海外の大手プロップファームが注目を浴びる中、日本語対応や国内サポートに強みを持つプロップファームも増えてきました。
この記事では、ADPLAN GLOBALが実際に利用して検証した「TraderGP」というプロップファームを中心に解説していきます。
TraderGPの特徴やメリット・デメリット、利用時に知っておきたいルール、口座開設の流れ、そして税金やリスク面など幅広くまとめました。
プロップファームとは?
まずは「プロップファーム」という言葉自体に馴染みがない方のために、簡単にその仕組みをおさらいしておきましょう。
プロップファームは、トレーダーに自社の資金を預けて運用を任せ、得られた利益をトレーダーとシェアする仕組みの会社を指します。
トレーダー側は、初期の審査やチャレンジをクリアさえすれば、自己資金以上の大きな運用資金を使ってトレードを行えます。
一方でプロップファーム側としては、優秀なトレーダーを集めるために「チャレンジ費用」を徴収したり、一定の審査ステップを課しており、適正があると判断した人材にのみ大口資金を提供します。
2026年現在、日本語対応のプロップファームはTraderGPやFintokeiなど複数あり、トレーダーにとって選択肢が広がっています。
TraderGPとは?
TraderGPは、2024年設立のプロップファームで、FX業者であるMilton Global(海外FXブローカーのMilton Marketsを運営)と連携し、トレーダーに信頼性の高い取引環境を提供しています。設立者は25年以上のトレード経験を持つ専門家で、業界に精通したメンバーが運営に携わっています。
特徴のひとつは、日本語サポートがしっかり用意されている点です。
海外に拠点を持つプロップファームは英語サポートが中心であることが多いですが、TraderGPは日本語のサポート窓口を設置しており、メールやサイトの案内などもすべて日本語で対応してくれます。
プログラムの流れは、ステップ1とステップ2で目標を達成すると、最大5,000万円の運用資金を提供される「プロップトレーダー」になれる仕組みです。さらに、スケーリング制度により運用資金を最大1億5,000万円まで増額でき、条件次第では最大10億円まで拡大できます。
また、プロップトレーダーとして稼いだ利益の最大90%を出金できるのも大きな魅力で、一部の海外プロップファームに比べて高い配分率を設定しています。基本の利益配分は80%で、スケーリング段階に応じて最大90%まで引き上げられます。
編集部がTraderGPのダッシュボードを実際に操作したところ、プラン購入からMT5のログイン情報発行まで約10分で完了しました。UIは直感的で、チャレンジの進捗状況や損益グラフがリアルタイムで確認できる点は使いやすいと感じました。
TraderGPのメリット・良い評判
ここでは、TraderGPを利用する上でのメリットや良い評判を紹介していきます。
高額資金を運用できる(スケーリングで最大10億円)
TraderGPは、最終的に「プロップトレーダー」に認定されると、200万円から最大5,000万円のアカウントで運用が可能になります。
さらに、2026年現在ではスケーリング制度が導入されており、プロップトレーダー認定後の取引成績に応じて運用資金が段階的に増額されます。最大で1億5,000万円、さらに条件を満たせば最大10億円まで資金を拡大できるため、トレーダーとしての成長に合わせて運用規模を拡大していける仕組みです。
個人資金ではなかなか用意できない大きな資金を扱えるので、トレードチャンスを拡大しやすい点が魅力的です。
自己資金が少ないうちに本格的なトレード経験を積めるため、実践的なトレーニング環境としても有用です。
利益配分率が最大90%と高い
利益配分率とは、トレーダーが得た利益をどの程度受け取れるかを示す割合です。
TraderGPでは、プロップトレーダー認定後の利益の80%を受け取れます。さらにスケーリング段階が進むと、最大90%まで利益配分が引き上げられます。
一部の海外プロップファームでは50〜70%の配分率が主流なため、80〜90%という数字はかなりの好条件です。
編集部の試算では、500万円プランでステップ3に到達し月利5%を達成した場合、80%配分で月20万円の利益が受け取れます。スケーリングが進み5,000万円規模になれば、同じ月利5%でも月200万円の配分を得られる計算です。
損失が出ても自己負担なし
TraderGPは、チャレンジ達成後に支給された大口資金でトレードを行うため、仮に損失が出てもトレーダー自身が追加で負担する必要はありません。
損失はすべてTraderGP側がカバーする仕組みになっています。
「最大損失率」を超えないよう管理する必要はありますが、トレーダー個人の資金に大きなダメージが及ぶことはないため、メンタル面で安定した取引に集中しやすいです。
日本語サポートが充実していて安心
TraderGPは公式サイトやサポート窓口、資料がすべて日本語対応しているため、英語が苦手な方でも利用しやすいです。
海外拠点のプロップファームはカスタマーサポートの面で不安が残る場合も多いですが、日本語で細かな質問やトラブルに対応してもらえる安心感があります。
契約書類や取引ガイドも日本語で用意されているので、ルールを誤解するリスクも少なく、トレードに集中できます。
編集部がサポートにメールで問い合わせた際は、平日であれば約3〜5時間で返信がありました。出金ルールやスケーリング条件など、やや踏み込んだ質問にも日本語で丁寧に回答してもらえたため、初心者でも安心して利用できる体制が整っていると感じました。
最安プランは2万円で、合格すれば返金される
プロップファームというと高額な初期費用が必要と思われがちですが、TraderGPの最安プラン(200万円コース)は2万円の参加費(エントリー費)から開始できます。
最初に高額資金を払う必要がないので、比較的チャレンジしやすい設定です。
この参加費は、ステップ1とステップ2を合格して晴れてプロップトレーダーになったあと、初回の利益出金時に返金されるので、実質的には無料で資金提供を受けるチャンスがあるとも捉えられます。
EA(自動売買)の利用が可能
TraderGPでは、EA(Expert Advisor / 自動売買プログラム)の使用が認められています。
多くのプロップファームではEAの利用を制限しているケースがありますが、TraderGPでは裁量トレードとEAの両方に対応しているため、自分のトレードスタイルに合った方法でチャレンジに臨めます。
ただし、システムの負荷を狙った高頻度取引やアービトラージなど、不正と見なされる手法は禁止されているため、EAの設定には注意が必要です。
TraderGPのデメリット・悪い評判
一方で、利用者からは「ここが少し不便」「もっとこうなってほしい」という声も挙がっています。
メリットだけでなく、デメリットや注意点も踏まえたうえで判断することが大切です。
参加費が発生する
TraderGPは、プランによって2万円〜20万円程度の参加費が必要です。
この費用は、達成した場合に返金されるとはいえ、失格になったり途中で投資をやめた場合は返金されません。結果的に参加費を失うリスクもあります。
競合他社のFintokeiなどでも参加費用や月額費用が必要なケースは多いですが、ある程度のコストを覚悟して参入する必要があります。
編集部の所感としては、FintokeiのエメラルドプランやFTMOなどと比較すると、TraderGPの参加費は同等か若干低い水準です。最安2万円から挑戦できるため、プロップファーム初心者が最初の一歩として選びやすい価格設定と言えます。
達成ルールが厳しめ
TraderGPは1日の最大損失率が5%、全体の最大損失率が10%に設定されています。
これは一般的なプロップファームとしては妥当かもしれませんが、慣れていないトレーダーにはややハードルが高く感じられるかもしれません。
短期間に高い利益を求めるトレーダーほど損失が膨らみやすく、損失率ルールに触れて失格となるリスクがあります。
最初のうちは、利益を大きくすることよりも、損失をできるだけ抑えられるようなトレードを心がけましょう。
レバレッジは最大50倍
海外FXではレバレッジが数百倍〜数千倍というブローカーも存在しますが、TraderGPのチャレンジ口座は最大50倍です。
海外FX特有のハイレバレッジトレードに慣れている方には、物足りなく感じるかもしれません。
ただし、レバレッジが低い分、損失が膨らみづらいという側面もあるため、一概にデメリットとも言い切れません。プロップファームでは損失率ルールを守ることが最優先なので、レバレッジ50倍はむしろリスク管理の観点から適切な設定とも言えます。
仮想通貨の取り扱いは現状なし
2026年4月時点では、TraderGPでは基本的にFX(為替)を中心とした取引となっています。ただし、出金方法としてUSDT(仮想通貨)での出金には対応しています。
近年、仮想通貨トレードの需要が高まる中、この点をデメリットとして挙げるトレーダーもいます。
一方で主要な為替通貨ペアはしっかり取り扱っていますので、FX特化の方には問題ないでしょう。仮想通貨CFDの取引を希望する場合は、FintokeiやFTMOなど仮想通貨対応のプロップファームを検討する必要があります。
出金条件に待ち時間がある
TraderGPは隔週で出金処理が行われます。
以前は月初のみの出金でしたが、現在は隔週出金に対応しており、より柔軟な資金管理が可能になりました。
ただし、毎日出金できるわけではないため、即時出金を希望するトレーダーには物足りなさを感じる場合もあります。
なお、プロップトレーダー認定(ステップ3)になるまでのステップ1・ステップ2では利益の出金はできません。(利益配分率0%)
TraderGPのプラン・ステージ制
TraderGPはステップ1からステップ3までのフェーズに分かれています。
ステップ1、2をクリアすると正式な「プロップトレーダー」として認定され、利益の80%(スケーリングにより最大90%)を受け取れるようになります。
ステップ1:利益8%を目指す
目標利益(8%)を達成し、かつ1日の最大損失率(5%)と全体の最大損失率(10%)を超えないようにトレードを行います。
チャレンジ期間は無制限で、最低取引日数の条件を満たす必要があります。
ここで設定している運用資金(200万円〜5,000万円)はあくまで「デモ口座上」の想定資金となります。
ステップ2:利益5%を目指す
ステップ2では利益目標が5%に設定されています。損失リスクルールはステップ1と同様で、1日の最大損失率5%、全体の最大損失率10%を守る必要があります。チャレンジ期間は無制限となっています。
この期間に安定的に規定の利益率をクリアできるかどうかをチェックされます。
この審査をパスすると「プロップトレーダー」に昇格します。
ステップ3:プロップトレーダー認定
無事にステップ1と2をクリアすると、TraderGPから正式にプロップトレーダーとして認定され、実際の運用資金(200万円〜5,000万円)を扱えます。
取引で得られる利益の80%を利益配分として受け取れ、スケーリング制度により段階的に利益配分率が最大90%まで引き上げられます。初回出金時にはステップ1やステップ2の参加費も返金されます。
チャレンジプランの費用一覧表
TraderGPでは運用資金ごとにエントリー費用(参加費)が異なり、200万円〜5,000万円の5段階のプランに分かれます。
いずれのプランもステップ3まで達成するとエントリー費用は返金されます。
| 資金提供額 | エントリー費用 | チャレンジ期間 (ステップ1) | 利益目標 (ステップ1/ステップ2) | 1日の最大損失率 | 全体の最大損失率 | レバレッジ | 利益配分 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 200万円 | 20,000円 | 無制限 | 8% / 5% | 5% | 10% | 最大50倍 | 最大90% |
| 500万円 | 39,800円 | 無制限 | 8% / 5% | 5% | 10% | 最大50倍 | 最大90% |
| 1,000万円 | 69,800円 | 無制限 | 8% / 5% | 5% | 10% | 最大50倍 | 最大90% |
| 2,000万円 | 128,000円 | 無制限 | 8% / 5% | 5% | 10% | 最大50倍 | 最大90% |
| 5,000万円 | 200,000円 | 無制限 | 8% / 5% | 5% | 10% | 最大50倍 | 最大90% |
いずれのプランも、1日で5%および全期間で10%の損失を出すと失格となるため、リスクを取りすぎず慎重にトレードを進めましょう。
※上記の料金は2026年4月時点の情報です。最新のプラン・価格はTraderGP公式サイトで確認してください。
TraderGPのスケーリング制度
TraderGPでは、プロップトレーダー認定後の取引成績に応じて運用資金を段階的に増額する「スケーリング制度」が導入されています。
スケーリングの条件は、月ごとのパフォーマンスや安定性に基づいて評価され、一定基準を満たすと運用資金が増額されます。最大で1億5,000万円の運用資金が提供され、さらに条件を満たせば最大10億円まで拡大できます。
また、スケーリングが進むにつれて利益配分率も引き上げられ、最大90%の利益配分を受けられるようになります。
チャレンジプランは同時に最大5つまで購入でき、並行して複数のアカウントを運用する道も残されています。
もし追加で運用資金を増やしたい場合は、スケーリング制度の活用に加えて、新たなチャレンジプランを購入し、改めて審査を通過する方法もあります。
編集部としては、以前はスケーリング制度が存在しなかったTraderGPがこの制度を導入した点は大きな改善と評価しています。長期的にトレーダーとして成長していきたい方にとって、運用資金の上限が拡大される仕組みは大きなモチベーションになるでしょう。
TraderGPの出金方法と手続きの流れ
TraderGPでプロップトレーダー(ステップ3)に認定されると、取引で得た利益の80%(スケーリングにより最大90%)を出金できます。
出金を行うタイミングや手数料など、基本的な流れを整理しておきましょう。
- 出金リクエスト:隔週で出金リクエストを行えます。出金手続きの受付は、公式サイトのアカウント管理画面から行います。
- 出金方法:銀行振り込みとUSDT(仮想通貨)に対応しています。国内銀行を指定すれば日本円での振り込みが可能です。USDTでの出金は24時間処理に対応しています。出金時の送金手数料がかかる場合があるため、事前にサポートへ確認するとよいでしょう。
- 出金スピード:隔週での処理となっており、以前の月初のみの出金と比較して柔軟性が増しています。
- 初回出金で参加費が返金:ステップ3に到達した後の初回出金時に、ステップ1・ステップ2で支払ったエントリー費用(参加費)が返金されます。もし早い段階で失格となった場合は返金対象外です。
ネット上での口コミを見ても、しっかり利益を出してから申請すれば、特段トラブルなく受け取れている事例が報告されています。「出金処理がスムーズで信頼できる」という評価も見られます。
ただし、出金に関しては各種規約が変わる可能性があるため、最新情報はTraderGPの公式サイトで確認するのが確実です。
禁止事項・失格条件
プロップファームは独自の厳格なルールを設けており、これに反すると失格(アカウント停止)となる場合があります。以下では、TraderGPの主な禁止事項・失格条件をまとめました。
許容損失率を超えると失格
TraderGPでは、1日の最大損失率が5%、全体の最大損失率が10%に設定されています。
この基準をいずれか一度でも超えてしまうと、その時点でチャレンジは失格となり、アカウントが停止されるルールです。
特に急激な値動きが予想される相場では、大きなロット数で一気に稼ぎたくなりますが、想定外の値動きで一発失格にもなりかねません。
1回のトレードにおける損失率を資金の1%〜2%に留めるなど、一気に資金を失わないためのルールを設けて、それを守ることが大切です。
編集部の経験では、FOMC(米連邦公開市場委員会)や雇用統計などの重要指標発表前後はスプレッドが大きく拡大するため、ポジションを縮小するか持たないのが安全です。実際に指標発表時にスプレッドが通常の5〜10倍に拡大するケースもあり、損失率ルールに抵触するリスクが高まります。
最低取引日数を満たさないと失格
TraderGPでは現在、チャレンジ期間が無制限となっていますが、最低取引日数を満たす必要があります。
ステップ1、2ともに、5日以上の取引日数を確保しなくてはなりません。
チャレンジ期限内に目標の利益をクリアしても、最低取引日数に満たなければ合格とみなされず、失格となってしまいます。
よって、短期間に集中して大きな利益を上げる手法よりも、一定期間をかけた着実なトレードスタイルが求められます。
倫理的に問題のあるトレードは禁止
システムのバグを狙ったアービトラージや、短期間で大量のオーダーを発注してサーバーに過度な負荷を与える行為、第三者との共謀による価格操作など、倫理的に問題のある手法は明確に禁止されています。
特にアルゴリズム取引や高頻度取引を行う際は、想定外の挙動とみなされないように注意が必要です。EAの利用自体は認められていますが、ティックスキャルピングやレイテンシーアービトラージなどの手法は禁止対象となります。
もしも不自然な大きな利益が短時間で生じるなどの異常値が検出されると、運営側が調査を行い、違反と判断された際にはアカウントが即時停止となり、今後の利用も制限されるケースがあります。
口座開設(アカウント開設)の手順
TraderGPでプロップトレーダーを目指す場合、まずはチャレンジプランの購入と簡単な口座開設手続きを行います。一般的な流れを下記に紹介します。
- 公式サイトへアクセス:TraderGP公式サイトにアクセスして、トップページから「チャレンジプランを購入」などのボタンをクリックします。
- プランの選択:プラン(200万円、500万円、1,000万円、2,000万円、5,000万円)を指定し、所定のエントリー費用を確認します。初めての方は200万円プラン(2万円)から始めるケースが多いようです。なお、無料体験プラン(200万円〜5,000万円)も用意されており、1人最大3回まで利用できます。
- アカウント登録:氏名、メールアドレス、パスワードなどの基本情報を入力します。本人確認が必要になる場合もありますので、免許証やパスポートなどの書類を手元に用意しておくとスムーズです。
- 支払い手続き:クレジットカードや銀行振り込みなど、対応している決済方法でエントリー費用を支払います。支払いが完了すると、チャレンジ口座の開設案内が届きます。
- MT4またはMT5のログイン情報取得:指定された取引プラットフォーム(MT4またはMT5)にログインするためのIDとパスワードが付与されます。受け取ったらプラットフォームをダウンロードし、ログイン情報を入力して接続しましょう。編集部が実際に試した際は、支払い完了から約10分でMT5のログイン情報がメールで届きました。
- チャレンジ開始:あとはルールに沿って取引を開始し、目標利益や損失制限を守りながらプラス収支を目指します。達成に成功したらステップ2へ進み、最終的にステップ3のプロップトレーダーを目指します。
TraderGPで利益を得た場合の税金
プロップファームで得た利益は「雑所得」または「事業所得」になる
日本に居住する個人がプロップファーム経由で得た利益は、どの国の企業から支払われるかにかかわらず、日本の税制下で課税対象になります。
プロップファームで得た利益は、「雑所得」または「事業所得」として扱われることが多いですが、専業で継続的に行うか、あくまで副業なのかによっても扱いが変わります。
本業がトレーダーであれば、「事業所得」として認められ、青色申告のメリット(最大65万円の特別控除など)が受けられますが、他に本業がある方は「雑所得」として申告するのが一般的です。なお、年間利益が300万円を超えており帳簿書類を適切に保存している場合は、事業所得として認められる可能性があります。
まずは自分の活動スタイルと収益額を整理して、どちらの区分に該当するかを見極めることが大切です。
所得税と住民税の計算
所得税は累進課税方式を採用しているため、他の所得(給与所得や事業所得など)と合計した上で、基礎控除や各種控除を差し引いた「課税所得」に対して5%から45%まで段階的に税率が変化します。
加えて、復興特別所得税として所得税額の2.1%が上乗せされる点にも注意が必要です。
一方で住民税は、多くの自治体が所得割として10%前後の税率を定めており、これに均等割と呼ばれる数千円程度の一定額が加算されます。
どちらも確定申告の結果をもとに最終的な納税額が決まるため、プロップファームで大きな利益が出た年は、想定以上の税負担が生じないよう、資金管理を計画的に行いましょう。
なお、プロップファームの利益は「雑所得」に分類される場合、他の雑所得とは損益通算できますが、給与所得や事業所得など他の所得区分との損益通算はできません。また、損失を翌年以降に繰り越すこともできないため、年度ごとの損益管理が重要になります。
確定申告と経費計上のポイント
プロップファームでの所得が雑所得として扱われる場合、副業の人は年間20万円を超えた段階で確定申告が必要になり、専業で他の収入がない人は48万円を超えると対象になります。
また、必要経費として認められる項目をしっかりと洗い出し、領収書や証明書類をきちんと保管しておくことが肝心です。
インターネット回線費用やトレード関連ソフトウェア、チャレンジ費用なども、事業遂行に必要だったと合理的に説明できるならば経費として計上できる可能性があります。
納税義務を怠ると追徴課税などのペナルティが発生するリスクもありますので、不安な場合は税理士に相談することをおすすめします。TraderGPのダッシュボードから取引履歴をCSV形式でエクスポートできるので、確定申告時の損益計算に活用しましょう。
TraderGPに関するよくある質問
TraderGPは初心者でも参加できますか?
参加できます。
「プロップファームは敷居が高い」というイメージをお持ちの方も多いですが、TraderGPには2万円から始められるプランや無料体験プランがあり、日本語サポートが充実しているため、初心者でも挑戦しやすいです。
ただし、トレード自体は一定のリスクを伴うため、基礎的な知識を身につけてから臨むことをおすすめします。無料体験プランで損失率ルールへの感覚をつかんでから有料プランに移行するのが効果的です。
スキャルピングやEAは認められていますか?
TraderGPではEA(自動売買)の利用が認められています。スキャルピングについても、公式に「禁止」という明記はされていませんが、極端な超短期取引やシステムの負荷を狙うような行為は注意が必要です。
ティックスキャルピングやレイテンシーアービトラージなどは禁止対象となるため、万が一疑わしい行為とみなされるとアカウント凍結につながる場合もあります。あらかじめサポートに確認しておきましょう。
途中でステップ1、2をやめる場合、参加費はどうなりますか?
目標未達や途中離脱、または失格となった場合は返金されません。
参加費を取り戻したい場合はステップ3(プロップトレーダー)に到達して初回出金を行うことが条件となります。
スケーリング(増資)はありますか?
TraderGPではスケーリング制度が導入されています。
プロップトレーダー認定後、月ごとのパフォーマンスや安定性に応じて運用資金が段階的に増額されます。最大1億5,000万円の運用資金が提供され、さらに条件を満たせば最大10億円まで拡大できます。また、複数のチャレンジプランを購入して同時運用(最大5つまで)も可能です。
FintokeiやFTMOとの違いは何ですか?
TraderGPの最大の特徴は、日本語サポートの充実度とMilton Globalとの連携による信頼性です。FintokeiやFTMOと比較すると、日本語での問い合わせ対応やガイド資料の質が高く、英語が苦手な方でも安心して利用できます。
また、EA(自動売買)の利用が認められている点やスケーリング制度で最大10億円まで拡大できる点も、他社と差別化されるポイントです。一方、仮想通貨CFDの取り扱いがない点はFintokeiやFTMOに劣る部分です。
まとめ:TraderGPは日本語サポートが充実した注目プロップファーム
TraderGPは、比較的新しいプロップファームながら、Milton Globalとの連携や日本語サポートの手厚さを武器にして、日本人トレーダーが利用しやすい環境を整えているのが特徴です。
最大5,000万円という資金を運用できるチャンスがあり、スケーリング制度により最大10億円まで拡大が可能です。利益配分率は80%(スケーリングにより最大90%)と、他社と比べても魅力的な条件が揃っています。
プランによって2万円〜20万円の参加費がかかるものの、ステップ3まで達成すれば返金されるため、実質的にはリスクなく大口資金を運用できる可能性を秘めています。また、無料体験プランも用意されているため、まずはリスクなしで試してみることもできます。
ただし、1日の最大損失率や全体の最大損失率といった厳格なルールが設けられており、リスク管理が甘いと失格になる恐れがあるので注意が必要です。
これからTraderGPを始める方は、まずは公式サイトで最新のプラン内容や規約を確認し、自分が守れるルールかどうかをじっくり検討しましょう。無料体験プランで取引ルールに慣れてから、有料プランへステップアップするのが編集部のおすすめです。
最終的な判断はご自身のトレードスタイルや資金状況、リスク許容度によって異なりますが、興味を持った方はまずはTraderGP公式サイトをチェックしてみてはいかがでしょうか。


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