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XMTradingの安全性|取得している金融ライセンス、金融庁未登録の理由は?

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海外FX業者として人気の高いXMTradingですが、日本の金融庁に登録していないことから、「安全性は大丈夫なのか」「詐欺の危険性はないのか」と不安に感じる方も多いのではないでしょうか。

しかし、XMTradingは世界各国で複数の金融ライセンスを取得しており、100万人以上の日本人ユーザーから支持されている実績のあるFX業者です。

本記事では、XMTradingが取得している金融ライセンスの内容や、あえて日本の金融庁に登録していない理由、さらには顧客資産の保護体制やサービスの特徴まで、安全性に関する情報を詳しく解説します。

これからXMTradingの口座開設を検討している方は、この記事を読んで信頼性をしっかりと確認してから、取引を始めることをおすすめします。

なお、XMTradingがどんな業者かを知りたい人は「XMTradingの評判」をお読みください。

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公式サイト:https://www.xmtrading.com/jp/
※当業者は日本で金融商品取引業の登録を受けていないため、日本居住者は利用をお控えください

この記事の目次

XMグループが取得している金融ライセンス

XMTradingは日本人含む一部の地域を対象にサービスを提供している分社で、現在はセーシェルとモーリシャスの金融ライセンスを取得しています。

XMTradingの取得ライセンス
  • Tradexfin Limited:セーシェル金融庁(FSA)(ライセンス番号:SD010)
  • Fintrade Limited:モーリシャス金融サービス委員会(FSC)(ライセンス番号:GB20025835)

その他にも、XMグループとしては数多くのライセンスを取得しており、グローバルに展開する超大手ブローカーに成長しています。

XMグループとしての取得ライセンス
  • Trading Point Holdings Ltd:キプロス証券取引委員会(CySEC)
  • Trading Point of Financial Instruments UK Ltd:英国金融行動監視機構(FCA)
  • Trading Point of Financial Instruments Pty Ltd:オーストラリア証券投資委員会(ASIC)

それぞれの金融ライセンスについて詳しく解説していきます。

キプロス(CySEC)ライセンスの特徴

名称CySEC (キプロス証券取引委員会)
役割キプロスの証券市場の監督
設立年2001年
本拠地キプロス ニコシア
要件・規制内容・顧客資産の分別管理義務
・レバレッジ規制(小口投資家は最大30倍)
・強制ロスカットは証拠金維持率50%以上
・ゼロカットシステムの導入必須
・ボーナス等のインセンティブ禁止
・ICF(投資家補償基金)による最大2万ユーロの補償
公式サイトhttps://www.cysec.gov.cy

CySECはEU加盟国キプロスの金融当局で、かつては規制の甘さが指摘されていましたが、近年はESMA指針に沿い大幅に強化されたことで、EU域内で最も厳格な金融規制の一つを実施しています。

最大30倍レバレッジ制限、ゼロカット義務化、ボーナス提供の禁止など、投資家保護を徹底しています。

加えて、顧客資産の分別管理が義務付けられており、最大2万ユーロまでの投資家補償制度(ICF)への加入も必須となっています。

イギリス(FCA)ライセンスの特徴

名称FCA (英国金融行動監視機構)
役割消費者保護、健全な市場の維持
設立年2013年
本拠地英国 ロンドン
要件・規制内容・顧客資産の分別管理義務
・最大30倍のレバレッジ規制
・破綻時の顧客保護制度(最大85,000ポンドまで補償)
・ボーナスプロモーションによる勧誘は禁止
公式サイトhttps://www.fca.org.uk

FCAは英国の金融行動監視機構で、世界で最も厳格な金融規制当局の一つとして知られています。

FX業者は高額な最低資本要件を満たし、顧客資産を信託保全する必要があるほか、最大30倍までのレバレッジ制限、85,000ポンドの顧客保護制度といった厳しい条件を満たす必要があります。

また、ボーナスによる勧誘は禁止されており、定期的な外部監査を受ける必要があります。

FCAライセンスの取得難易度は極めて高く、認可された業者は堅固な信頼性と投資家保護体制を有しているといえるでしょう。

オーストラリア(ASIC)ライセンスの特徴

名称ASIC (オーストラリア証券投資委員会)
役割オーストラリアの金融市場の監督
設立年1991年
本拠地オーストラリア シドニー
要件・規制内容・顧客資産の分別管理義務
・最大30倍のレバレッジ規制
・マーケットメイクの禁止
・強制ロスカットは証拠金維持率50%以上
・ゼロカットシステムの導入必須
・ボーナス等のインセンティブ禁止
公式サイトhttps://www.asic.gov.au

ASICはオーストラリアの金融市場を監督する機関で、近年は投資家保護を強化する方向で規制を厳格化しています。

具体的には、最大30倍のレバ規制やボーナス禁止、ゼロカット義務など、欧州に並ぶ保護策を整備しています。

金融業者に対しては、最低資産要件や詳しい報告義務を課しており、不正行為にはペナルティが科されます。

結果としてASICのライセンスを取得している業者は世界的にみて信頼性が高く、利用者保護に優れたサービスを提供できているといえるでしょう。

セーシェル(FSA)ライセンスの特徴

名称FSA Seychelles (セーシェル金融サービス庁)
役割セーシェルの金融市場の監督
設立年2003年
本拠地セーシェル ヴィクトリア
要件・規制内容特に厳しい規制なし
公式サイトhttps://fsaseychelles.sc

FSAはセーシェルの金融庁で、最低資本金5万ドル程度や社内口座での分別管理を求めるのみで、レバ規制やボーナス禁止などはなく投資家保護はほとんど行われていません。

監督体制が弱いことから、詐欺的な業者も横行しているため、セーシェルライセンスを持っているというだけでは十分信頼できる業者とはいえません。

国際社会の要請により規制強化の動きはありますが、依然として利用時には大きな注意が必要なライセンスです。

モーリシャス(FSC)ライセンスの特徴

名称FSC (モーリシャス金融サービス委員会)
役割モーリシャスの非銀行金融サービス業者およびグローバルビジネス部門の規制
設立年2001年
本拠地モーリシャス エベンヌ
要件・規制内容・ライセンス取得要件
・AML/CFT(マネロン・テロ資金対策)遵守
・適切なコンプライアンスフレームワークの整備
公式サイトhttps://www.fscmauritius.org

FSCはモーリシャスの金融サービス委員会で、AML/CFT準拠や取締役の適格性審査、最低資本基準など多面的な条件を課しています。

顧客資産分別や定期検査、報告義務などもあり、近年は国際基準との整合や賠償責任保険への加入義務化など、投資家保護を強化しています。

まだまだ信頼性の面において課題はあるものの、金融業者にとって着実に信頼性向上を図ることができるライセンスです。

XMTradingと日本金融庁について

XMTradingが日本の金融庁に未登録の理由

XMTradingが日本の金融庁に登録していない主な理由は、日本の厳しい規制を受けることで、サービスの自由度が大きく制限されてしまうためです。

日本の金融商品取引法では、レバレッジが最大25倍に制限され、顧客の損失補填(ゼロカット)も禁止されています。

また、ボーナスキャンペーンにも厳しい制限があり、現在XMTradingが提供している豪華なボーナスプログラムを継続することができません。

XMTradingは既に各国の金融ライセンスを取得しており、1000倍のレバレッジやゼロカットシステム、豪華なボーナスなど、魅力的なサービスを提供できる現状の体制を維持するため、今後も日本の金融ライセンスは取得しない方針です。

XMTradingは金融庁から警告を受けている

日本金融庁や財務局は、XMTradingなどの海外FX業者に対して、無登録で金融商品取引業を行っているとして警告を発出しています。

無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について
無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について

金融庁がこのような警告を出す背景には、国内の投資家を保護することが第一の目的とされていますが、国内FX業者の優位性を保護したり、脱税・マネーロンダリングを防ぎたいという思惑もあるとされています。

XMTradingを投資家自らの意思で使うぶんには違法ではない

金融庁の警告は、XMTradingの日本国内での営業活動に対するものであり、投資家個人の取引を制限するものではありません。

実際に、日本の規制の枠組みを超えて海外の業者を取り締まることは難しく、投資家が自らの意思でXMTradingを利用することは何ら違法ではありません。

したがって、投資家が自己責任のもとでXMTradingを利用することは可能です。

ただし、XMTradingを利用する投資家は日本の投資家保護の枠組みから外れ、トラブルが発生した際に法的保護を受けられない可能性があるため、そのリスクを十分に理解しなくてはなりません。

XMTradingのライセンス以外から見る安全性・信頼性

顧客資金を分別管理で保護している

XMTradingは顧客の資金を自社の運営資金とは別に、分別管理という形で保護しています。

分別管理とは、顧客から預かった資金を会社の運営資金とは別の銀行口座で管理する方式です。

これに対し、日本のFX業者で採用されている信託保全は、第三者である信託銀行が顧客資産を管理する、より安全性の高い方式です。

信託保全では、FX業者が破綻しても顧客資産は保護されますが、分別管理では破綻時の保護が完全ではない可能性があります。

ただし、XMTradingは定評のある優良金融機関に顧客資産を預託しており、一定の安全性は確保されています。

最大レバレッジ1,000倍で少額から取引できる

XMTradingは最大レバレッジ1,000倍での取引が可能で、国内FX業者の25倍と比べて非常に高く、少額の証拠金でも大きな取引ができるのが強みです。

例えば1万円の証拠金でも、レバレッジを活用することで1000万円分の取引が可能となります。

ただし、ハイレバレッジ取引は得られる利益が大きくなる反面、短時間で大きな損を出す危険性もあるため、慎重な資金管理が必要です。

ゼロカットシステムで追証が発生しない

XMTradingはゼロカットシステムを採用しており、口座残高以上の損失が発生することはありません。

ゼロカットシステムとは?

海外FXのゼロカットシステムとは、相場の急変動で大きな損失を出しても、口座の資金以上の損失は発生しないように、FX会社が損失を負担してくれるシステムのことです。

例えば、口座30万円が入った状態で、相場の急変動で50万円の損失が出た場合でも、残高の30万円しか失いません。

国内FX業者の場合、ゼロカットシステムが備わっていないため、残高を超えた損失分(この場合は20万円)が追証(おいしょう)として請求されてしまうため、借金を背負うことがあります。

しかし、ゼロカットシステムがある海外FX業者を使えば、口座残高以上の損失を被らないため、不意の借金を背負う危険性がありません。

これは2015年のスイスフランショックの際にも実証されており、多額の損失が発生した顧客の債務をXMTradingが肩代わりしました。

国内FX業者では日本の法律によって「顧客の損失を業者側が補填する行為」が禁止されているため、ゼロカットシステムはXMTradingはじめとする海外FX業者の大きな特徴といえます。

NDD方式を採用していて透明性が高い

XMTradingはNDD(No Dealing Desk)方式を採用しており、注文が直接インターバンク市場に流れる仕組みを採用しています。

NDD方式は、国内FX業者が多く採用するDD(Dealing Desk)方式と異なり、業者による価格操作や呑み行為のリスクがありません。

そのため、頻繁な売買を行うスキャルピングやEA(自動売買)なども制限なく行うことができ、取引の透明性が高いと評価されています。

充実した日本語カスタマーサポート

XMTradingは24時間体制の日本語カスタマーサポートを提供しています。

日本人スタッフが複数名在籍していることから、取引に関する疑問や技術的な問題が発生した際も、日本語で丁寧なサポートを受けることができます。

海外の業者でありながら、言語の壁を感じることなく安心して取引できる環境が整っているのは、FX初心者にとって心強いポイントです。

入出金が速く高額出金も可能

XMTradingは複数の入出金方法に対応しており、クレジットカードや電子決済サービス、国内銀行送金など、利用者の希望に応じた方法を選択できます。

特に出金に関しては、高額な出金実績もたくさん寄せられており、数千万円〜数億円規模の出金にも対応しています。

また、数ある海外FX業者のなかでもXMTradingは出金処理が特に速いことで知られており、通常は24時間以内に処理されて、高額出金でも2〜3日で銀行へ着金します。

ただし、規約で禁止されているトレードを行ったり、間違った方法で出金しようとすると、出金拒否されることがある点には注意しましょう。

XMTradingの運営状況と実績

会社の本拠地

XMグループの本拠地はキプロス共和国の第二の都市リマソルにあり、住所も公開されています。

12 Richard & Verengaria Street, Araouzos Castle Court, 3rd Floor, 3042 Limassol, Cyprus.

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この記事を書いた人

Yuuji Miyashitaのアバター Yuuji Miyashita 株式会社アドプラン代表取締役

金融工学を学びながら、2020年ファイナンシャルプランナーとしてのキャリアをスタート。最近では、ブロックチェーンやメタバースの最新技術を活用し、金融Webサービスの開発にも取り組んでいます。兼業で株のデイトレードとFXにも取り組んでおり、日々の市場分析を楽しみながら勉強しています。

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