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TUSD(TrueUSD)とは?特徴・USDTとの違い・購入方法

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TUSD(TrueUSD)は、TrustToken社が2018年3月に発行を始めたステーブルコインです。

ステーブルコインとは、法定通貨の価値に紐づいた暗号資産であり、TUSDは米ドルに連動しています。

この記事では、TUSDの特徴や保有することによるメリット、デメリットやリスク、購入方法などについて解説していきます。

この記事の目次

TUSD(TrueUSD)の特徴

コインの名称TrueUSD
ティッカーシンボルTUSD
時価総額約500億円
時価総額ランキング84位
管理方式中央集権型
発行元Techteryx(旧TrustToken社から運営移管)
https://tusd.io/
発行枚数約4.95億枚
発行上限無し
国内取引所での取り扱い無し
購入可能な主な取引所Bitget(海外取引所)
CoinMarketCapの2026年2月時点での情報

TUSD(TrueUSD)は、米ドルと1対1のレートでペッグされたステーブルコインです。

ステーブルコインとは価格が安定した仮想通貨のことで、TUSDは米ドルの価値に連動するよう設計されています。

米ドルと連動するステーブルコインの一種

TUSD(TrueUSD)は、米ドルと連動する価格設計がなされたステーブルコインです。

ステーブルコインとは、価格が安定した仮想通貨のことで、TUSDは米ドルにペッグされています。

米ドルの流動性に連動するため、他の仮想通貨のような価格の大きな変動がありません。

実際には若干の乖離が生じることもありますが、米ドルと強く連動しているのが特徴です。

ERC-20規格に準拠

TUSDはイーサリアムのブロックチェーン上でERC-20規格に準拠したトークンとして発行されています。

これにより、イーサリアムのエコシステムとの互換性が高く、様々なサービスやアプリケーションで利用できるメリットがあります。

スマートコントラクトとの連携も容易で、DeFiを含む幅広い用途での活用が期待できます。

裏付けとなる資産の管理体制

TUSDは当初TrustToken社によって発行・運営されていましたが、2022年頃にオフショア企業であるTechteryx社に運営が移管されました。

なお、2024年9月には、元の発行元であるTrustToken社とTrueCoin社がSEC(米国証券取引委員会)と和解しています。TUSDの裏付け資産に関する情報開示について問題が指摘されたためです。

現在はChainlink PoR(Proof of Reserve)を統合し、リアルタイムで準備金の透明性を確保する仕組みが導入されています。資産の保管状況や取引記録はブロックチェーン上で追跡できます。

TUSD(TrueUSD)の歴史と変遷

  • 2018年3月:TrueUSDが発行開始
  • 2018年4月:BittrexやBinanceなど主要取引所で取り扱い開始
  • 2018年5月:国際法律事務所WilmerHaleと提携
  • 2018年9月:Huobiに上場
  • 2019年2月:バージョン2.0にアップグレードし、送金スピードとセキュリティ強化
  • 2019年5月:米国内で使用可能な最初のステーブルコインに
  • 2020年3月:DeFiプロトコルのCompoundに採用
  • 2021年4月:取引所Coinbaseに上場
  • 2021年6月:Algorandでの発行開始、スピードとスケーラビリティ向上
  • 2022年:Techteryx社への運営移管
  • 2023年:Chainlink PoR(Proof of Reserve)を統合、準備金の透明性向上
  • 2024年9月:TrustToken社とTrueCoin社がSECと和解

TUSD(TrueUSD)を保有するメリット

TUSD(TrueUSD)を保有するメリットとしては以下の点が挙げられます。

米ドルと連携していて価格が安定している

米ドルとの強い連動性から、TUSDの価格は比較的安定しています。

他の暗号資産が大きく価格変動する中で、TUSDは相対的に安定しているため、リスクを抑えた投資を行いたい人にとって有益です。

TUSDは主要なステーブルコインの一つとして認知されており、複数のブロックチェーンで利用できるため、幅広い用途で活用できます。

価値担保の仕組みが整っている

TUSDは、発行済みトークンと同額の米ドルが準備金として保管され、ユーザーはTUSDを米ドルと1対1の比率で交換できる仕組みになっています。

顧客がTUSDを米ドルへ交換した際は、運営元がTUSDのバーン(焼却)を行い、担保資産以上にTUSDが出回らない仕組みを構築しています。

この仕組みにより、市場の変動に左右されない安定した価値を維持することを目指しています。

Chainlink PoRによる透明性確保

TUSDは、Chainlink PoR(Proof of Reserve)を統合した最初の米ドル裏付けステーブルコインです。

この仕組みにより、準備金の状況がリアルタイムで検証され、発行済みトークンと預け入れ資産の比率が継続的に確認されます。

また、取引履歴のブロックチェーン記録とAPI連携により、リアルタイムで資産の透明性を確保しているのも大きな特徴です。

ただし、2024年にはTUSDの準備金に関する問題が発覚し、SECとの和解に至った経緯があるため、投資にあたっては最新の運営状況を確認することが大切です。

仮想通貨トレードの基軸通貨として使える

TUSDは米ドルに連動する価値の基準を提供するため、仮想通貨同士の売買の基準通貨として利用できます。

例えばビットコインをTUSDで売買するといった使い方ができ、取引時のドル換算が楽になります。

送金手数料が安い

ブロックチェーンを利用するため、銀行などを経由した国際送金などに比べて手数料が大幅に安く済みます。

マイクロペイメントなどの小口の送金に向いています。

様々なブロックチェーンとの互換性がある

イーサリアムをはじめ、TRON、Avalanche、バイナンススマートチェーン(BSC)、Fantom、Polygonなど12以上のブロックチェーンとの互換性があるため、用途の幅が広がります。

異なるブロックチェーン間でもTUSDを媒介に取引を行えるなど、柔軟な利用が可能です。

TUSD(TrueUSD)のリスク・デメリット

一方で、TUSD(TrueUSD)には以下のようなリスクやデメリットも存在します。

運営体制の変遷とリスク

TUSDは当初TrustToken社が発行していましたが、2022年頃にオフショア企業のTechteryx社に運営が移管されました。

2024年9月には、元の発行元であるTrustToken社とTrueCoin社がSEC(米国証券取引委員会)と和解しています。準備金の一部が投機的なオフショアファンドに投資されていたことが問題視されました。

このような運営体制の変遷や過去の問題を踏まえると、投資にあたってはTUSDの最新の運営状況を継続的に確認することが重要です。

法規制の影響を大きく受ける

ステーブルコインに対する金融当局の規制強化も、TUSDが抱えるデメリットの一つです。

2022年5月にステーブルコインのUST(TerraUSD)で価値の乖離が起こり、それによって暗号資産市場全体が暴落したことをきっかけに、世界中でステーブルコインに対する規制が強まりました。

日本では、2023年6月に改正資金決済法が施行され、ステーブルコインは「電子決済手段」として定義されました。2025年10月には国内初の円建てステーブルコイン「JPYC」が発行開始されるなど、国内でも規制の枠組みが整備されつつあります。

アメリカでは、2025年6月に上院でGENIUS法案が可決され、ステーブルコイン発行者に対して銀行口座や短期米国債などの流動性の高い資産を準備金として保有することが義務付けられました。

このようにステーブルコインに対する規制は世界中で整備が進んでいるため、TUSDなどのステーブルコインを保有する際は、各国の規制動向に注意することが大切です。

送金速度が遅い場合がある

ブロックチェーンの処理速度によっては、送金までに時間がかかる場合があります。即時送金を必要とする用途には向きません。

最近では速度改善が進むものの、イーサリアムの混雑時の影響は避けられません。

大きな利益を出しにくい

価格が安定している分、大幅な値上がり益は期待できないため、利益率を重視するならTUSDは向いていません。

高利回りを求めるのであれば、ボラティリティの高い他の仮想通貨を利用した方が適しています。

TUSDとUSDT(テザー)の違い

TUSDとよく似たステーブルコインとして、USDT(テザー)がありますが、発行元や時価総額に違いがあります。

発行元と運営体制

TUSDは当初TrustToken社によって発行されましたが、2022年頃にTechteryx社に運営が移管されました。一方、USDTはTether社によって発行・運営されています。

TUSDはChainlink PoR(Proof of Reserve)を導入し、リアルタイムで準備金の透明性を確保しています。ただし、2024年には準備金に関する問題でSECと和解した経緯があります。

Tether社もUSDTの裏付け資産についての疑惑が指摘されることがありますが、現在も世界最大のステーブルコインとして広く利用されています。

時価総額に大きな差がある

USDTの時価総額は約28兆円(約1,860億ドル)で全暗号資産の中で3位となっていますが、TUSDは約500億円(約4.9億ドル)で84位前後です。(2026年2月時点)

USDTの方が圧倒的に時価総額が大きく、知名度と流通量に大きな差があります。

これはUSDTが2015年に早々にサービスを開始したのに対し、TUSDは2018年と遅れをとったことが影響しています。

先発優位にあったUSDTは仮想通貨業界では早くからステーブルコインの代表格として認知されており、知名度と流通量に差がついた結果が時価総額の差に表れています。

TUSDは過去に時価総額ランキングで上位に位置したこともありましたが、2024年の準備金問題などを経て現在は規模が縮小しています。

TUSD(TrueUSD)の将来性・今後の見通し

最後に、TUSDの将来性と今後の見通しについて見ていきましょう。

ステーブルコインの需要は高まる見込み

ステーブルコイン全体の需要は更に伸びると予想されており、TUSDもその恩恵を受けるでしょう。

実需の高まりと共に投資対象としての認知も向上することが期待されます。

DeFi等での利用シーンが広がる

DeFiやNFTといった分野での利用が進む中、TUSDの活用シーンも増えていくと考えられます。

ステーブルコインはDeFiの主要通貨として不可欠であり、TUSDの存在感は高まるでしょう。

複数のブロックチェーンに対応

TUSDはEthereum、TRON、Avalanche、BSC、Fantom、Polygonなど12以上の主要なブロックチェーンに対応しています。

複数のチェーンで利用できることで、用途の幅が広がり、様々なDeFiプロトコルやサービスで活用できるのが強みです。

TUSD(TrueUSD)の購入方法

日本国内では、TUSD(TrueUSD)を購入できる取引所は存在しません。

しかし、国内の取引所でBTC(ビットコイン)やETH(イーサリアム)などの仮想通貨を購入し、それを海外の取引所へ送金すれば、海外の取引所でUSDTへ交換できます。

ただし、TUSDはUSDT(テザー)建てで取引されることが多いため、海外取引所で一旦USDTを購入し、そのUSDTをTUSDへ交換するという流れになります。

TUSDを購入するまでの具体的なステップは次のとおりです。

  1. 国内の仮想通貨取引所で口座開設(コインチェックがおすすめ)
  2. 国内取引所へ日本円を入金
  3. 国内取引所でBTCやETHなどを購入
  4. USDCを取り扱っている海外取引所で口座開設(Bitgetがおすすめ)
  5. 購入した仮想通貨を海外取引所へ送金
  6. 海外取引所でUSDT(テザー)を購入する
  7. USDTをTUSDへ交換する

海外取引所へ送金するためのBTCやETHを購入するには、日本で最も利用されているコインチェックがおすすめです。

コインチェックは登録作業がとても簡単、しかもアプリや取引画面が使いやすく、「販売所」ではなく「取引所」を使えばスプレッド・手数料無料でビットコインを購入できます。

TUSDを購入する際の取引所としては、Bitgetがおすすめです。

Bitgetは世界中1,000万人以上に利用されている超大手取引所で、取り扱い銘柄は500種類以上もあり、独自トークン「BGB」保有で手数料優遇などのサービスが充実しています。

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この記事を書いた人

ADPLAN GLOBAL編集部のアバター ADPLAN GLOBAL編集部 ADPLAN GLOBAL編集部

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