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Fintokei速攻プロプランはどう?メリット・デメリット徹底解説

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FXプロップファームFintokei(フィントケイ)では、「チャレンジプラン」「速攻プロプラン」「入門プラン」の合計3つのプランがあり、この記事では「速攻プロプラン」のルールや失格条件などについて詳しく解説します。

速攻プロプランを簡単に説明すると、プロトレーダーの認定試験が無く、すぐにプロップトレーダーとして活動を始められるプランです。

なお、Fintokeiがどのようなサービスか知りたい人は、詳細レビュー記事「Fintokeiの評判」をお読みください。

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公式サイト:https://www.fintokei.com/jp/
※当業者は日本で金融商品取引業の登録を受けていないため、日本居住者は利用をお控えください

この記事の目次

Fintokeiの速攻プロプランとは?

Fintokeiの速攻プロプラン(SwiftTrader)は、トレード試験なしで即座にプロトレーダーになれるサービスです。

チャレンジプラン(ProTrader)では、STEP 1とSTEP 2のトレード試験を合格した後に、プロトレーダーとして資金提供を受けられますが、速攻プロプランなら、プランを購入するだけですぐにプロトレーダーとして取引を始められます。

ただし、この手軽さと引き換えに、資金提供額や利益配分率はチャレンジプランよりも低めに設定されています。

具体的には、チャレンジプランでは最大5,000万円(エメラルドプラン)の資金提供を受けられるのに対し、速攻プロプランでは最大でも500万円(ダイヤモンドプラン)までです。

利益配分率についても、チャレンジプランでは利益に対する80%が配分されるのに対し、速攻プロプランでは50%となっています。

また、初回出金には10%の利益目標が設定されており、これを達成するまで出金することはできません。

速攻プロプランは、すぐに資金提供を受けてプロップトレーダーとして活動したい方には適していますが、多額の資金提供を受けたい方には魅力の薄いプランといえるでしょう。

速攻プロプランのプラン一覧

Fintokeiの速攻プロプランには、5種類のプランが用意されています。

それぞれ「ブロンズ」「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」「ダイヤモンド」と名付けられており、プラン購入金額と初期資金(投資資金)が異なります。

スクロールできます
ブロンズシルバーゴールドプラチナダイヤモンド
初期資金20万円50万円100万円200万円500万円
参加費15,800円29,800円58,800円118,800円298,800円
1日の最大損失率無し無し無し無し無し
全体の最大損失率-10%-10%-10%-10%-10%
利益配分率50%50%50%50%50%
スケーリング最大200万円
最大90%
最大500万円
最大90%
最大1,000万円
最大90%
最大2,000万円
最大90%
最大5,000万円
最大90%

最も安価なブロンズプランは、購入金額15,800円で20万円の初期資金が提供されます。

一方、最高額のダイヤモンドプランは、購入金額298,800円で500万円の初期資金を得られます。

ただし、各プランの初期資金を購入金額で割った値を「倍率」として比較すると、興味深い結果が見えてきます。

最も倍率が高いのはゴールドプランで約17倍ですが、プラチナやダイヤモンドプランは、より多くの初期資金を得られるものの、倍率は若干低下します。

そのため、資金効率だけを重視するなら、ゴールドプランが最もコスパの良いプランといえます。

プラン購入金額初期資金倍率
(初期資金÷購入金額)
ブロンズ15,800円20万円12.6倍
シルバー29,800円50万円16.7倍
ゴールド58,800円100万円17.0倍
プラチナ118,800円200万円16.8倍
ダイヤモンド298,800円500万円16.7倍

ただし、プラン選択の際は単純な倍率だけでなく、自身の予算や目標とする取引規模なども考慮して、無理のない範囲でプランを選びましょう。

速攻プロプランのスケーリング

速攻プロプランにも、チャレンジプランと同様に「スケーリング」という仕組みが用意されています。

スケーリングとは、一定の条件を満たすことで取引資金や利益分配率をアップできるシステムです。

速攻プロプランのスケーリングには8つのレベルがあり、レベルが上がるごとに取引資金と利益分配率が高くなります。

スクロールできます
ブロンズシルバーゴールドプラチナダイヤモンド
初期資金20万円50万円100万円200万円500万円
参加費15,800円29,800円58,800円118,800円298,800円
1日の最大損失率無し無し無し無し無し
全体の最大損失率-10%-10%-10%-10%-10%
利益配分率50%50%50%50%50%
スケーリング最大200万円
最大90%
最大500万円
最大90%
最大1,000万円
最大90%
最大2,000万円
最大90%
最大5,000万円
最大90%

例えば、レベル1では利益分配率55%、取引の初期資金20万円~500万円ですが、最高のレベル8では利益分配率90%、初期資金はレベル1の10倍にまで上昇します。

スケーリングの条件は、初回出金時または最後のスケーリング時から累積して+10%の利益を達成し、かつ2か月以上が経過していることです。

初回出金に必要な10%と合わせると、最初のレベルアップには合計+20%の利益を出す必要があります。

継続して安定したパフォーマンスを出せるトレーダーは、スケーリングを活用することで、より大きな資金で取引できるようになり、さらに高い利益を得られる可能性が広がります。

速攻プロプランで稼ぐまでの流れ

STEP
プランを購入

まずは、Fintokeiの公式サイトへアクセスし、速攻プロプランの5種類のプランの中から自分に適したものを購入します。

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購入手続きが完了すると、すぐにプロトレーダー口座が開設されます。

ただし、実際の取引を始める前に本人確認書類の提出が必須で、顔写真付きの身分証明書(免許証・パスポート・マイナンバーカードのいずれか)を撮影してアップロードする必要があります。

本人確認が完了すると、プランに応じた初期資金が口座に反映されます。

STEP
プロトレーダーとして取引

プロトレーダー口座が開設されたら、いよいよ実際の取引を始められます。

速攻プロプランでは、FX通貨ペアや貴金属、エネルギー、株価指数などの多様な商品を取引することができます。

取引にはMT4やMT5、cTraderなどのプラットフォームを使用します。

取引を行う際は、速攻プロプランの失格条件や禁止事項を常に念頭に置き、利益を目指してトレードしましょう。

STEP
利益が出たら出金

速攻プロプランで利益が出た場合、その50%を出金することができます。

ただし、初回出金には10%の利益目標があり、これを達成するまでは出金できません。

また、出金申請は、口座開設もしくは最後の出金から14日以上経過している必要があります。

出金方法は銀行送金か仮想通貨送金を選べますが、手数料の観点から銀行送金がおすすめです。

速攻プロプランの失格条件は全体の損失率10%

速攻プロプランの主な失格条件は、全体の損失率が10%に達することです。

失格ラインの計算方法は、チャレンジプランとは異なる点に注意が必要です。

速攻プロプランでは、毎日サーバー時間0時時点の有効証拠金が記録され、その中で最も高かった金額を基準に計算されます。

具体的には、過去最高の有効証拠金から10%下落したポイントが失格ラインとなり、一度失格ラインが上がると下がることはありません。

例えば、これまでの最高有効証拠金が100万円だった場合、90万円が失格ラインとなります。

ただし、出金を行った場合は失格ラインが再計算されます。

失格ラインは、Fintokeiのマイページからすぐに確認することができるので、こまめにチェックして失格にならないようにリスクを抑えたトレードを心がけましょう。

また、チャレンジプランとは異なり、1日の最大損失率5%という条件はありません。

速攻プロプランの注意点

プラン購入費用を返金するお祝い金制度がない

速攻プロプランには、チャレンジプランにある「お祝い金」制度が存在しません。

チャレンジプランでは、プロトレーダーになった際に初回出金時にプラン購入費用が返金されます。

しかし、速攻プロプランではそもそもプロトレーダーになるための試験が存在しないことから、このお祝い金制度もありません。

そのため、速攻プロプランに取り組む際には、プラン購入費用を回収するまでにどれくらいの期間と利益が必要かを予め計算しておくことが大切です。

初期の利益配分率は50%と低い

速攻プロプランの初期利益配分率は50%に設定されています。

チャレンジプランが利益配分率80%であることを考えると、比較すると明らかに不利な条件で、同じ額の利益を出した場合でも、受け取れる金額に大きな差があります。

例えば、100万円の利益を出した場合、チャレンジプランでは80万円を受け取れるのに対し、速攻プロプランでは50万円しか受け取れません。

ただし、速攻プロプランにもスケーリングシステムが存在し、条件を満たすことで最大90%まで利益配分率を上げることができます。

ただし、スケーリングのレベルを上げるためには、それなりの時間と安定したパフォーマンスが要求されるため、誰もがその恩恵にあやかれるわけではありません。

最大レバレッジは50倍(チャレンジプランは100倍)

速攻プロプランの最大レバレッジは50倍に設定されていて、チャレンジプランの最大レバレッジ100倍と比較すると半分の数値です。

50倍のレバレッジでも十分に大きな取引が可能ですが、100倍と比較すると取引可能な金額が半分になり、短期トレードにおいては不足を感じることがあるかもしれません。

30日に1回以上はトレードする必要がある

Fintokeiの速攻プロプランでは、30日間に少なくとも1回はトレードを行う必要があります。

30日間一度もトレードを行わないと、口座が凍結されてしまう可能性があるので、複数の口座を運用している場合は特に注意しましょう。

ただし、無理にトレードする必要はなく、良いトレードチャンスがない場面では、最小ロットで1回だけトレードを行うなどの対応も可能です。

1ロット$6の外付けの取引手数料がかかる

Fintokeiのトレード口座では、通常のスプレッドに加えて外付けの取引手数料が発生します。

取引手数料は1ロットあたり往復で$6となっていて、表示上のスプレッドに加えて、0.6pipsに相当する取引コストがかかる計算です。

特に、頻繁に取引を行うデイトレードやスキャルピングを行う場合は、手数料の影響が大きくなり、小さな利益を狙って頻繁に取引を行うと、手数料によって利益が相殺されてしまう可能性があります。

そのため、取引を行う際は、期待される利益が手数料を上回るかどうかを常に考慮する必要があります。

15秒以内のスキャルピングは禁止

Fintokeiの速攻プロプランでは、15秒以内のスキャルピングが禁止されています。

スキャルピングとは、非常に短い時間枠で頻繁に取引を行い、小さな価格変動から利益を得る取引手法です。

15秒以内のスキャルピングが累計取引量の10%以上を占めると、警告メールが送られます。

さらに、50%以上が15秒以内のスキャルピングだった場合、失格となる可能性があります。

この規則は、2024年5月6日以降に購入したプランに適用されます。

それ以前に購入したプランでは、30秒以内のスキャルピングが禁止されていました。

ただし、15秒以上のスキャルピングは制限なく行うことができ、偶然15秒以内に決済してしまった場合でも、即座に失格になることはありません。

トレーダーは、短期的な価格変動を狙うのではなく、より大きなトレンドや価格変動を捉えることが求められます。

マーチンゲール取引・ナンピンは条件付きで可能だが注意が必要

Fintokeiのチャレンジプランでは、マーチンゲール取引やナンピンと呼ばれる手法について、条件付きで許可されていますが、注意が必要です。

マーチンゲールとは、損失が出た場合に次の取引で掛け金を倍にして、連敗しても最後の一回だけ勝てればそれまでの損失分を取り戻せる手法です。

ナンピンとは、含み損を抱えた状態で追加で同じ方向のポジションを取ることで、その後の反転で一気にプラマイゼロやプラスへ持ち越そうとする手法です。

2024年5月6日以降に購入したプランでは、Fintokeiが提供するマーチンゲール判定計算機を基準に、マーチンゲール取引に該当するかどうかが判断されます。

マーチンゲールやナンピンは、短期的には損失を取り戻す可能性がありますが、一度の大きな損失で、それまでの利益を全て失う危険をはらんでいます。

複数口座の所有は可能だが総額2,000万円まで

Fintokeiの速攻プロプランでは、一人で複数の取引口座を所有できます。

ただし、全口座の初期資金の総額が2,000万円を超えないという制限が設けられています。

例えば、初期資金500万円のダイヤモンドプランを3口座+200万円のプラチナプランを2口座を所有した場合、初期資金の総額は1,900万円となり、制限内に収まります。

複数口座を所有することで、異なる取引戦略を同時に実行したり、リスクを分散させたりすることができます。

また、異なる通貨ペアや商品を取引する際に、専用の口座を設けることも可能です。

ただし、複数口座を管理する際は、それぞれの口座で30日に1回以上のトレードを行う必要があることに注意が必要です。

また、各口座の失格条件(全体の損失率10%)も個別に適用されます。

複数口座の運用は、経験豊富なトレーダーにとっては有効な戦略となり得ますが、初心者の方はまず1つの口座に集中することをおすすめします。

初回出金には10%の利益目標がある

速攻プロプランでは、初期資金に対して10%の利益を出すまでは、初回の出金ができません。

例えば、100万円の初期資金で取引を開始した場合、10万円の利益を出すまでは出金申請ができません。

10%の利益目標は、一見するとそれほど高くないように思えるかもしれませんが、実際のトレードでは、安定して10%の利益を出すことは決して容易ではありません。

また、この利益目標は初回出金時のみに適用され、2回目以降の出金にはこの条件は適用されません。

出金申請は14日間隔で可能

Fintokeiでは、プラン関係なく出金申請は14日間隔で行うことができます。

初回の出金では、プロトレーダーとして取引を始めてから14日後、2回目以降の出金では、前回の出金から14日経っていることが条件となります。

通常のFX取引であれば、基本的に出金したいときにすぐ出金できますが、Fintokeiでは2週間ごとでしか出金できないため、急な出費が必要になったときに対応しにくいのが難点です。

出金時にはすべてのポジションを決済する必要がある

Fintokeiでは、出金申請を行う際にすべてのポジションを決済する必要があり、オープンポジションを抱えた状態では出金できません。

例えば、長期を想定してポジションを保有していたとしても、出金するためには一旦クローズしなければならなくなります。

そのため、トレードチャンスの少ない相場を見極めるなど、出金のタイミングは慎重に選ぶ必要があります。

ブローカーはAxioryのデモ口座

Fintokeiの速攻プロプランでは、取引にAXIORYのデモ口座が使用されます。

AXIORYは大手海外FX会社であり、Fintokeiとパートナーシップを締結しています。

速攻プロプランの有料プランを購入すると、自動的にAXIORYのデモ口座情報がメールで送られてきます。

このメールに記載された口座情報を使って、MT4やMT5、cTraderなどの取引プラットフォームにログインします。

AXIORYの口座を既に持っているかどうかに関わらず、Fintokei用のデモ口座が自動的に作成されるため、別途AXIORYでの口座開設は不要です。

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この記事を書いた人

Yuuji Miyashitaのアバター Yuuji Miyashita 株式会社アドプラン代表取締役

金融工学を学びながら、2020年ファイナンシャルプランナーとしてのキャリアをスタート。最近では、ブロックチェーンやメタバースの最新技術を活用し、金融Webサービスの開発にも取り組んでいます。兼業で株のデイトレードとFXにも取り組んでおり、日々の市場分析を楽しみながら勉強しています。

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