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RedotPayを徹底解説|暗号通貨デビットカードを発行できるウォレットサービス

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デビットカードを発行できる暗号通貨ウォレットサービス「RedotPay」について、詳しく解説します。

RedotPayを利用するメリット・デメリット、手数料形態、登録方法やカードの発行方法について、わかりやすくまとめました。

この記事の目次

RedotPayとは?

RedotPayは、香港のRed Dot Technology Limitedが運営する、暗号資産と法定通貨を結ぶペイメントサービスで、iOS・Androidアプリで利用できます。

RedotPay最大の特徴は、インターネット決済で使えるバーチャルカードや、自店舗やATMで使える物理カードを発行できる点。

カード決済と同時に、ウォレットに保管している暗号通貨から引き落とされ、暗号通貨を法定通貨に替えることなく決済できます。

RedotPayの対応暗号通貨

RedotPayでは次の4種類の暗号通貨の保管、送金に対応しています。

  • BTC(ビットコイン)
  • ETH(イーサリアム)
  • USDT(テザー):ERC20・TRC20・BSC・ARBに対応
  • USDC

上記いずれかの暗号通貨をウォレット内に入れておけば、カード決済・ATM出金があった際にここから引き落とされ、都度チャージする必要はありません。

RedotPayを利用するメリット

VISAの物理カード・バーチャルカードを発行できる

RedotPayを利用する最大のメリットであり、他のサービスにはない大きな特徴は、VISAブランドの物理カード・バーチャルカードを発行できることです。

RedotPayの暗号通貨ウォレットへ対応するコインを預け入れておけば、カードで決済した際に自動的にウォレットから引き落とされ、暗号通貨と法定通貨を両替する手間を省けます。

仮想通貨と法定通貨を結ぶウォレットサービスは数多く存在しますが、カードを使って決済できるサービスは少なく、国際的な規制が強まるなか実際に使えるサービスはかなり限られています。

RedotPayカードはアプリから申請でき、物理カードは実店舗で、バーチャルカードはネットショッピングなどで決済できます。

全世界の実店舗で決済できる

RedotPayの物理カードを発行すれば、VISAカード決済に対応した全世界の実店舗でお買い物ができます。

現状、暗号通貨決済に対応している店舗はほとんどありませんが、RedotPayカードを介することで実質的に暗号通貨で決済できます。

ただし、クレジットカードではなくデビットカードと同等なので、分割払いやリボ払いには対応しておらず、ウォレットに入っている暗号通貨の分でしか使えません。

ATMから現金を引き出せる

RedotPayの物理カードは、決済機能だけでなくATMから現金を引き出す機能も付いていて、日本のATMにも対応しています。

通常、暗号通貨を現金化する場合、国内の暗号通貨取引所で暗号通貨を売却して、国内の銀行口座へ出金したらやっとATMから引き出せるようになります。

RedotPayカードなら、ウォレットに暗号通貨を入れておけば、ATMですぐに現金化でき、送金にかかる手間と時間を大幅に節約できます。

実際にセブン銀行ATMで現金を出金した様子を動画に収めました。

新規登録で$5ボーナスが貰える

RedotPayでは現在、新規登録キャンペーンとして、新規ユーザー全員にもれなく$5のボーナスを配布中です。

この$5はカードの発行代金に充てることはできませんが、オンラインや実店舗での決済に使うことができます。

いつ終わるかわからないですキャンペーンのため、RedotPayを使い始める際はぜひ活用しましょう。

RedotPayのデメリット・注意点

各種手数料がかかる

RedotPayはカードの発行や決済、ATM引き出し、暗号通貨から法定通貨への交換などで手数料が発生します。

これまで誕生してきた暗号通貨デビットカードに比べると、割安な手数料となっていますが、決済や出金によって多少は目減りしてしまうことを考慮しましょう。

RedotPayの各種手数料については後述します。

物理カードが届くまで時間がかかる

RedotPayでは、アプリから物理カードの発行を申請すると、1営業日程度で認証されてカード番号などが発行され、アプリ上で確認できるようになります。

カード情報が発行され次第、ネット決済や通販サイトで使えるようになりますが、実店舗で使うには物理カードを受け取る必要があります。

当サイトが実際に検証したところ、物理カードが発行されるまでは約2週間、発送されて届くまでは約1週間、合計で約3週間かかりました。

日本のクレジットカードであれば、申請から審査を経て1週間ほどで手元に届きますが、RedotPayカードを受け取るにはかなり時間を要します。

暗号通貨を決済したら税務申告が必要

日本居住者がRedotPayを使う場合、日本の税制に則って税務処理を行わなくてはなりません。

具体的には、暗号通貨を日本円へ交換した際に日本円建て為替差益が発生したら、年間の利益が一定額を超えたら雑所得の区分で税務申告と納税が必要です。

雑所得には、暗号通貨で得た利益のほかにも副業やフリマアプリなどで得た利益も含まれ、これらの利益が年間(1月1日〜12月31日)で20万円を超えると所得税の確定申告が必要になります。

もし適切な税務処理を怠り、無申告が発覚してしまうと本来の納税額に加えて「加算税」が、過少申告が発覚してしまうと、本来の税額に加えて「過少申告加算税」が課せられます。

また、悪質な隠蔽と判断された場合は、最大40%もの加算税が上乗せされてしまうため、RedotPayでカード決済やATM出金をする際は必ず適切な税務申告を行いましょう。

通常のデビットカードやクレジットカードであれば、決済に際してこのような税務処理は必要ないため、暗号通貨デビットカード特有のデメリットです。

ガソリンスタンドなど一部店舗では使えない

RedotPayカードは与信機能のあるクレジットカードではなく、残高から即座に引き落とされるデビットカードのため、一般的にデビットカードが使えないとされる場面では使うことができません。

具体的に、次のような場面ではRedotPayカードで決済できない可能性が高いです。

  • ガソリンスタンドでの支払い
  • 電気・水道・ガス・携帯代金の引き落とし
  • 新聞の購読
  • 高速道路の料金支払い
  • 飛行機の機内販売
  • 一部のインターネットサービスプロバイダ

金融庁の規制により使えなくなる可能性がある

RedotPayは、日本で営業を行ううえで必要な「暗号資産交換業者」の登録を行なっておらず、金融庁から認可されていません。

これまで、金融庁の認可を受けていない無登録業者が規制にによって使えなくなった事例がたくさん存在することから、RedotPayも規制されて使えなくなる可能性は大いにあります。

また、金融庁無登録のRedotPayを使ったことで、暗号通貨の紛失や盗難などの被害に遭っても、日本の法的保護を受けられない可能性が高いため、その危険性についても十分に理解することが大切です。

RedotPayの各種手数料・限度額

RedotPayの登録は無料ですが、サービスを利用すると利用金額に対して手数料がかかります。

また、決済やATM出金にはそれぞれ限度額が設けられています。

項目金額(米ドル)
預金手数料無料
預金限度額無制限
カード決済限度額1回:$100,000まで
1日:無制限
ATM出金限度額回数1日:5回まで
1ヶ月:30回まで
ATM出金限度額額1日:$10,000まで
1ヶ月:$200,000まで
デビット決済手数料日本での日本円決済:無料
その他の通貨決済:1.2%
ATM出金2%
暗号通貨から法定通貨への交換1%
バーチャルカード発行・再発行$10
物理カード発行・再発行$100

RedotPayの登録方法・カード発行方法

RedotPayの新規登録方法と、バーチャルカード・物理カードを発行して使えるようになるまでの流れは、次のとおりです。

  1. 新規登録ページよりメールアドレスまたは電話番号を使用して登録
  2. 登録後、RedotPayアプリをインストール
  3. RedotPayアプリでログイン
  4. KYC認証(本人確認)を行う
  5. カード発行に必要な分の暗号資産をウォレットへ送金
  6. KYCが完了したらカード発行(バーチャルカード$10、物理カード$100の発行手数料がかかる)
  7. カードが届いたら、郵便物に書かれているアクティベーションコードをアプリへ入力

RedotPayのアフィリエイト

RedotPayではアフィリエイトプログラムを提供しています。

自分の紹介リンクを通じてRedotPayを第三者へ紹介して、紹介された人がカード発行を行うと発行手数料の20%が、カードを利用すると手数料の0.1%がアフィリエイト報酬として支払われます。

暗号通貨や金融系のブロガーやインフルエンサー、YouTuberは、RedotPayのサービスを紹介することで大きな報酬を得られるかもしれません。

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この記事を書いた人

Yuuji Miyashitaのアバター Yuuji Miyashita 株式会社アドプラン代表取締役

金融工学を学びながら、2020年ファイナンシャルプランナーとしてのキャリアをスタート。最近では、ブロックチェーンやメタバースの最新技術を活用し、金融Webサービスの開発にも取り組んでいます。兼業で株のデイトレードとFXにも取り組んでおり、日々の市場分析を楽しみながら勉強しています。

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