海外FX業者では、ビットコインをはじめとする仮想通貨(暗号通貨)をハイレバレッジで取引できます。
国内の暗号通貨取引所では、最大でも2倍までしかレバレッジをかけられない一方で、海外業者では数百倍〜1,000倍以上の高いレバレッジで取引が可能で、短期間で莫大な利益を得るトレーダーもいます。
この記事では、仮想通貨取引におすすめの海外FX業者を10社ランキング形式でご紹介します。
仮想通貨取引におすすめ海外FX業者ランキング
1位:ZOOMEX
- 業界最安レベルの手数料(メイカー0.002%〜0.02%)
- 265種類の豊富な取扱通貨で取引機会が多い
- 最大150倍の高レバレッジで少額から取引可能
ZOOMEXは、安全性・信頼性、取引コスト、取り扱い通貨数、取引環境、日本語サポートのすべてにおいて高い評価を得た、総合的にバランスの取れた業者です。
特筆すべきは、取引手数料の安さで、メイカー手数料は0.002%〜0.02%、テイカー手数料は0.024%〜0.06%と、業界最安レベルの手数料体系を誇ります。
最大レバレッジも150倍と高く、少額から大きな取引が可能となっています。
取り扱い通貨数は265種類と豊富で、主要な仮想通貨からマイナーな銘柄まで幅広く取引できます。
また、日本語対応も充実しており、日本人トレーダーにとって使いやすい環境が整っています。
さらに、口座開設ボーナスや入金ボーナスなど、お得なキャンペーンも豊富に用意されています。
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※当業者は日本で金融商品取引業の登録を受けていないため、日本居住者は利用をお控えください
2位:bybit
- 世界屈指の取引高で安定した約定が可能
- 326種類と非常に豊富な取扱通貨数を提供
- MetaTrader(MT4・MT5)対応で使いやすい取引環境を実現
bybitは、世界的に高い人気を誇る海外取引所であり、流動性の高さ、取引コストの低さ、使いやすいインターフェースなどが特徴です。
bybitの最大の強みは取引高の多さで、世界屈指の取引所ということもあり、取引高が非常に大きく、大口の取引でも非常に安定して約定することができます。
最大レバレッジは125倍と、ZOOMEXには及びませんが十分に高いレバレッジ取引が可能です。
取り扱い通貨数は326種類と非常に豊富で、様々な仮想通貨の取引機会を提供しています。
取引手数料は、メイカー手数料が0〜0.02%、テイカー手数料が0.025〜0.055%と、比較的低めに設定されています。
また、Bybitは独自の取引ツールを提供しており、使いやすいインターフェースが特徴です。
さらに、FXトレードでおなじみのMetaTrader(MT4・MT5)にも対応しているため、FX取引経験者も使いやすい環境が整っています。
日本語サポートも充実しており、24時間365日対応のカスタマーサポートが用意されています。
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3位:MEXC
- 398種類と業界トップクラスの取扱通貨数
- 最大200倍の高レバレッジを提供
- メイカー手数料0%の超低コスト取引
MEXCは、仮想通貨FX取引において非常に多くの通貨ペアを提供している海外取引所です。
MEXCは新規上場の仮想通貨を素早く取り扱う傾向があり、取り扱い通貨数は398種類と、このランキング内でトップの数を誇ります。
最大レバレッジは200倍と高く、少額の資金でも大きな取引が可能です。
手数料も安く、メイカー手数料は0%、テイカー手数料は0.02%と、業界最安レベルの手数料体系を提供しています。
また、取引手数料の安さや、本人確認なしでも取引が可能である点も魅力ですが、出金額に応じて本人確認が必要になる場合があるので注意が必要です。
日本語対応も充実しており、ウェブサイトやアプリの日本語化、日本語サポートが提供されています。
業界屈指の銘柄数・最安級の手数料!
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4位:Vantage Trading
- 最大333倍の超高レバレッジを提供
- ビットコイン/米ドルで業界最狭水準のスプレッド
- 日本円での入出金に対応
Vantage Tradingは、FXと仮想通貨取引の両方に対応した総合的な海外取引所です。
仮想通貨FXにおいては、最大レバレッジが333倍と非常に高く、少額の資金でも大きな取引が可能となっています。
取り扱い通貨数は50種類と、他の上位取引所と比べるとやや少なめですが、主要な仮想通貨は網羅されています。
取引コストが安いのも魅力で、ビットコイン/米ドル(BTC/USD)のスプレッドは業界最狭水準の5USDとなっています。
また、Vantage Tradingは日本円での入出金に対応しており、国内銀行送金やbitwalletなど、日本人トレーダーが使いやすい決済方法に対応しています。
さらに、MT4やMT5といったFX取引で人気の高い取引プラットフォームにも対応しており、EA(自動売買)で取引することも可能です。
加えて、Vantage Tradingはボーナスキャンペーンも豊富で、口座開設ボーナスとして15,000円、入金ボーナスとして最大150万円が提供されており、資金が少ない初心者トレーダーの強い味方となってくれるでしょう。
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5位:FXGT
- 仮想通貨で最大1,000倍の圧倒的レバレッジ
- 取引手数料が完全無料(ECN口座は手数料あり)
- 豊富な入出金方法で利便性が高い
FXGTは、FXと仮想通貨取引において非常に高いレバレッジを提供している業者で、通貨ペアと仮想通貨ペアをどちらも最大レバレッジ1,000倍で取引できます。
海外業者に置いてFX取引で1,000倍は決して珍しくありませんが、仮想通貨も1,000倍で取引できる業者はほぼありません。
また、基本的にスプレッドで収益を得るモデルを採用しているため、取引手数料は無料で、テイカー・メイカーの手数料差を気にせず取引できます。
取り扱い通貨数は42種類と、他の上位取引所と比べるとやや少なめですが、主要な仮想通貨は網羅されています。
また、FXGTは日本円での入金に対応しており、国内銀行送金のほか、クレジットカード、bitwallet、Apple Payなど使いやすい決済方法がたくさん用意されています。
さらに、MT4やMT5といった人気の高い取引プラットフォームにも対応しています。
FXGTはボーナスキャンペーンがひときわ豪華で、口座開設ボーナスとして15,000円、入金ボーナスとして最大128万円が提供されており、小資金からでも大きな取引が可能です。
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6位:XMTrading
- 最大500倍のハイレバレッジで取引できる
- 充実した日本語サポートを受けられる
- MT4/MT5対応で取引環境が整備されている
XMTradingは、FXと仮想通貨取引の両方に対応した総合的な海外取引所です。
仮想通貨FXにおいては、最大レバレッジが500倍と高く、取り扱い通貨数は58種類と、主要な仮想通貨からマイナーな銘柄まで幅広く取引できます。
XMTradingは、2009年の設立以来、長年にわたって安定したサービスを提供し続けており、多くのトレーダーから信頼を得ています。
また、日本語対応が非常に充実しており、ウェブサイトや取引プラットフォーム、カスタマーサポートなど、すべてが日本語で利用可能です。
さらに、MT4やMT5に対応しているだけでなく、専用のスマホアプリも提供されていて、パソコンだけでなくスマホでも取引しやすい環境が整えられています。
加えて、XMTradingは豊富なボーナスキャンペーンを提供しており、口座開設ボーナスとして13,000円、入金ボーナスとして最大$10,500を受け取ることができます。
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※当業者は日本で金融商品取引業の登録を受けていないため、日本居住者は利用をお控えください
7位:Exness
- 最大400倍のハイレバレッジで取引できる
- プロ口座での狭いスプレッドを実現
- スワップフリーで長期保有にも向いている
Exnessは、FXと仮想通貨取引の両方に対応した総合的な海外取引所です。
仮想通貨FXにおいては、最大レバレッジが400倍と高く、海外FX業者としては比較的狭いスプレッドで取引できます。
特に、プロ口座では非常に狭いスプレッドが提供されており、頻繁に取引を行うトレーダーにとって魅力的な条件となっています。
また、仮想通貨ペアについてはスワップフリーを提供しており、日を跨ぐ長期保有のポジションでもスワップ(金利)コストを気にせず取引することができます。
ただし、Exnessはボーナスキャンペーンをあまり実施していない点が他の取引所と異なり、ボーナスよりも取引条件面で顧客へ訴求するスタンスを貫いています。
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8位:BigBoss
- 取引手数料が完全無料
- 独自のポイントプログラムで特典充実
- 最大$13,700の豊富な入金ボーナスがもらえる
BigBossは、仮想通貨FX取引において安定した取引環境を提供している業者です。
最大レバレッジは50倍と控えめですが、取引手数料は完全無料で、スプレッドで収益を得るモデルを採用しています。
また、BigBossは日本語対応も充実しており、ウェブサイトやカスタマーサポートなどが日本語で利用可能です。
さらに、BigBossは独自のボーナスプログラムを提供していて、取引量に応じてBBP(BigBoss Point)というポイントが貯まり、これを様々な特典と交換することができます。
また、最大$13,700の入金ボーナスも提供されており、入金した額よりもかなり多くの証拠金で有利にトレードを進められます。
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※当業者は日本で金融商品取引業の登録を受けていないため、日本居住者は利用をお控えください
9位:iFOREX
- 約30年の運営実績がありサービスが安定している
- 24時間365日の日本語サポート体制
- 取引プラットフォームが初心者向けで使いやすい
iFOREXは、1996年に設立され、約30年にわたって安定したサービスを提供し続けている老舗の海外FX業者です。
仮想通貨FXにおいては、最大レバレッジが40倍と控えめですが、独自の取引プラットフォームや豊富な教育リソース、24時間365日の日本語サポートなどが魅力です。
取り扱い通貨数は48種類以上と、主要な仮想通貨からマイナーな銘柄まで幅広く取引できます。
また、iFOREXは独自の取引プラットフォームを提供しています。
このプラットフォームは使いやすさを重視して設計されており、初心者でも直感的に操作することができます。
iFOREXは日本語対応も充実しており、ウェブサイトやカスタマーサポートなどが日本語で利用可能です。
原則固定スプレッドで800を超える豊富な銘柄を取引!
公式サイト:https://www.iforex.jpn.com
※当業者は日本で金融商品取引業の登録を受けていないため、日本居住者は利用をお控えください
10位:Axi
- オーストラリアASIC監督下で信頼性が高い
- マーケット直結で高速な約定執行速度を実現
- スプレッドが狭くスキャルピングも快適にできる
Axiは、オーストラリアを拠点とする国際的な海外FX業者です。
仮想通貨FXにおいては、最大レバレッジが20倍と、他の上位取引所と比べると控えめですが、リスク管理を重視するトレーダーにとっては適切な水準かもしれません。
取り扱い通貨数は主要な仮想通貨を中心に提供されています。
Axiの特筆すべき点は業者としての信頼性の高さで、オーストラリア証券投資委員会(ASIC)の厳格な監督下にあり、顧客資産の保護や取引の公平性について高い基準を満たしています。
また、Axiは業界最高水準の取引環境を提供しており、高速な執行速度と低スプレッドが特徴で、スキャルピングやデイトレードを行うトレーダーに特に人気があります。
ただし、規制の関係でボーナスキャンペーンについては消極的で、他社のような口座開設ボーナスは用意されていません。
業界をリードするスプレッド、約定力の高さを体感しよう!
公式サイト:https://www.axi.com/asiapartners/
※当業者は日本で金融商品取引業の登録を受けていないため、日本居住者は利用をお控えください
目的別に選ぶ仮想通貨FX業者
海外のFX業者や仮想通貨取引所は、それぞれ特色が大きく異なるため、何を目的にするかによっておすすめの業者が決まってきます。
安全性が高い仮想通貨FX業者
安全性を重視する場合は、XMTradingやiFOREXなどがおすすめです。
XMTradingは、権威性が高いことで知られるキプロス金融監督局(CySEC)のライセンスを取得していて、日本語サポートが充実していることから日本人トレーダーから高い信頼を得ています。
iFOREXは、1996年に設立された老舗業者で、オーストラリア証券投資委員会(ASIC)のライセンスを取得しています。
取引コストが安い仮想通貨FX業者
取引コストを重視する場合は、ZOOMEX、bybit、MEXCなどがおすすめです
ZOOMEXは、業界最安レベルの手数料体系を誇り、少額資金で取引を始めたい初心者にもおすすめです。
bybitは、世界的に高い人気を誇る海外取引所であり、流動性の高さ、取引コストの低さ、使いやすいインターフェースなどが特徴です。
MEXCは、仮想通貨FX取引において非常に多くの通貨ペアを提供しており、アルトコイン取引に興味があるトレーダーにおすすめです。
レバレッジが高い仮想通貨FX業者
ハイレバレッジ取引を好む場合は、FXGTがおすすめです。
FXGTは、最大1,000倍のハイレバレッジを提供しており、少額資金で大きな利益を狙うことができます。
ただし、ハイレバレッジ取引はリスクも高いため、過度にレバレッジをかけすぎると大きな損失を出す危険性があります。
ボーナスが豪華な仮想通貨FX業者
ボーナスキャンペーンが豊富な業者で仮想通貨FXをしたい方は、Vantage Trading、FXGT、XMTradingがおすすめです。
- Vantage Trading:口座開設ボーナス15,000円+最大120%入金ボーナス
- FXGT:口座開設ボーナス15,000円+最大120%入金ボーナス
- XMTrading:口座開設ボーナス13,000円+最大100%入金ボーナス
いずれも、新規口座開設ボーナスや入金ボーナスが充実していて、手持ち資金が少なくてもボーナスを駆使することで大きなロットで取引が可能です。
取り扱い銘柄が豊富な仮想通貨FX業者
取り扱い通貨数が多い業者を求める場合は、MEXCがおすすめです。
MEXCは、398種類の仮想通貨を取り扱っており、業界トップクラスの取り扱い数を誇ります。
マイナーな銘柄にも幅広く対応しているので、様々な仮想通貨取引を楽しみたいトレーダーにおすすめです。
仮想通貨FXで海外業者を使うメリット
高いレバレッジで取引可能
仮想通貨FXで海外業者を利用する最大のメリットは、高いレバレッジでの取引が可能な点です。
レバレッジとは、少額の資金で大きな取引を行うための仕組みのことを指します。
国内の仮想通貨取引所では、金融商品取引法により最大レバレッジが2倍に制限されていて、手持ち資金の最大2倍分までのポジションしか保有できません。
一方、海外業者では数百倍や1,000倍程度の非常に高いレバレッジでの取引が可能で、国内業者よりもハイリスク・ハイリターンな取引が可能です。
例えば、レバレッジ100倍の業者なら、1万円の資金で100万円分の仮想通貨を取引することができ、相場が予想通りに1%動いただけで資金を2倍に増やせます。
少額の資金でも大きな利益を狙うことが可能となり、短期間で大きな利益を狙うには有利な環境といえるでしょう。
ただし、高レバレッジでの取引は大きな損失のリスクも伴うため、慎重な資金管理が必要です。
取り扱い通貨数が豊富
海外業者を利用する大きなメリットの一つに、取り扱い通貨数の多さが挙げられます。
国内の仮想通貨取引所では、日本金融庁が認めた仮想通貨のみが取引可能で、あまりにもリスクが高いと判断された通貨や新興通貨は取引できません。
一方、海外業者では国内の取引所では取引でない通貨もたくさん取り扱っており、業者によって数百種類にも及ぶ仮想通貨を取引できます。
海外取引所を使うことで、新興の有望な仮想通貨や、特定の業界に特化した仮想通貨など、様々な通貨へ投資でき、多様な投資戦略を立てることが可能になります。
ただし、取り扱い通貨数が多いからといって、やたらとマイナーな通貨に投資することは賢明ではありません。
取引手数料やスプレッドが比較的安い
多くの海外業者では、取引手数料やスプレッドが国内の取引所と比べて安く設定されています。
取引手数料とは、取引を行う際に発生する費用のことを指します。
スプレッドは、売値と買値の差額のことで、これも取引コストの一部となります。
例えば、一部の海外業者ではメイカー(指値)手数料が0%、テイカー(成り行き)手数料が0.02%という低水準に設定されています。
低コストの取引環境は、特に頻繁に取引を行うトレーダーにとって大きなメリットで、狭い値幅を獲るだけでも利益を出しやすくなります。
業者によって手数料体系は異なるため、自身の取引スタイルに合った業者を選ぶことが重要です。
ボーナスキャンペーンが豊富
多くの海外業者では、新規顧客の獲得や既存顧客の取引促進を目的として、様々なボーナスを提供しています。
代表的なものとして、口座開設ボーナスと入金ボーナスがあります。
口座開設ボーナスは、文字通り口座を開設するだけでもらえるボーナスで、新規口座開設だけで数千円から数万円相当のボーナスが付与される業者もあります。
入金ボーナスは、資金を入金した際に追加で受け取れるボーナスのことを指し、入金額に対する100%(同額)や50%といった高額なボーナスを提供している業者も少なくありません。
これらのボーナスを上手く活用することで、自己資金を増やすことなく取引を始めたり、取引資金を効率的に増やしたりすることができます。
ただし、ボーナスには通常、出金条件や有効期限などの制限が設けられているため、これらの条件をよく確認したうえで、自身の取引スタイルに合ったボーナスを選ぶことが重要です。
業者によってはMT4・MT5が使える
一部の海外の取引所は、MT4やMT5に対応しており、仮想通貨FX取引でもこれらのプラットフォームを利用できます。
MT4(MetaTrader 4)とMT5(MetaTrader 5)は、外国為替(FX)取引で広く使われている取引ソフトウェアで、高度なチャート分析が可能で、自動売買機能(EA:エキスパートアドバイザー)も備わっています。
ただし、MT4やMT5の使用には一定の学習コストがかかることも事実で、初心者は基本的な機能から順に学んでいくことをおすすめします。
ゼロカットシステムにより投資金額以上に損をしない
海外業者を利用する際の欠かせないメリットの一つに、ゼロカットシステムの存在が挙げられます。
ゼロカットシステムとは、トレーダーの損失が預け入れた証拠金を超えないようにする仕組みのことで、このシステムにより、投資金額以上の損失を被るリスクから保護されます。
通常、口座の証拠金維持率が一定水準を下回った際には、強制ロスカットが発動して、口座の残高がゼロになるのを防ぎます。
しかし、あまりにも急激な相場変動に巻き込まれると、強制ロスカットが遅れてしまい、結果として口座残高を上回る損失が生じる可能性があります。
ゼロカットシステムがある業者なら、口座残高を上回った損失分を業者側が補填してくれるため、トレーダーは手持ち資金以上に損する心配がありません。
国内の取引所では、ゼロカットシステムが導入されていないため、口座残高以上の損失が生じた場合、追証(追加証拠金)として入金しなくてはなりません。
一部の業者では本人確認なしで取引可能
海外の一部の業者では、本人確認なしで取引を始めることができます。
本人確認(KYC:Know Your Customer)とは、顧客の身元を確認するプロセスのことを指し、通常は身分証明書などを撮影してアップロードします。
しかし、一部の海外業者では、一定の取引限度額内であれば、本人確認なしで取引を開始できる場合があり、すぐに取引を始めたい場合や、個人情報の提供を控えたい場合に便利です。
ただし、本人確認なしで取引できる金額には制限があることが一般的で、大規模な取引や出金を行う際には、結局のところ本人確認が必要になる場合が多いです。
仮想通貨FXで海外業者を使うデメリット
日本金融庁による認可を受けていない
海外業者を利用する際の大きなデメリットの一つに、日本の金融庁による認可を受けていない点が挙げられます。
金融庁は日本国内の投資家を保護するため、国内の業者を厳しく監督しており、国内の仮想通貨取引所は厳格な規制のもとで運営されています。
一方、海外業者の多くは日本の金融庁から認可されておらず、業者が破綻した場合や、出金トラブルが発生した際に、日本の法的保護を受けにくくなります。
当サイトとしては、日本居住者に対して海外の仮想通貨取引所やFX業者の利用を推奨することはなく、日本で暗号資産交換業者登録や金融商品取引業登録を受けた国内業者の利用を推奨しています。
日本語サポートが不十分な業者もある
日本人に人気の海外業者は、日本語サポートに力を入れていて、国内業者と大差ないカスタマーサポートを受けられます。
しかし、多くの海外業者は英語を主要言語としており、日本語対応が十分でない場合があります。
例えば、取引条件や手数料体系、重要なお知らせなどが英語でのみ提供されている可能性があり、重要な情報を見逃したり、誤解したりするケースがあります。
また、取引プラットフォームのインターフェースが日本語に対応していない場合もあるでしょう。
さらに、問題が発生した際に問い合わせるカスタマーサポートも、日本語で対応してもらえないことがあるため、使おうとしている業者が日本語対応しているか予め確認しておきましょう。
英語力に自信がない方は、日本語サポートが充実している業者を選ぶとよいでしょう。
税金の申告が複雑になる可能性がある
日本の税法上、仮想通貨取引による利益は「雑所得」として扱われ、確定申告が必要となります。
国内の取引所を利用する場合、多くの取引所が年間の取引履歴や損益計算書を提供しています。
しかし、海外業者の場合、このような日本の税制に対応した資料が提供されないことがあります。
そのため、自身で取引履歴を管理し、損益を計算する必要が出てくる可能性があります。
特に、複数の通貨ペアで取引を行っている場合や、頻繁に取引を行っている場合は、この作業が非常に煩雑になる可能性があります。
また、海外業者を利用する場合、為替レートの変動も考慮に入れる必要があり、取引時と確定申告時の為替レートの差異により、計算がさらに複雑になる可能性があります。
正しく確定申告をして納税をしないと、後に税務調査の対象となる可能性や、追徴課税を受ける可能性につながります。
税金面のトラブルを避けるために、日々の取引を細かく記録して定期的に損益計算を行ったり、税金に関する知識を深め、必要に応じて専門家のアドバイスを受けるようにしましょう。
入出金に手間がかかる場合がある
国内の仮想通貨取引所では、連携する銀行口座から簡単に入金できて、すぐに取引を始めることができまずが、海外業者では入出金に手間がかかることが多いです。
日本円での直接入出金に対応していない海外業者では、仮想通貨を介して入出金を行う必要があり、具体的には以下のような流れになります。
- 国内の取引所で日本円を使って仮想通貨を購入(BTC・ETHなど)
- 購入した仮想通貨を海外業者のウォレットに送金
- 必要に応じてUSDTなどへ両替
出金の際は、この逆の手順を踏むことになります。
度重なる送金や両替によって、時間や手間がかかるだけでなく、送金手数料も嵩んでしまうため、なるべくまとめて入出金するようにしましょう。
また、送金先のアドレスやネットワークの種類を間違えると、資金を失う可能性もあるため、入出金時には細心の注意が必要です。
ハイレバレッジで大きく損する危険性がある
海外業者を利用する際の最大のデメリットの一つに、ハイレバレッジ取引による大きな損失のリスクが挙げられます。
海外業者では数百倍や1,000倍といった非常に高いレバレッジで取引ができます。
ハイレバレッジを駆使することで、大きな利益を得る可能性がある一方で、予想の逆方向へ相場が動いた際には大きな損失を被ってしまいます。
例えば、レバレッジ100倍で取引した場合、たった1%予想の逆方向へ動いただけでも全資金がなくなってしまいます。
仮想通貨市場は非常にボラティリティ(価格変動性)が高いことで知られており、数分で数十パーセントの価格変動が起こることも珍しくないので、瞬時に大きな損失を被る可能性があります。
さらに、ハイレバレッジ取引で大きな利益や損失が生じた際に、冷静な判断を欠いて無理なトレードを繰り返す要因にもなります。
大きな損失を避けるために、レバレッジはかけすぎず、ストップロスを必ず設定するなど、慎重な取引姿勢が求められます。
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