マイクロ口座・セント口座に対応した海外FX業者おすすめ7選

海外FXでは、とても少ないポジション量で少額取引ができる「マイクロ口座」「セント口座」を提供している業者があります。

マイクロ口座・セント口座を使うことで、極めて少額からトレードを始めることができ、主に初心者やFXの練習をしたいトレーダーに人気があります。

この記事では、マイクロ口座の特徴や、マイクロ口座を提供している海外FX業者を5社紹介します。

「とりあえずおすすめの海外FX業者が知りたい」という人は、まず最初に海外FXおすすめ比較ランキングTOP20をチェックしてみると良いでしょう。

マイクロ口座・セント口座とは？

海外証券をよく知らない人に向けて、まずはマイクロ口座・セント口座とはどのようなものなのかを解説します。

1ロットの価値が1,000通貨

マイクロ口座とは、1ロットの価値が1,000通貨の口座です。

海外FXでは取引量のことを「ロット」という単位で示し、通常は1ロット＝100,000通貨ですが、マイクロ口座では1ロット＝1,000通貨で、通常の100分の1となります。

ロット数	スタンダードロット	マイクロロット
0.01ロット	1,000通貨	10通貨
0.1ロット	1万通貨	100通貨
1ロット	10万通貨	1,000通貨
10ロット	100万通貨	1万通貨
100ロット	1,000万通貨	10万通貨

海外FX業者の多くは、0.01ロットまたは0.1ロットから取引できるため、10通貨もしくは100通貨の小ロットで取引できるのがマイクロ口座の特徴です。

少額から取引できる

スタンダード口座でも、最小の0.01ロット＝1,000通貨で取引すれば少ない証拠金でポジションを持てますが、マイクロ口座ならさらに少ない証拠金で済みます。

例として、$1＝150円のUSDJPY（米ドル/日本円）ペアを取引する場合の必要証拠金を、レバレッジ100倍・500倍・1,000倍でそれぞれ計算しました。

ロット数	レバ100倍	レバ500倍	レバ1,000倍
0.01ロット	15円	3円	1.5円
0.1ロット	150円	30円	15円
1ロット	1,500円	300円	150円
10ロット	15,000円	3,000円	1,500円
100ロット	150,000円	30,000円	15,000円

マイクロロットにおける必要証拠金計算

マイクロロットにおける必要証拠金の計算方法をまとめました。

FX通貨ペアの必要証拠金計算

FX通貨ペアにおけるマイクロ口座での必要証拠金の計算方法は次のとおり。

必要証拠金＝ロット数 × 1,000 × 対日本円レート ÷ 口座レバレッジ

ゴールド（XAUUSD）の必要証拠金計算

ゴールド（XAUUSD）におけるマイクロ口座での必要証拠金の計算方法は次のとおり。

必要証拠金＝ロット数 × XAUUSDレート × USDJPYレート ÷ 口座レバレッジ

マイクロ口座・セント口座の注意点

大きな利益を得るのが難しい

マイクロ口座・セント口座のデメリットは、1ロットあたりの通貨量が小さいため大きな利益を得るのが難しい点です。

例えばドル円の1pipsあたりの損益は、スタンダード口座が約1,000円なのに対しマイクロ口座は10円に過ぎません。

ロットサイズが小さい以上、実際に稼ぐ金額は限定的といえます。

取引できる通貨ペア数が少ない

マイクロ口座・セント口座では、取引可能な通貨ペア数に限られていることが多いです。

例えば、XMTrading（XM）マイクロ口座では、取引できるのはFX通貨ペアとゴールド・シルバーのみで、それ以外の銘柄はスタンダード口座と同じロット価値となります。

マイクロ口座・セント口座のおすすめ海外FX業者7選

FX業者 クリックで公式サイトへ	最低取引量	レバレッジ	最低入金額	詳細	業者のレビュー
XMTrading マイクロ口座	0.01ロット（10通貨）	最大1,000倍	500円	詳細へ	レビュー記事へ
Titan FX マイクロ口座	0.01ロット（10通貨）	最大1,000倍	–	詳細へ	レビュー記事へ
Exness スタンダードセント口座	0.01ロット（10通貨）	無制限	$1	詳細へ	レビュー記事へ
Vantage セント口座	0.01ロット（10通貨）	最大1,000倍	$50	詳細へ	レビュー記事へ
HFM セント口座	0.01ロット（10通貨）	最大2,000倍	–	詳細へ	レビュー記事へ
IS6FX マイクロ口座	0.05ロット（50通貨）	最大1,000倍	5,000円	詳細へ	レビュー記事へ
FBS セント口座	0.01ロット（10通貨）	最大1,000倍	$1	詳細へ	レビュー記事へ

XMTrading マイクロ口座

XMTradingの「マイクロ口座」は、1ロット＝1,000通貨・最小0.01ロット（MT5では0.1ロット）から取引でき、最小入金額はたったの500円〜となっています。

XMTradingは全世界で100万口座以上が使われており、400億円以上の資本金を持つグローバル企業で、圧倒的な事業規模を誇ります。

日本人に最も選ばれている海外FX業者こそがこのXMTradingで、日本語サポートがとても充実しているほか、日本人講師によるウェブセミナーを受けることもできます。

Titan FX マイクロ口座

Titan FXの「マイクロ口座」は、1ロット＝1,000通貨・最小0.01ロットから取引でき、最小入金額は規定がありません。

Titan FXは全体的にスプレッドが狭く、ストップレベルがゼロとなっているので、高い約定力と相まってスキャルピングと相性が良いです。

Exness スタンダードセント口座

Exnessの「スタンダードセント口座」は、1ロット＝1,000通貨・最小0.01ロットから取引でき、最小入金額はたったの$1〜となっています。

Exnessの最大レバレッジは、口座タイプ問わず最大2,000倍となっており、いくつかの条件をクリアすることで最大21億倍（無制限レバレッジ）を利用できます。

また、海外FXでは、証拠金維持率が20%を切ったタイミングでロスカットが発動するのが一般的ですが、Exnessはロスカットレベル 0%に設定されています。

口座残高が0になるまで含み損に耐えることができるため、ハイレバトレードとの相性は抜群です。

Vantage セント口座

Vantageの「セント口座」は、1ロット＝1,000通貨・最小0.01ロットから取引でき、最小入金額は$50〜となっています。

Vantageの最大レバレッジは、口座タイプ問わず最大1,000倍となっており、MT4・MT5・ProTraderの3つの取引プラットフォームに対応しています。

全ての口座タイプでゴールドと仮想通貨をスワップフリーで取引できるのも特徴です。

ただし、ロスカットレベルが他の業者よりもやや高い50%となっているので、レバレッジを効かせすぎるとすぐロスカットされてしまう危険性があります。

HFM セント口座

HFMの「セント口座」は、1ロット＝1,000通貨・最小0.01ロットから取引でき、最小入金額の規定がありません。

最大レバレッジが2,000倍と高めに設定されていて、少ない資金からでも大きな利益を狙いやすいのが特徴です。

入金ボーナスや取引でポイントが貯まるなど、お得な特典も充実していて、資金の少ない初心者に適した業者といえます。

IS6FX マイクロ口座

IS6FXの「マイクロ口座」を開設することで、1ロット＝1,000通貨・最小0.05ロットから取引でき、最小入金額は5,000円〜となっています。

スプレッドが2.0pips〜となっていて、他社のマイクロ口座に比べるとスプレッドが広く、スキャルピングには不向きです。

IS6FXは多種多彩な口座タイプ、最大1,000倍（限定口座は6,000倍）のハイレバレッジ、追証なしのゼロカットシステム、そして豪華なボーナスなどで人気を集めています。

ただ、スプレッドやストップレベルが広くてスキャルピングに不利、取引方式が不透明、大口取引で口座凍結の恐れがあるなど、懸念点が散見されるのも事実です。

FBS セント口座

FBSの「セント口座」を開設することで、1ロット＝1,000通貨・最小0.01ロットから取引でき、最小入金額はたったの$1〜となっています。

FBSはどの口座タイプもレバレッジが高く、セント口座は最大1,000倍、最もレバレッジの高いスタンダード口座は最大3,000倍で取引できます。

また、現在は口座開設ボーナスこそないものの、最大$20,000の100%入金ボーナスや、取引量に応じたキャッシュバックなど、お得なキャンペーンを常時用意しています。