FTMO(エフティーエムオー)は、プロップトレーディング業界の先駆者として、世界中のトレーダーから高い評価を得ています。
最大200万ドル(約3億円)の運用資金を提供しており、最大90%の利益分配を実現するFTMOは、トレーディングスキルには自信があるものの、十分な資金力を持たないトレーダーにとって、大きなチャンスを提供してくれます。
この記事では、FTMOの特徴や仕組み、メリットとデメリットなどを詳しく解説していきます。
最大200万ドル(約3億円)資金提供・90%の利益配分を受けられる!
公式サイト:https://ftmo.com/en/
※当業者は日本で金融商品取引業の登録を受けていないため、日本居住者は利用をお控えください
プロップファームとは
FTMOは「プロップファーム」というサービスの一つですが、そもそもプロップファーム自体を知らない人が多いので、まずはプロップファームの仕組みについて説明します。
プロップファームは、一般のトレーダーでも大口トレーダーになれるチャンスを提供する仕組みです。
簡単に言えば、多額の資金を運用する会社があなたにお金を貸してくれて、そのお金で取引させてくれるのです。
一般的なFX取引では、自分のお金を使って取引しますが、プロップファームでは会社のお金を使います。
もちろん、ただお金を貸してくれるわけではなく、基本的にはまず腕試しの期間があり、そこで良い成績を出せたら本当のプロトレーダーとして認められます。
晴れてプロトレーダーになれたら、取引で得た利益の一部を分配してもらえます。
例えば分配率80%のプロップファームなら、100万円の利益を出したら、その80%の80万円があなたのものになることもあります。
逆に、損失を出した場合は会社の負担となるため、自分のお金を失うリスクがなく、大きな取引にチャレンジできるのが魅力です。
ただし、会社のお金を使うので厳しいルールも設けられていて、一日で大きな損失を出したり、危険な取引をしたりすると、すぐに失格になってしまいます。
プロップファームは、FXの腕に自信はあるけどまとまったお金がない人や、プロのトレーダーを目指している人にぴったりの仕組みと言えるでしょう。
FTMOの良い評判・メリット
最大90%という業界トップクラスの利益分配率
FTMOは、プロップファーム業界の中でも最大90%という非常に高い利益分配率を提供しています。
利益分配率とは、トレーダーが獲得した利益のうち、トレーダー自身が受け取ることができる割合のことを指します。
多くのプロップファームでは、利益分配率が50~80%程度に設定されていることが一般的ですが、FTMOでは、トレーダーの実力次第で最大90%もの利益を受け取ることが可能となっています。(初期は80%、スケーリングの利用で90%)
信頼性が高く出金実績が豊富
FTMOは、2014年の設立以来、多くのトレーダーに利用されてきた実績があり、高い信頼性を誇っています。
Forbes誌に取り上げられたり、Deloitte Technology Fast 50に3年連続で選出されたりと、外部からも高い評価を受けています。
これまでに、FTMOを通じて数百万ドル以上の利益が出金されており、出金実績も非常に豊富です。
こうした実績や外部評価は、FTMOの信頼性の高さを裏付けるもので、安心して使うことができます。
FXに限らず株式・暗号通貨・商品・指数など幅広い資産を取引できる
FTMOでは、FXだけでなく、株式・暗号通貨・商品・株式指数など、様々な資産を取引できます。
FXに限らず、多様な資産を取引できることで、トレーダーは自身の得意な銘柄や関心のある領域に合わせて柔軟に取引を行うことができます。
また、FX市場や休場で取引できない休日でも、年中無休の暗号通貨で利益を狙うことも可能です。
リスク管理や収益拡大に役立つ独自ツールがある
FTMOでは、トレーダーの取引をサポートするために、リスク管理や収益拡大に役立つ独自のツールを提供しています。
例えば、「FTMO MetriX」は、トレーダーの取引パフォーマンスを詳しく分析し、具体的な改善点を明らかにするためのツールです。
また、「FTMO Mentor」は、トレーダーの取引心理をサポートし、一貫性のある取引を行うための助言を行ってくれます。
FTMOは、こうしたトレードに役立つツールを提供することで、トレーダーの成長を促すとともに、自社の利益拡大も狙っています。
MT4・MT5・cTraderに対応
FTMOでは、MetaTrader 4(MT4)・MetaTrader 5(MT5)・cTraderという3つの主要な取引プラットフォームに対応しています。
MT4とMT5は、多くのトレーダーに利用されている代表的な取引プラットフォームであり、使いやすいインターフェースと豊富な機能を備えています。
一方、cTraderは、より高度な取引機能を求めるトレーダーに人気のプラットフォームで、MetaTraderにはない嬉しい「かゆいところに手が届く機能」が盛りだくさんです。
FTMOでは、これらの取引プラットフォームを無料で利用することができ、トレーダーは自身の好みや取引スタイルに合わせて好みのプラットフォームを選べます。
複数の取引プラットフォームに対応していることは、トレーダーにとって大きなメリットと言えるでしょう。
最大200万ドルまで運用資金を増やせる
FTMOでは、トレーダーのパフォーマンスに応じて、運用資金を最大200万ドル(約3億円)まで増やせる「スケーリングプラン」を提供しています。
スケーリングプランを利用する条件は、直近4ヶ月で最低10%の利益を達成して、2回以上の利益出金を行っていることです。
この条件を満たしていれば、初期口座残高の25%が上乗せされて増額され、利益配分率が初期の80%から90%へ上がります。
スケーリングは4ヶ月に1回申請でき、スケーリングを重ねていくことで最終的に200万ドルもの大口の運用資金を得ることが可能となります。
月利換算で2.5%以上の利益をコンスタントに得られるトレーダーであれば、このスケーリングプランを活用することで、将来的に莫大な利益を稼げるでしょう。
プロトレーダーに合格すれば参加費が返ってくる
FTMOでは、プロトレーダー(FTMOトレーダー)に認定されると、最初に払った参加費が返還されます。
プロトレーダーになるためには、「FTMOチャレンジ」と「検証フェーズ」の2段階の評価プロセスをクリアする必要があり、途中で失格となった場合は参加費は戻ってきません。
しかし、晴れてプロトレーダーに認定されれば、初回の利益出金時に参加費が全額戻ってくるので、実質的に無料でFTMOのサービスを利用できることになります。
合格者が多くノウハウや助言が豊富
FTMOは、これまでに10,000人以上のトレーダーが利用してきた実績があり、多くの合格者を輩出しています。
合格者とは、FTMOの評価プロセスをクリアし、実際に資金提供を受けて取引を行っているトレーダーのことを指します。
FTMOには、こうした合格者たちによる豊富なノウハウや助言が蓄積されています。
例えば、FTMOのウェビナーやブログには、合格者たちが自身の取引手法やマインドセットを共有しているコンテンツがたくさん用意されています。
また、FTMOのコミュニティでは、合格者同士が情報交換を行い、お互いの取引を高め合っています。
こうした合格者たちの知見は、これからFTMOに挑戦しようとするトレーダーにとって非常に貴重なものとなるでしょう。
FTMOの悪い評判・デメリット
参加費が高額
FTMOのチャレンジに参加するためには、一定の参加費を支払う必要があります。
この参加費は、資金提供の金額によって異なりますが、最も少額の$10,000(約150万円)の場合でも、€155(約27,000円)かかります。
さらに、資金提供額が増えるにつれて参加費も高くなっていき、最高額の$200,000の場合では€1,080(約19万円)にもなります。
これは、他のプロップトレーディング会社と比べても比較的高額であり、初心者トレーダーにとってはハードルが高いと感じられるかもしれません。
ただし、参加費は、チャレンジに合格して運用資金を得ることができれば、初回の利益分配で返金されるシステムになっています。
とはいえ、初期投資としての参加費の高さは、FTMOのデメリットの一つと言えるでしょう。
FTMOチャレンジと検証フェーズの2段階をクリアする必要がある
FTMOで運用資金を得るためには、「FTMOチャレンジ」と「検証フェーズ」の2段階の評価プロセスをクリアする必要があり、運用資金を得るまでに、2度のハードルをクリアしなければなりません。
ステップ1のFTMOチャレンジでは、4日以上の取引を行い、+10%の利益率を達成する必要があります。
ステップ2の検証フェーズでは、4日以上の取引を行い、+5%の利益率を達成する必要があります。
例えば、資金提供額が$10,000なら、ステップ1(FTMOチャレンジ)では$1,000以上の利益を得て残高を$11,000以上に、ステップ2(検証フェーズ)では$500以上の利益を得て残高を$10,500以上にすることが求められます。
また、FTMOチャレンジと検証フェーズどちらも、1日あたりの許容損失率を5%に、全体の許容損失率を10%に抑えなくてはなりません。
トレーダーのスキルや資質を厳しく評価するために、このような試験を設けていますが、一方で時間と労力がかかることは否めません。
FTMOチャレンジの利益目標が10%と比較的高め
FTMOチャレンジの利益目標は10%に設定されており、他のプロップトレーディング会社と比べると比較的高めです。
多くのプロップファームでは、5~8%程度の利益目標が一般的ですが、FTMOでは10%とやや高めに設定されています。
利益目標を確実にクリアするためには、安定的に利益を積み重ねていく必要があり、トレーダーにとってはプレッシャーになる可能性があります。
特に、初心者トレーダーや、リスクを抑えめにとる傾向のあるトレーダーにとっては、10%の利益目標は達成が難しいと感じられるかもしれません。
ただし、FTMOでは、チャレンジ期間に制限はなく、どれだけ時間をかけても利益目標さえクリアすれば次のステップへ進めます。
出金が14日に1回しかできない
FTMOでは、利益の出金を14日に1回しか行うことができません。
これは、毎日や毎週の出金に対応しているプロップファームもあることを考えると、出金頻度がやや低いと言えます。
得た利益をすぐに出金して、生活費や他の投資へ充てたいと考える方もいるかもしれませんが、すぐに出金できないことを考慮して、余裕のある資金計画を立てましょう。
また、出金申請から実際の入金まで最大で5営業日かかることもあり、トレーダーにとっては資金繰りの面で不便に感じられる可能性があります。
日本語のカスタマーサポートがない
FTMOは、グローバルに展開するプロップファームですが、日本語でのカスタマーサポートは提供されていません。
カスタマーサポートは、英語を中心に、ドイツ語、フランス語、スペイン語など、13言語での対応が可能ですが、日本語は含まれていません。
ウェブサイトも日本語表示には対応していないため、日本語でないと抵抗を感じる方は、機械翻訳を使う必要があります。
ただし、世界的に利用者の多いFTMOは、日本人トレーダーにも利用されていて、日本語で解説や紹介をしているブログ・ウェブサイトなどがあります。
公式のカスタマーサポートは日本語対応していませんが、先人たちの情報を活用することで、大抵の問題は解決できるはずです。
FTMOのプラン
FTMOのプランは、$10,000〜$200,000の5段階に分かれていて、初期資金が高額になるほど参加費も高くなります。
初期資金 | $10,000 (約160万円) | $25,000 (約400万円) | $50,000 (約800万円) | $100,000 (約1,600万円) | $200,000 (約3,200万円) |
---|---|---|---|---|---|
参加費 | €155 (約27,000円) | €250 (約43,600円) | €345 (約60,200円) | €540 (約94,200円) | €1,080 (約188,500円) |
ステップ1利益目標 | 10% | 10% | 10% | 10% | 10% |
ステップ2利益目標 | 5% | 5% | 5% | 5% | 5% |
最低取引日数(各ステップ) | 4日 | 4日 | 4日 | 4日 | 4日 |
1日の最大損失率 | -5% | -5% | -5% | -5% | -5% |
全体の最大損失率 | -10% | -10% | -10% | -10% | -10% |
利益配分率 | 80% | 80% | 80% | 80% | 80% |
スケーリング | 最大$2,000,000 最大90% | 最大$2,000,000 最大90% | 最大$2,000,000 最大90% | 最大$2,000,000 最大90% | 最大$2,000,000 最大90% |
最大200万ドル(約3億円)資金提供・90%の利益配分を受けられる!
公式サイト:https://ftmo.com/en/
※当業者は日本で金融商品取引業の登録を受けていないため、日本居住者は利用をお控えください
FTMOのスケーリング
FTMOのスケーリングプランは、トレーダーの実力に応じて運用資金を増額していく画期的な仕組みです。
トレーダーの実力に応じて運用資金と利益分配率を段階的にアップグレードすることで、トレーダーの成長意欲を刺激し、FTMOにとっても優秀な人材の育成につながるため、Win-Winの関係と言えるでしょう。
トレーダーは自身のスキルを磨き、着実に利益を積み重ねることで、大口の運用資金を目指すことができます。
最短4ヶ月毎に25%増額(最大200万ドルまで)
スケーリングプランを利用する具体的な条件は以下の通りです。
- 4ヶ月連続で+10%(月平均2.5%以上)の利益率を達成すること
- 最低2回の出金を行うこと
これらの条件を満たせば、自動的に運用資金が25%増額され、利益分配率も80%から90%にアップグレードされます。
例えば、$10,000でスタートしたトレーダーが条件を満たせば、4ヶ月後に$12,500、さらに優秀な成績を収め続ければ、最大200万ドル(約3億円)まで資金規模を拡大することが可能です。
増額後も一日5%・全体10%の損失ルールは変わらない
運用資金が増額されても、1日あたりの最大損失額(5%)と合計の最大損失額(10%)のルールは変わらず、失格条件もそのままです。
大口の運用資金を動かすためには、それに見合ったスキルとメンタル、そして資金管理の能力が求められます。
FTMOのルールを遵守し、過度なリスクを取らず、バランスの取れたトレーディングを心がけることが重要です。
FTMOの出金
FTMOでは、トレードで得た利益配分を簡単かつスピーディーで、しかも手数料無料で引き出すことができます。
8時間以内に出金処理完了
FTMOでは、トレーダーが利益を出金する際、銀行送金、Skrill、ビットコインといった様々な方法から選べます。
FTMOのマイページから出金リクエストを行うと、承認後、なんと8時間以内に出金処理が完了します。
これは、数あるプロップファームの中でもトップクラスの速さで、銀行送金であれば通常は5営業日以内に着金します。
出金は14日に1回
FTMOでは、出金頻度に14日1回という制限を設けています。
これは、出金処理に伴う事務コストを削減し、トレーダーにより良い取引環境を提供するためです。
同時に、短期的な利益に囚われず、長期的な視点でトレーディングに取り組むことを促す効果も期待できます。
最低出金額は50ドル/ユーロ
FTMOの出金額は、トレーダーの利益であれば自由に設定できます。
ただし、トレード口座の基軸通貨によって最低出金額が定められており、例えば、米ドルの場合は$50、ユーロの場合は€50です。
少額から利益を引き出せるので、着実に利益を出金したいトレーダーにとって嬉しい条件と言えるでしょう。
また、出金するために最低利益率を達成する必要はなく、たとえ利益率が低くても、利益が出ている限りはいつでも出金できます。
出金手数料ゼロ
FTMOでは、なんと出金手数料が一切かからず、他のプロップファームと比較しても大きなメリットです。
せっかく稼いだ利益が手数料で目減りしてしまう心配がなく、トレーダーは安心して利益を自分のものにできます。
FTMOの禁止事項・失格条件
FTMOにはいくつかの禁止事項や失格条件があり、それらを守らないと失格となり、試験やトレードを続けられなくなります。
ルールを知らないまま挑戦してしまうと、プランの購入代金が無駄になりかねないので、事前にしっかり理解しておきましょう。
1日の損失が5%、または全体の損失が10%を超えた場合
FTMOでは、1日の損失が5%を超えるか、または全体の損失が10%を超えた場合に即座に失格となります。
例えば、口座の初期残高が$10,000の場合、1日に$500以上の損失を出すか、通期で$1,000以上の損失を出した場合は失格となります。
トレーダーはこの厳しい基準を常に意識しながら、慎重かつ効果的な取引を行う必要があります。
経済指標前後2分間の新規注文・決済
FTMOでプロトレーダー(FTMOトレーダー)へ昇格したら、重要な経済指標の前後2分間は、新規注文と決済が禁止されています。
ステップ1(FTMOチャレンジ)とステップ2(検証フェーズ)では、このルールは適用されません。
ただし、FTMOチャレンジを始める際に、長期トレード向けの「スイング口座」を選ぶことで、経済指標時にも問題なくトレードできるようになるため、心配な方はスイング口座を使いましょう。
休日のポジション持ち越し
FTMOでは、FXやCFDにおける休日のポジション持ち越しは禁止されており、いわゆるロールオーバーができません。
ただしこちらに関しても、「スイング口座」にはこのルールが適用されないため、ポジションを持ち越す長期トレードをしたい方におすすめです。
マーチンゲール手法(倍賭け法)の使用
FTMOでは、マーチンゲール手法の使用が禁止されています。
マーチンゲール手法とは、損失が出るたびに取引量を倍に増やしていく手法で、倍賭け法とも呼ばれます。
マーチンゲールは、最終的に一回でも勝てば過去の損を全て取り戻せるという考えに基づいたものですが、連続して負けが続くと急激に損失が膨らみ、破産する確率が極めて高い手法です。
マーチンゲールと疑われるのを防ぐため、ポジションを大幅に増額することは避けましょう。
FTMOの口座開設・始め方
まずは、FTMOの公式サイトへアクセスして、新規登録ページから登録を行います。
最大200万ドル(約3億円)資金提供・90%の利益配分を受けられる!
公式サイト:https://ftmo.com/en/
※当業者は日本で金融商品取引業の登録を受けていないため、日本居住者は利用をお控えください
入力項目はすべて英語で、氏名はローマ字で、電話番号は国番号と番号に分けて入力しましょう。
各種規約に同意するチェックを入れたら、ロボット避けのチェックを行い、【Register】ボタンをクリックして次へ進みましょう。
登録を行うと、登録したメールアドレス宛てにメールが届くので、メール内の【Verify email】ボタンをクリックして認証作業を行いましょう。
口座の通貨、初期資金、口座タイプ、取引プラットフォームを選びましょう。
- 口座の通貨(Trading Account Currency):USD・EUR・CZK・GBP・AUD・CAD・CHFから選ぶ
- 初期資金(Account Balance):$10,000〜$200,000の5段階から選ぶ
- 口座タイプ(Account Type):FTMO口座とFTMO Swing口座から選ぶ(Swing口座は経済指標やポジションの休日持ち越しが可能だが、レバレッジが最大30倍へ制限される)
- 取引プラットフォーム(Platform):MT4・MT5・cTrader・DXtradeから選ぶ
続いて、Billing Infoにて「City」(市区町村と都道府県)、「Street」(以降の住所)、「Postal Code」(郵便番号)を入力します。
最後に、利益の支払い通貨(Payment Currency)をUSD・EUR・CZK・GBPから選び、【Confirm & Proceed to payment】ボタンをクリックして参加費の支払いへ進みましょう。
FTMOで利益を得た場合の税金
FTMOで利益を得た場合の税金について、多くのトレーダーが疑問を抱えています。
日本国内の業者を使ったFX取引では、分離課税で税率は一律20.315%となりますが、プロップファームでの収益は総合課税で累進税率が適用され、通常のFX取引とは申告方法や税率が大きく異なります。
税金の取り扱いは複雑で、トレーダーの取引状況や収益規模によっても変わってくる可能性があるため、税理士などの専門家に相談することをおすすめします。
雑所得として確定申告が必要
FTMOでの利益は、多くの場合「雑所得」として扱われる可能性が高いです。
雑所得とは、他の所得区分に当てはまらない所得のことを指します。
海外FX取引の利益も通常は雑所得として扱われるため、FTMOの収益も同様の扱いを受けることが考えられます。
雑所得として申告する場合、確定申告が必要となり、確定申告は原則として毎年2月16日から3月15日までの期間に行う必要があります。
雑所得の場合、収入から必要経費を差し引いた金額が課税対象となります。
FTMOの場合、収入は受け取った報酬、必要経費はプラン購入費などが該当するでしょう。
初めて確定申告を行う場合は、税務署に相談するか、税理士に依頼することをおすすめします。
事業所得にできる可能性も
FTMOでの収益を「事業所得」として申告できる可能性もあります。
事業所得とは、個人が事業から得た所得のことを指します。
税理士の見解によると、「プロ」トレーダーとして活動している場合、基本的に事業所得となる可能性が高いとされています。
事業所得として申告するメリットとしては、経費の範囲が広くなることが挙げられます。
例えば、取引に使用するパソコンやソフトウェア、オフィス賃料なども経費として計上できる可能性があります。
ただし、事業所得として認められるかどうかは、取引の規模や頻度、継続性などが考慮され、副業程度の取引では雑所得として扱われる可能性が高いでしょう。
事業所得として申告するかどうかは、個々の状況によって判断が分かれる部分で、明確な基準はないため、予め税務署に相談するか、税理士のアドバイスを受けることをおすすめします。
所得税5%~45%+住民税10%が課税される
FTMOでの利益に対しては、所得税と住民税が課税されます。
所得税は、累進課税によって所得が多いほど高い税率が適用され、所得の金額に応じて5%から45%の税率が適用されます。
具体的には、195万円以下の場合は5%、195万円を超え330万円以下の場合は10%というように段階的に上がっていき、最高税率の45%は年間所得が4,000万円を超える場合に適用されます。
所得税に加えて、一律10%の住民税も課税されます。
例えば、年間500万円の利益があった場合、所得税は約20%、住民税10%で、合計約30%の税金がかかることになります。
ただし、これはあくまで目安であり、他の所得や控除などによって実際の税率は変わります。
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