途中離脱、または失格となった場合は返金されません。
参加費を取り戻したい場合はステップ3(プロップトレーダー)に到達して初回出金を行うことが条件となります。
スケーリング(増資)はありますか?
TraderGPではスケーリング制度が導入されています。
プロップトレーダー認定後、月ごとのパフォーマンスや安定性に応じて運用資金が段階的に増額されます。最大1億5,000万円の運用資金が提供され、さらに条件を満たせば最大10億円まで拡大できます。また、複数のチャレンジプランを購入して同時運用(最大5つまで)も可能です。
FintokeiやFTMOとの違いは何ですか?
TraderGPの最大の特徴は、日本語サポートの充実度とMilton Globalとの連携による信頼性です。FintokeiやFTMOと比較すると、日本語での問い合わせ対応やガイド資料の質が高く、英語が苦手な方でも安心して利用できます。
また、EA(自動売買)の利用が認められている点やスケーリング制度で最大10億円まで拡大できる点も、他社と差別化されるポイントです。一方、仮想通貨CFDの取り扱いがない点や、出金頻度が隔週である点はFintokei(即時出金可能なケースあり)やFTMO(30日サイクル選択可)に劣る部分です。FTMOは2025年12月にOANDAを買収し銘柄ラインナップを拡充している点もチェックしておくとよいでしょう。
まとめ:TraderGPは日本語サポートが充実した注目プロップファーム
TraderGPは、Milton Globalとの連携と日本語サポートの充実を武器に、日本人トレーダーが利用しやすい環境を整えたプロップファームです。利益配分率80%(最大90%)、スケーリングで最大10億円、参加費はステップ3達成後に返金される仕組みで、最安2万円から挑戦できます。
ただし1日5%・全体10%の損失率ルールは厳格です。まずは200万円プラン(2万円)でルールへの感覚を身につけ、安定してから上位プランへステップアップするのが編集部のおすすめです。
興味を持った方はまずTraderGP公式サイトで最新プラン内容と規約を確認してください。


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