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BTCCの評判|安全性・メリット・デメリット・登録方法を解説

このサイトは、日本国外に住む日本人向けのもので、日本居住者は対象ではありません。「日本人」とはすべて海外在住の日本人を指します。日本国内に住む方は、日本国内で認可された金融業者をご利用ください。このサイトは、海外居住者向けの情報提供が目的であり、個別の投資助言や勧誘は行いません。記事にはアフィリエイト広告が含まれる場合があります。

海外の仮想通貨取引所「BTCC」(ビーティーシーシー)の評判をまとめました。

実際にBTCCを利用しているユーザーの口コミも交えながら、メリット・デメリットを徹底的にあぶり出したので、表面的な情報ではなく、実情に即した内容となっています。

これからBTCCを使おうと考えている人は、ぜひこの記事を参考材料にしてもらいたい。

2011年創業の老舗でセキュリティトラブル無し!

公式サイト:https://www.btcc.com/ja-JP
※当業者は日本で金融商品取引業の登録を受けていないため、日本居住者は利用をお控えください

この記事の目次

BTCC総合評価・ユーザーの口コミ

メリット・デメリット

メリット – Pros
  • 運営歴が長く信頼性も高い
  • セキュリティ性が高い
  • 追証なしのゼロカットシステム
  • 本人確認(KYC)なしで取引可能
  • 完全日本語対応
  • 株式・貴金属トークンに対応
  • 最大レバレッジ225倍
  • 取引板が厚く約定しやすい
デメリット – Cons
  • 法定通貨・日本円を入金できない
  • 円建てペアがない
  • 現物取引に非対応
  • ステーキング・コピトレに非対応
  • 取引銘柄数が他社より少ない
  • 取引手数料が割高(手数料優遇も少ない)
  • カード入金の手数料が高い

管理人の総評

BTCCは2011年に設立された老舗中の老舗取引所で、仮想通貨の黎明期から現在に至るまで一度もセキュリティトラブルを起こすこと無く営業を続けており、金融ライセンスも複数取得しているため安心感があります。

設立から10年以上経った今でも、デリバティブの取引量としては世界TOP 10に入ることもしばしばで、取引板がとても厚いため約定力も高い点が評価できます。

ただし、bybitやMEXCなどのモダンな取引所に比べると、取り扱い銘柄が少ない、ステーキングやコピートレードに一切対応していないなど、サービス面で見劣りしていることは否めません。

基本的な銘柄しか取引したい人にとっては必要十分ですが、様々な投資商品に手を出したい人はあえてBTCCを選ぶメリットは薄いでしょう。

X(Twitter)での口コミ

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https://twitter.com/sadanoboy/status/1608352427572629506
https://twitter.com/MochiyamaTV/status/1626962864899756032
https://twitter.com/Pientia/status/1571755267754430464

BTCCの安全性・信頼性:評価⭐️⭐️⭐️

公式Webサイトhttps://www.btcc.com/ja-JP
運営会社BTCC Limited(イギリス)
設立2011年6月
資金の管理方法分別管理
セキュリティ対策マルチシグネチャ
コールドウォレット
二段階認証
ログイン通知メール

BTCCの運営歴・金融ライセンス

BTCCは2011年6月に中国香港で設立、現在はロンドンに本拠を置く取引所で、2013年設立のbybitや2017年設立のBinanceよりも運営歴が長く、業界ではかなりの老舗といえます。

現在は以下3つの金融ライセンスを取得しており、いずれも審査の厳しいライセンスのため、信頼性の高い取引所といえるでしょう。

    • 米国FinCEN(金融犯罪取締ネットワーク)MSBライセンス
    • カナダFINTRAC(金融取引報告分析センター)MSBライセンス
    • リトアニアFCIS(金融犯罪捜査局)ライセンス

2023年10月4日時点での全世界取引高を見ると、デリバティブ取引で10位にランクインしています。

資産をマルチシグ・コールドウォレットで管理

BTCCではマルチシグネチャを導入しており、複数の秘密鍵を用いて仮想通貨ウォレットを管理しているため、顧客資金をハッキングリスクから守っています。

また、顧客資金のほぼ全てをネットワークから隔絶されたコールドウォレットで管理されており、万が一ハッキングされても資金を持ち逃げされることがありません。

万全なセキュリティ対策のおかげで、運営開始から今まで一度もハッキング被害に遭っていません。

二段階認証を設定可能

BTCCには次の3種類の二段階認証を設定できます。

  • Eメール認証
  • 携帯電話SMS認証
  • Google認証(Google Authenticator)

BTCCの新規登録時に、Eメール認証かSMS認証のどちらかを設定する必要があるため、登録後に残り2つを設定すれば強固なセキュリティ対策ができます。

新規登録を行ったら、真っ先にGoogle認証(Google Authenticator)を設定することをおすすめします。

Google AuthenticatorはiOS・Android向けの二段階認証アプリで、一度設定すると、BTCCでログイン・出金する際に、アプリで表示される6桁のワンタイムパスワードの入力を求められます。

ゼロカットシステムにより追証リスク無し

BTCCはゼロカットシステムを採用しており、追証(おいしょう)が請求される恐れがありません。

ゼロカットシステムとは、相場の急変動によってロスカットが間に合わず、口座残高を超える損失が発生した際に、残高以上の損を取引所側が負担してくれる仕組みです。

日本の取引所では、金融商品取引法によってゼロカットが禁止されており、残高以上の損は追証が請求されてしまうため、自己資金を超える損失が生まれるリスクがあります。

BTCCのようにゼロカットのある海外取引所を使えば、自己資金以上に損する危険性を防げます。

日本の金融庁に無登録(現状、警告は無し)

日本の金融庁は、日本国内で金融ライセンスを取得していないにも関わらず、日本で営業を行っている業者を「無登録業者」と位置づけ、随時「警告」を行っています。

2024年4月現在、「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について」のリストの中にBTCCは含まれていません。

ただし、BTCCは日本で金融商品取引業や暗号資産交換業の登録を受けていない無登録業者のため、仮に日本居住者へ営業・勧誘等を行っているとみなされれば、金融庁から警告を受ける可能性があります。

日本にお住まいの方へ:FX(外国為替証拠金取引)、暗号資産(仮想通貨)、バイナリーオプション等の取引を行う際は、日本で金融商品取引業や暗号資産交換業の登録を受けた国内業者をご利用ください。投資者保護の観点から、海外所在の無登録業者のご利用はおすすめできません。当サイトは、日本居住者の方に海外所在の無登録業者を推奨するものではありません。

BTCCの取引環境:評価⭐️⭐️

完全日本語対応

BTCC公式サイト

BTCCのウェブサイトはほぼ全て日本語表記となっており、登録から取引まで全て日本語で、英語がわからない人でも安心して利用できます。

ヘルプページや公式ブログも用意されていて、BTCCの使い方や仮想通貨トレードに役立つ情報がたくさん投稿されています。

また、メールやライブチャットを通じて土日休日も日本語サポートを利用できるため、初心者ユーザーに人気なのも頷けます。

LINE、X(Twitter)、Instagram、Facebookでも日本語での情報発信やサポートを行っています。

アプリ・取引プラットフォーム

BTCCの取引や口座管理はモバイルアプリやWeb、デスクトップアプリから行います。

スマホアプリはとても完成度が高く、銘柄ウォッチから高度なチャート分析や取引、口座の入出金まで直感的に扱うことができます。

パソコンから取引する人は、Webブラウザで大画面の取引ができて、取引環境は快適そのものです。

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デリバティブ取引のみ(現物取引に非対応)

BTCCはデリバティブ取引に特化した取引所で、現物取引には対応していません。

  • USDT無期限先物
  • インバース無期限先物

ステーキングに非対応

仮想通貨を預け入れて利息を貰える「ステーキング」を提供している取引所は多いですが、BTCCはステーキングに対応していません。

ステーキングなどの元本保証型運用をしたい人は、BitgetGate.ioなどをあわせて使うと良いでしょう。

コピートレードに非対応

他のトレーダーの取引を自身の口座へコピーできる「コピー」を提供している取引所は多いですが、BTCCはコピーに対応していません。

コピートレードの充実した取引所を使いたい人は、bybitBitgetなどを検討すると良いでしょう。

十分な流動性があり約定力が高い

BTCCは仮想通貨界の老舗だけあり、取引量もかなりのものです。

2023年10月4日時点では、24時間の出来高はBTCUSDTで21億米ドル(約3,129億円)、ETHUSDで16億米ドル(約2,384億円)にものぼります。

無期限先物は特に注文板が厚く、大きなポジションを取引する際もしっかり約定するため、売買タイミングを要求される短期トレードにも適しています。

レバレッジは最大225倍(2023年11月1日まで)

BTCCのレバレッジは最大150倍で、手持ち資金の最大150倍のポジションを取引できます。

2023年9月27日〜11月1日0:59までの期間限定で、以下4つの銘柄において最大225倍のハイレバレッジ取引が提供されています。

225倍レバレッジ対象銘柄
    • BTCUSDT
    • ETHUSDT
    • XRPUSDT
    • DOGEUSDT

MEXCが200倍、ZOOMEXが150倍、bybitが125倍であることを考えると、BTCCは業界でもトップクラスの高いレバレッジ水準です。

ただし、最大レバレッジは取引の種類や銘柄ごとによって異なり、人気銘柄の最大レバレッジは次のとおり。

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通貨USDT無期限インバース無期限
BTC最大225倍 最大150倍最大100倍
ETH最大225倍 最大150倍最大100倍
XRP最大225倍 最大150倍最大100倍
ADA最大20倍最大50倍
LTC最大100倍最大50倍
BCH最大50倍
DOGE最大225倍 最大150倍
LINK最大50倍
SOL最大50倍

BTCCの手数料:評価⭐️⭐️

取引手数料

BTCCでは無期限先物取引において取引手数料がかかります。

取引手数料は保有ポジション量に対してのパーセンテージで計算され、テイカー・メイカーとVIPランクによって手数料率が決まっています。

  • テイカー:注文板に並んでいる注文を取る側
  • メイカー:注文板へ新たな注文を並べる側

VIPランク0の一般ユーザーに対しては次の手数料が適用されます。

多くの取引所はメイカー手数料を安く設定していますが、BTCCはテイカー・メイカーともに0.045%で、他社と比べると割高です。

取引商品テイカー手数料メイカー手数料
USDT無期限先物0.045%0.045%
インバース無期限先物0.045%0.045%

BTCCでの保有資産または取引量が規定以上になると、その数量に応じてVIPレベルが上がり、VIPレベルに応じて手数料率が下がります。

ただし、VIP0〜VIP7は手数料率が一定で、割引を受けるためには最低でもSVIP1以上に昇格する必要があります。

SVIP1への昇格条件は、最低$50,000の資産を保有するか、過去30日で$15,000,000以上の取引をする必要があり、かなり敷居が高いです。

VIPレベル昇格条件
(残高・取引量いずれかを達成)
取引手数料
必要残高過去30日の取引量テイカーメイカー
VIP0(一般)0.045%0.045%
VIP1$2000.045%0.045%
VIP2$500$200K0.045%0.045%
VIP3$1K$500K0.045%0.045%
VIP4$2K$1M0.045%0.045%
VIP5$5K$2M0.045%0.045%
VIP6$10K$5M0.045%0.045%
VIP7$20K$10M0.045%0.045%
SVIP1$50K$15M0.035%0.035%
SVIP2$500K$20M0.030%0.030%
SVIP3$1M$50M0.025%0.025%
SVIP4$2M$100M0.020%0.020%
SVIP5$3M$200M0.010%0.010%

ファンディング(スワップ)手数料

無期限先物取引では、現物取引と先物取引における価格差を是正するためのファンディング手数料が発生します。

ファンディング手数料は毎日8時間ごと、日本時間の2時・10時・18時に発生し、このタイミングでポジションを持ち越すと必ず手数料が発生するので注意が必要です。

ファンディング手数料はプラスの場合とマイナスの場合があり、手数料発生時にロング(買い)かショート(売り)どちらを持っているかによって、手数料を払うか貰えるかが決まります。

BTCCの取引画面では、「資金調達率」と表記されており、手数料率と次のタイミングまでの残り時間がリアルタイムで確認できます。

ファンディング手数料ロング(買い)ショート(売り)
プラス手数料を支払う手数料を貰う
マイナス手数料を貰う手数料を支払う

入金手数料

BTCCの入金手数料は基本的に無料です。

デリバティブ取引所としては珍しく、クレジットカードや国内銀行送金でも入金でき、その際の手数料も無料です。

入金方法手数料
仮想通貨入金無料
クレジットカード決済無料
国内銀行送金無料

出金手数料

BTCCからの出金では、トランザクションフィーはBTCC側が負担してくれるが、そのかわりに出金手数料がかかります。

出金手数料は通貨によって異なるため、もし出金しようとする通貨の手数料が割高な場合は、他の通貨へ両替してから出金すると良いでしょう。

BTCCが公表している出金手数料は以下のとおり。

通貨出金手数料
USDT2〜20 USDT
BTC0.0004 BTC
ETH0.0015 ETH
XRP2 XRP
ADA1 ADA
LTC0.01 LTC

両替手数料

BTCCではマイページ内で簡単に仮想通貨を別の通貨へ両替でき、両替手数料は無料です。

BTCCの入出金方法:評価⭐️⭐️⭐️

BTCCへの入金方法は、仮想通貨入金、カード決済、国内銀行送金などが用意されており、いずれもBTCC側での決済手数料は無料です。

仮想通貨の入金であれば本人確認(KYC)は必要ないが、カードや銀行送金を使い法定通貨を決済する場合はKYCは必須となります。

仮想通貨入金200種類以上の通貨で入金可能
カード決済VISA・Mastercardに対応
国内銀行送金BTCCが指定する口座宛に振り込む

BTCCからの出金方法は仮想通貨出金のみで、出金に際しては金額に関わらず一律の出金手数料がかかります。

セキュリティ対策の観点から、出金するにはGoogle二段階認証の設定が必須です。

1日3回など出金時間が決まっている取引所もありますが、BTCCでは24時間いつでも出金できるため、早ければ数分、遅くとも数時間のうちに着金します。

BTCCのボーナス・キャンペーン:評価⭐️⭐️

新規ユーザー限定最大10,055 USDT獲得キャンペーン

これからBTCCの新規登録を行うユーザーに向けて、最大10,055 USDTの特典が貰えるキャンペーンを実施しています。

口座開設、本人確認、初回入金、取引などのミッションがたくさん用意されていて、それぞれのミッションをクリアしていくことで最大で10,055 USDTのクーポンや取引用ボーナスが貰えます。

最大1BTC/1ETH毎日宝くじ

誰でも1日3回まで無料でチャレンジできる宝くじで、少額の手数料割引クーポンのほか、最大で1BTCや1ETHが当たる。

110,000 USDT山分け大会

10,000 USDT取引するごとにチケットを1枚獲得でき、チケット1枚を2 USDTに交換できます。

キャンペーンは毎日行われ、1日最大チケット200枚=400 USDTまで貰えるが、プールされている110,000 USDTに達し次第終了となります。

BTCCの取り扱い銘柄:⭐️⭐️

BTCCの銘柄数は他のデリバティブ取引所に比べると少なめで、200種類あまりです。

ただ、株式をトークン化した「トークン化株式」や、金・銀をトークン化した「トークン化コモディティ」といった他社では取引できない商品もあります。(以前Binanceが一時提供していたが規制の都合上サービス終了した。)

USDT無期限先物217銘柄
インバース無期限先物5銘柄
トークン化株式12銘柄
トークン化コモディティ2銘柄

BTCCの登録・口座開設方法

STEP
新規アカウント作成

まずはBTCCの新規口座開設ページへアクセスし、メールアドレスもしくは電話番号、パスワードを設定して、アカウントを作成します。

STEP
メール・SMS認証番号を入力

アカウントを作成すると、入力したメールアドレスもしくは電話番号宛に認証番号が届きます。

メール・SMS内に書かれている6桁の認証コードをBTCCのページへ入力すれば、BTCCの登録作業は完了となりますが、セキュリティ性を高めるために二段階設定を行いましょう。

STEP
二段階認証を設定

スマホへ「Google Authenticator」をインストールしてから、BTCCのアカウント設定画面からGoogle二段階認証を設定します。

二段階認証を設定すると、自動的にBTCCからログアウトされるので、再度ログインしましょう。

STEP
本人確認(KYC)

BTCCでは本人確認(KYC)をしなくても仮想通貨を入金したり取引が可能です。

しかし、カードや銀行送金で入金したり、1日1,000 USDT以上の出金をするためには、KYCを行う必要があるため、口座開設と同時に済ませておくことを勧めます。

KYCに必要なのは次のいずれかの身分証明書で、BTCCのWebページもしくはアプリから表・裏を撮影してアップロードすれば、通常数時間で承認されます。

身分証明書
  • 運転免許証
  • パスポート
  • マイナンバーカード
STEP
法定通貨・仮想通貨で入金

取引を始めるために入金を行います。

BTCCへの入金方法は、仮想通貨入金、カード決済、国内銀行送金などが用意されています。

STEP
Web・アプリで取引開始

入金がBTCC口座へ反映したら、すぐに取引を始められます。

パソコンでトレードする場合は、Web取引画面を使って取引しましょう。

iPhoneやAndroidスマホでトレードするなら、BTCCの公式アプリを使う方法がメジャーです。

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この記事を書いた人

Yuuji Miyashitaのアバター Yuuji Miyashita 株式会社アドプラン代表取締役

金融工学を学びながら、2020年ファイナンシャルプランナーとしてのキャリアをスタート。最近では、ブロックチェーンやメタバースの最新技術を活用し、金融Webサービスの開発にも取り組んでいます。兼業で株のデイトレードとFXにも取り組んでおり、日々の市場分析を楽しみながら勉強しています。

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