Alpha Capital Group(アルファ・キャピタル・グループ)は参加費を払って模擬口座の評価に合格すると、利益の80%をパフォーマンスフィーとして受け取れるプロップファームです。口座は最大20万ドル(約3,000万円)ですが、取引はすべて模擬資金で、実際の資金を運用するわけではありません。
取引手数料が無料のStandard口座を選べ、MT5・cTrader・DXTrade・TradeLockerの4つで取引できます。向くのは指標前後の制限や平均保有時間2分超のルールを守り、数時間から数日の取引を続けられる裁量トレーダーです。数十秒で決済するスキャルピングや、EAの全自動売買が中心の人には向きません。
ADPLAN GLOBALの編集部が公式サイト・ヘルプセンター・利用規約をもとに、2026年10月23日時点の内容にまとめました。公式サイトは累計1億ドル超のパフォーマンスフィーと140か国以上の利用者を掲げていますが、会社自身の数字です。仕組みの基本はプロップファームのガイドで説明しています。
Trustpilotは同日、ガイドライン違反を理由に評価スコアを非表示にしており、偽レビューを削除したとも表示しています。レビューは22,017件で、5つ星が85%、1つ星が7%です。日本の金融庁の無登録業者リスト(2026年10月23日更新)に掲載はありませんが、登録や安全性を示すものではありません。
Alpha Capital Groupの良い評判・メリット
最大200万ドル(約3億円)まで模擬資金を増やせる
1口座の初期残高は最大20万ドル(約3,000万円)で、増額できる上限は全スケーリング口座の累計で200万ドル(約3億円)です。Qualified口座の合計は1世帯あたり$400,000(Pro・Swing・One・Three・Directの5プラン合計)までで、評価口座の購入数に上限はありません。
例えば$200,000の口座を2つ持つと、$400,000の上限に達します。同じ銘柄は$300,000までしか取引できないため、同じ銘柄を2口座で取引すると違反になり、口座ごとに銘柄を分けます。(公式ヘルプの最大割り当てのルール)
80%の高い利益分配率
Qualifiedアカウントの利益分配率は80%で、1万ドルの利益なら8,000ドルが取り分になります。購入時のオプション(価格の約10%増し)で90%に上げられ、対象はAlpha Oneの全プランとオンデマンド出金のAlpha Proです。Alpha Directは最初から90%に設定されています。
90%にするかは出金額と追加費用の比較で決まります。$25,000のAlpha Pro 8%(オンデマンド)では追加費用が$18で、$2,500を出金するときの取り分が$2,000から$2,250に増える計算です。
スケーリング(増額)のペースが速い
Qualifiedアカウントで初期残高の10%の利益を出すたびに、初期残高の10%が増額されます。10万ドルの口座で1万ドルの利益を出し、利益を出金してスケーリングをリクエストすると、次は11万ドルの口座で取引できる計算です。対象はAlpha Pro・Swing・Threeで、条件の詳細は「スケーリング」の節にまとめています。
取引手数料が無料
購入時に口座タイプをStandardかRAWから選びます。Standardはすべての資産で取引手数料が無料で、コストはスプレッドだけです。
RAWは1ロットあたり片道$2.50(往復$5)の手数料がかかり、インデックスは両タイプとも手数料無料です。公式の説明では、RAWのスプレッドは0.1から始まるとされています。
EURUSDで1ロット(10万通貨、1pips=$10)なら、RAWの往復$5は0.5pipsに相当する計算です。StandardのスプレッドがRAWより0.5pips以上広ければ、1ロットあたりのコストはRAWのほうが低くなります。取引回数が多いならRAW、スイングのように回数が少ないならStandardが基本です。
MT5・cTrader・DXTrade・TradeLockerの4プラットフォームに対応
MetaTrader 5(MT5)、cTrader、DXTrade、TradeLockerの4つから選べ、DXTradeとTradeLockerはWebブラウザでも使えます。EAが使えるのはMT5だけで、ロット計算や損切り・利確の管理など取引の補助に限られます。
米国在住者はMT5を使えず、cTraderも新規の米国顧客は受け付けていません。独自プラットフォーム「Alpha Trader」は公式サイトで「Coming Soon」と表示されています。
ブローカー(ACG Markets)を使用し低スプレッドを実現
公式サイトはACG Marketsを「FSA規制のブローカー」と説明していますが、どの国のFSAかは書かれておらず、ライセンス番号も確認できませんでした。免責事項には「ACG Marketsはブローカーではない」との記載もあり、説明が一貫していません。
RAWのスプレッドは0.1から、約定時間の目標は30ミリ秒未満というのが公式の説明です。ただし模擬環境の結果は本番の取引と一致するとは限りません。
ポジションの週末持ち越しが許可されている
週末の持ち越しはAlpha One・Swing・Threeでは評価中もQualified後も許可されています。Alpha Proは評価の2ステップでは許可、Qualifiedでは禁止で、Alpha Directも禁止です。
禁止のプランで持ち越すとソフトブリーチとなり、その取引の利益が取り除かれますが、損失の下限を割らなければ口座は続けられます。持ち越しにはスワップがかかり、ギャップで損失が広がることもあります。
スワップフリー(MT5限定、価格の約10%増し)なら、スワップはかかりません。代わりに両方向で1ロットあたり$5の手数料が発生し、スプレッドはStandardです。
Alpha Capital Groupの悪い評判・デメリット
経済指標発表の前後にトレード制限あり
経済指標の前後に取引を制限されるのは評価を通過したQualifiedアカウントです。評価中は指標の前後でも自由に取引できます。
Qualifiedでは、Alpha Pro(6%・8%・10%)・One・Three・Directが、対象銘柄で発表の5分前から5分後までの計10分間、新規注文も決済もできません。制限より前に建てたポジションを持ち続けることは認められています。
この時間にストップロスやテイクプロフィットが約定してもソフトブリーチとなり、その取引の利益はパフォーマンスフィーの対象外です。Swingは前後2分に始めた取引を2分を超えて保有すれば有効です。(2026年10月時点)
対象の指標と銘柄は公式ヘルプに一覧があり、MyfxbookかForex Factoryの少なくとも一方で高インパクトとされ、一覧にある発表が対象となります。スピーチや記者会見は終了後5分までを含めて取引できません。制限時間に出た損失は取り消されません。
最低平均取引時間が2分必要
全取引の平均保有時間が2分を超えている必要があります。2分未満の取引が混じること自体は問題ありません。加えて、Qualifiedでは総利益(評価では目標利益)の50%以上が2分を超えて保有した取引から出ていなければなりません。
違反すると、評価に合格していてもフェーズ1からやり直しになり、Qualifiedでは利益がすべて取り除かれて口座が初期残高に戻ります。平均保有時間はダッシュボードの「Account Metrics」の「Insights」タブで確認できます。
マーチンゲール手法はギャンブル規定の対象になりうる
公式ヘルプの禁止戦略の一覧にマーチンゲールの名前はありません。ただしギャンブルの方針は口座の平均から大きく外れたロットの変更を例に挙げています。負けるたびに取引量を倍にする手法はこれに当たると判断されれば、利益の取り消しや契約の終了につながります。
出金方法が限られている
出金方法はRise(Riseworks)、Wise、銀行送金(WIRE/ACH/SWIFT)の3種類です。暗号資産での直接出金は規制上の理由から行っていません。ただしRise経由なら暗号資産で受け取れます。
リクエストから2営業日以内に支払われますが、日本の銀行口座への着金までの時間は使うサービスと銀行で変わります。Alpha側の出金手数料はヘルプセンターに記載が見つかりませんでした。
カスタマーサポートが日本語非対応
公式のサポート窓口はメール、Discord、ライブチャットです。公式サイトの言語は英語・スペイン語・ドイツ語・フランス語・ポルトガル語・チェコ語・ヒンディー語で、日本語はありません。メールの対応は月〜金曜のGMT 08:00〜20:00(日本時間17:00〜翌5:00)で、週末は返信が遅れます。
問い合わせは英語になるため、込み入った相談はやり取りに時間がかかりがちです。公式ヘルプセンター(help.alphacapitalgroup.uk)には英語のFAQ記事がまとまっており、ルールの多くはそこで確認できます。英語が苦手な人は翻訳ツールの併用が手堅い方法です。
Alpha Capital Groupのプラン
2026年10月時点の購入画面にはAlpha One(1ステップ)、Alpha Pro(2ステップ)、Alpha Swing(2ステップ)、Alpha Direct(評価なし)が並びます。Alpha Three(3ステップ)はヘルプセンターにルールが残っていますが、購入画面のデータには見当たりませんでした。
Alpha Proは6%・8%・10%、Alpha Oneは6%・10%・12%のバリエーションがあり、利益目標と損失の上限が異なります。口座サイズは$5,000〜$200,000で、Alpha Directは$2,500から、Alpha One 12%は$100,000までです。
Alpha Proは出金方式を購入時に隔週かオンデマンドから選び、オンデマンドのほうが参加費は安くなります。参加費は返金されません。金額は1ドル=150円で換算しています。
Alpha Pro 10%の内容は次のとおりです。参加費は隔週払いの価格で、オンデマンドを選ぶと下の行の価格になります。
| 初期資金 | $5,000 (約75万円) | $10,000 (約150万円) | $25,000 (約375万円) | $50,000 (約750万円) | $100,000 (約1,500万円) | $200,000 (約3,000万円) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 参加費(隔週) | $37 (約5,500円) | $87 (約13,000円) | $197 (約29,500円) | $297 (約44,500円) | $497 (約74,500円) | $997 (約149,500円) |
| 参加費(オンデマンド) | $33 (約5,000円) | $77 (約11,500円) | $177 (約26,500円) | $267 (約40,000円) | $447 (約67,000円) | $897 (約134,500円) |
| ステップ1利益目標 | 10% | 10% | 10% | 10% | 10% | 10% |
| ステップ2利益目標 | 5% | 5% | 5% | 5% | 5% | 5% |
| 最低取引日数(各ステップ) | 3日 | 3日 | 3日 | 3日 | 3日 | 3日 |
| 1日の最大損失率 | -5% | -5% | -5% | -5% | -5% | -5% |
| 全体の最大損失率(静的) | -10% | -10% | -10% | -10% | -10% | -10% |
| 利益配分率 | 80% | 80% | 80% | 80% | 80% | 80% |
| FXレバレッジ | 1:100 | 1:100 | 1:100 | 1:100 | 1:100 | 1:100 |
| スケーリング | 最大$2,000,000 | 最大$2,000,000 | 最大$2,000,000 | 最大$2,000,000 | 最大$2,000,000 | 最大$2,000,000 |
ほかのプランの主な違いは次の表のとおりです。最大損失の「トレーリング」は残高の最高値に合わせて下限が上がる方式、「静的」は初期残高から固定の方式です。
| プラン | 評価と利益目標 | 最大損失 (1日の損失) | Qualifiedの週末持ち越し・指標前後 | 出金方式・FXレバレッジ |
|---|---|---|---|---|
| Alpha One 10% | 1ステップ、10% (最低1日) | 6%トレーリング (4%) | 持ち越し可、前後5分は取引不可 | オンデマンドのみ、1:30 |
| Alpha Pro 8% | 2ステップ、8%→5% (各3日以上) | 8%静的 (4%) | 持ち越し不可、前後5分は取引不可 | 隔週またはオンデマンド、1:100 |
| Alpha Pro 6% | 2ステップ、6%→6% (各3日以上) | 6%静的 (3%) | 持ち越し不可、前後5分は取引不可 | 隔週またはオンデマンド、1:100 |
| Alpha Swing | 2ステップ、10%→5% (各3日以上) | 10%静的 (5%) | 持ち越し可、前後2分に建てた取引は2分超の保有が必要 | オンデマンドのみ、1:30 |
| Alpha Three | 3ステップ、8%→4%→4% (各3日以上) | 6%静的 (4%) | 持ち越し可、前後5分は取引不可 | 隔週またはオンデマンド、1:50 |
| Alpha Direct | 評価なし | 5%トレーリング (3%) | 持ち越し不可、前後5分は取引不可 | オンデマンドのみ、1:30 |
Alpha Directは評価がなく、購入直後からQualifiedの口座で取引します。利益分配は90%ですが、最初の出金までに口座残高の3%の利益バッファーを作り、さらに1%の利益が必要です。
ベストデイルールは15%で、1銘柄あたりの含み損は1%までです。EAは使えず、スケーリングや口座の統合もできません。
2026年10月23日の購入画面のデータでは、$100,000の参加費はオンデマンド/隔週の順に、Alpha Pro 6%が$397/$427、Alpha Pro 8%が$527/$577です。Alpha Swingは$577、Alpha One 10%は$477、Alpha Directは$457でした。
公式の割引コードのページには2026年10月23日時点で4件の有効なコードが載っています。MYALPHA(全口座30%オフ)の期限は10月26日です。ALPHA20(全口座20%オフ)、10KFOR40(対象の$10K評価プランが$40)、FUNDED40(Alpha Directのみ40%オフ)は10月31日までです。
割引の対象は評価の参加費だけで、期限が過ぎたコードは外されます。
編集部の判断では、初めての人はAlpha Pro 10%の$10,000〜$25,000をオンデマンドで買うのが基本です。参加費は$77〜$177で、利益目標10%、最大損失10%、1日5%のバランスがよく、FXレバレッジは1:100です。
早く進めたいならAlpha Oneですが、トレーリングの下限は利益が増えるほど上がり、利益を出した後の押しで失格になりやすくなります。スイング中心なら、週末を持ち越せて指標前後が2分で済むAlpha Swingが合います。
Alpha Capital Groupのスケーリング
スケーリングは、Qualifiedアカウントが初期残高の10%の利益を出すたびに、初期残高の10%を増額する仕組みです。リクエストには出金ステージにあって利益をすべて出金し、残高が初期残高に戻った状態が条件です。
出金リクエストの備考欄にスケーリングを希望すると書き、payments@alphacapitalgroup.ukにもメールを送ります。処理は24〜48営業時間が目安です。
10万ドルの口座で1万ドルの利益を出すと、1万ドルが増額されて11万ドルになり、利益の80%($8,000)を受け取れます。1回目はロット上限が変わらず、2回目の12万ドルから10%ずつ上がり、$100,000の口座なら40ロットから44ロットになります。
対象はAlpha Pro・Swing・Threeで、増額の上限は全スケーリング口座の累計で200万ドル(約3億円)です。Alpha One・Directは対象に入っていません。統合した口座やFocused Trader Groupの口座も対象外です。
スケーリング後の口座は最初の出金リクエストまでに最低5取引日が必要です。
増額後も損失ルールは変わらない
増額しても損失ルールの割合は変わらず、増えた残高に対する割合で計算されます。11万ドルのAlpha Pro 10%なら、最大損失は10%の$11,000です。
Alpha Capital Groupの出金
出金はダッシュボードの「Payout and Achievements」の「Payout」タブから申請します。パフォーマンスフィーは模擬口座の利益をもとに計算され、支払いは実際のお金です。
出金方式は購入時に「隔週(Bi-Weekly)」か「オンデマンド」から選びます。隔週は最初の取引から14日後に申請でき、以後は14日ごとです。最低$100の利益が必要で、初回は同じ戦略で5取引日以上を積む必要があります。
オンデマンドは好きなタイミングで申請できますが、利益が口座残高の2%以上あり、最も利益が大きい日が総利益の40%以内でなければなりません。これをベストデイルールと呼びます。
最も利益が大きい日が$1,000なら、利益が$2,500に達するまで申請できません。Alpha Swing・Alpha One・Alpha Directはオンデマンドだけです。
支払いはRise、Wise、銀行送金のいずれかで、リクエストから2営業日以内に行われます。火曜日に申請すれば、木曜日の営業時間終了までです。
申請中は口座がロックされ、残高が初期残高に戻るまで取引できません。申請前に、すべてのポジションを決済しておきます。
出金時の審査でルール違反が見つかると、違反した取引の利益か、その出金期間の利益全体が取り除かれ、残りの支払いは延期されます。4回目の出金に初期残高の0.25%の裁量ボーナスが自動で付くのも特徴です。
口座を30日を超えて連続で取引しないと、非アクティブとして停止されます。ログインしただけでは取引と見なされず、停止した口座は復活できません。30日以上使わない予定があるときは、事前にサポートへ連絡します。
Alpha Capital Groupの禁止事項・失格条件
禁止事項・失格条件は損失の上限を超えて口座が閉鎖されるもの、その取引の利益だけが取り除かれるもの、契約の終了や利用停止に至るものに分かれます。購入代金は返金されないため、購入前に確認しておきます。
1日の損失や全体の損失が規定値を超えた場合
プランごとに1日の最大損失と全体の最大損失が決まっており、超えるとハードブリーチとなり、取引がすべて決済されて口座が閉鎖されます。割合は上の表のとおりで、$100,000のAlpha Pro 10%なら1日$5,000、全体$10,000です。含み損も判定に入ります。
Qualifiedではこれとは別に1銘柄の含み損の上限(Max Risk Rule)があります。2026年7月21日より後に購入した口座が対象で、$5,000〜$25,000は3%、$50,000以上は2%、Alpha Directは1%です。超えると口座が閉鎖されます。
マーチンゲール手法の使用
公式の禁止戦略の一覧にマーチンゲールの記載はありません。ただし負けるたびに取引量を倍にする手法は平均から大きく外れたロットの変更として、ギャンブルの方針(後述)で利益の取り消しや口座の閉鎖の対象になりえます。
経済指標発表前後のトレード制限
制限の内容は「経済指標発表の前後にトレード制限あり」の節に書いたとおりで、対象はQualifiedの口座だけです。制限時間に約定した取引の利益は取り除かれます。制限時間の直前に建てて直後に決済するだけの投機的な取引はギャンブルの方針の対象にもなります。
平均取引時間が2分未満のトレード
全取引の平均保有時間が2分を超え、利益の50%以上が2分を超えて保有した取引から出ている必要があります。詳しくは「最低平均取引時間が2分必要」の節に書いたとおりです。スキャルピングでも数分以上の保有を前提にします。
第三者のコピートレードサービスの利用
他のトレーダーの取引を真似るコピートレードや、シグナルに従う取引はグループトレードとして禁止され、見つかると口座が終了します。自分が所有する口座を親(マスター)にするコピーは口座番号・インベスターパスワード・サーバーを提出すれば許可されます。
他社の口座を親にもできますが、期限切れで検証できなくなると違反です。cTrader・DXTrade・TradeLockerではコピートレードができません。
外部のEAや自動売買システムの使用(リスクあり)
EAはMT5でロット計算・損切り・利確・ブレークイーブンなど取引管理を助けるものに限り、事前承認のうえで使えます。購入時に「Enable EA」を選び、EX5ファイルをサポートへ送って承認を受ける流れです。人の判断なしに売買する自動売買、第三者のBOT、高頻度売買、レイテンシー裁定のEAは禁止で、使うと即座に口座が閉鎖されます。
cTrader・DXTrade・TradeLocker、スワップフリー口座、Alpha DirectではEAを使えません。Qualifiedで使うには、評価中から有効にして使っている必要があります。複数のトレーダーが同じEAで同じ取引をしているとグループトレードとされ、口座が失格になる場合があります。
同一の取引戦略を複数アカウントで使用すること
同じ取引戦略を複数口座で同時に使うと、1世帯の割り当て上限(合計$400,000、1つの戦略は$300,000)に抵触します。複数のQualified口座を持つ場合、一方で取引した銘柄はその口座が有効な間はもう一方では取引できません。
EURUSDとGBPUSDのように相関する別の銘柄でも、同時に同じ売買をすれば同じ戦略と見なされます。上限を超えると、すべての口座が閉鎖されて出金の対象外になります。
ブローカー間の価格差を利用した裁定取引
ブローカー間の価格差を利用した裁定取引は禁止されています。2つのAlpha口座をまたぐ両建ても禁止です。同じ口座の中の両建てと、同じ銘柄で3つ以上の建玉を持つスタッキングは認められています。
第三者によるアカウント管理
口座の名義人本人が取引することが条件で、家族・友人・投資顧問への委託も該当します。ログイン情報の共有も禁止です。
複数人が同じIPアドレスから操作することも認められず、同居の別人は事前にサポートへの連絡が必要です。VPNやVPSは固定の専用IPを使い、事前に口座をサポートへ伝えたうえで使います。無断で使うと、口座の閉鎖や永久追放の対象です。
ギャンブル的な過剰ロット取引
「全か無か」の取引は認められません。公式が例に挙げるのは口座の平均から大きく外れたロットの変更、平均保有時間から大きく外れた取引、指標の制限時間の直前に建てて直後に決済する投機的な取引です。該当すると利益が取り除かれ、契約の終了や口座の閉鎖に至ります。
Qualifiedのロット上限は口座サイズで決まり、$100,000なら40ロット(Swingは20ロット)です。評価中に上限はありません。違反は1ポジションごとに数えられ、1回目は超過分の利益が出金対象外、2回目は利益の没収と口座の無効化です。
極端なスキャルピングや「全か無か」の取引に当たると、Focused Trader Groupに移され、レバレッジが1:30に下がり、1ポジションの最大リスクが初期残高の1%になります。
ポジションの分割(ポジションスパム)
1つの取引アイデアのために建玉を細かく分けることはポジションスパムとして禁止されています。前のポジションから60秒以内に建てた3つ以上のポジションが同じ取引アイデアなら対象です。
1枚目の63秒後でも2枚目の59秒後なら、3つはつながって数えられます。1〜2回に分けるのは問題なく、追加するときは前のポジションから1分以上空けるよう公式が勧めています。
Alpha Capital Groupの口座開設・始め方
Alpha Capital Groupで取引を始めるまでの手順は次のとおりです。
- Alpha Capital Groupの公式サイトにアクセスする:https://alphacapitalgroup.uk
- 「Start your Evaluation」ボタンをクリックする
- プラン(Alpha One、Alpha Pro 6%/8%/10%、Alpha Swing、Alpha Direct)、口座サイズ、口座タイプ(Standard/RAW)、プラットフォーム、出金方式(隔週/オンデマンド)、オプション(90%分配、スワップフリー)を選択する
- 氏名・メールアドレス・電話番号・都市・国を入力する。氏名は後の本人確認書類と同じ表記にする
- 利用規約への同意と、米国の居住者・市民ではないことのチェックを入れ、支払い方法(カード、暗号資産)を選んで参加費を支払う。名義はカード名義人本人に限られる
- 確認メールが届く。カード払いならログイン情報が支払い直後に届き、暗号資産やPayPalでは最大24時間かかる
- メールのログイン情報で、取引プラットフォーム(MT5、cTrader、DXTrade、TradeLockerのいずれか)にログインする
- チャレンジの第1フェーズを開始し、規定の利益目標と規則を守りながら取引する
- 評価に合格すると、本人確認と契約書の署名を経て、Qualifiedの口座情報が届く
本人確認は評価に合格した後に求められます。ヘルプセンターではメールのリンクからVeriffで身分証明書(紙の書類は不可)と顔写真の照合をして、プロフィールの「Verification」タブで出金先を登録すると案内しています。
契約書に署名するとQualifiedの口座情報が届き、合格から最大2営業日です。KYC中のVPN・VPSの使用は認められず、登録した氏名と書類が違うと出金停止や口座閉鎖の対象になります。
公式サイトの表記では、運営はイングランドに登記されたAlpha Capital Group Limited(会社番号13719951)です。公式の免責事項は、規制対象の業務を行わないため認可は不要という立場です。参加費は返金されず、金融庁の掲載がないことは登録や安全性を示しません。
利益の税金は公式が助言しておらず、所得区分と申告はプロップファームの税金と確定申告で説明しています。他社との比較はプロップファームおすすめ業者ランキングにあります。


コメント