ZOOMEXの評判｜安全性・メリット・デメリット・登録方法を解説

海外の仮想通貨取引所「ZOOMEX」（ズームイーエックス）の評判をまとめました。

実際にZOOMEXを利用しているユーザーの口コミも交えながら、メリット・デメリットを徹底的にあぶり出したので、表面的な情報ではなく、実情に即した内容となっています。

これからZOOMEXを使おうと考えている人は、ぜひこの記事を参考材料にしていただければ幸いです。

ZOOMEX総合評価・ユーザーの口コミ

メリット・デメリット

管理人の総評

ZOOMEXは2021年にシンガポールで設立された新しい取引所でありながら、シンプルがゆえの使いやすさや、レバレッジの高さから200万人以上のトレーダーに利用されています。30ヵ国以上でサービスを展開中で、年々成長を続けています。

日本市場に注力しており、完全日本語対応だけでなく、女優・タレントの河北麻友子さんを起用し、投資マンガ「インベスターZ」とのコラボレーションなど日本人ユーザーに向けたマーケティングも積極的に展開しています。

全体的にbybitに作りが似ていますが、機能や取り扱い銘柄は絞られており、ステーキングに対応していないのは大きな弱点といえます。

また、設立から運営歴が浅く、老舗の取引所に比べるとユーザー数も少ないため、信頼性や安全性を重視する人には不向きでしょう。とはいえ、米国FINCENやカナダFINTRACなど複数の金融ライセンスを取得しており、セキュリティ体制も堅牢なため、着実に信頼構築を進めています。

X（Twitter）での口コミ

ZOOMEXの良い評判・メリット

セキュリティ性が高い

ZOOMEXは、顧客の大切な資産を守るために、複数の強力なセキュリティ対策を導入しています。例えば、特殊な暗号技術を使ったり、インターネットから隔離されたコールドウォレットで顧客資産を保管することで、ハッキングによる資産流出のリスクを大幅に減らしています。

さらに、定期的なシステムのチェックや強化を欠かさず行うことで、不正アクセスを許しません。有名なセキュリティ専門会社であるHacken社からも、お墨付きをもらっています。

2025年5月の現時点では、大きなセキュリティ事故やハッキング被害の報告はなく、安心して利用できる取引所と言えるでしょう。

追証なしのゼロカットシステム

仮想通貨の価格は、時にジェットコースターのように大きく変動することがあります。

もし、急な価格変動で大きな損失が出そうになっても、ZOOMEXなら大丈夫です。「ゼロカットシステム」という仕組みがあるため、あなたが最初に預けたお金（証拠金）以上の損失を負うことはありません。

つまり、「追証（おいしょう）」と呼ばれる追加のお金を請求されることがないので、万が一の事態が起きても借金を背負ってしまう心配がありません。

ゼロカットシステムのおかげで、リスクを自己資金のみに限定した上で、安心してハイレバレッジ取引にチャレンジできる環境が整っています。

本人確認（KYC）なしで取引可能

ZOOMEXでは、基本的に面倒な本人確認（KYC）手続きをしなくても取引を始めることができます。

メールアドレス登録など簡単な手続きだけで、すぐに入金や出金（一定額まで）ができるようになるため、プライバシーを守りながら手軽にアカウントを作りたい方には特におすすめです。

本人確認をしていなくても、1日あたり最大で日本円にして数百万円相当（10BTC相当）までの出金が可能です。

ただし、もっと大きな金額を出金したい場合（本人確認をすれば1日あたり数千万円～1億円相当まで可能）や、特定の支払い方法を使いたい場合には、本人確認が必要になることもありますので、その点は覚えておきましょう。

DEXに対応

ZOOMEXの大きな特徴の一つが、通常の取引所（CEX：中央集権型取引所）の機能だけでなく、「DEX（デックス：分散型取引所）」にも対応している点です。

DEXを使うと、自分の資産を取引所に預けずに、自分自身で管理しながらトレード（売買）ができます。これにより、取引所のハッキングリスクを抑えつつ、より自由度の高い取引が可能になります。

「MetaMask（メタマスク）」や「Trust Wallet（トラストウォレット）」といった自分のお財布（ウォレット）を接続して、スマートコントラクトという仕組みを通じて取引を行うDEXモードでは、プライバシーを重視した取引をしたい方や、より自分でコントロールしたい方にぴったりです。

DEXモードでも、通常のCEXモードと同じように多くの仮想通貨ペアの取引ができ、本人確認なしで出金制限もないため、セキュリティを特に重視する投資家にとっては大きなメリットと言えるでしょう。

完全日本語対応

「海外の取引所って、英語ができないと難しいんじゃ…」と不安に思う方もいるかもしれませんが、ZOOMEXなら心配いりません。公式サイトや取引画面、さらにはお問い合わせのサポートまで、すべて日本語に対応しています。

もし取引中に分からないことや困ったことがあっても、チャットで日本語を話せるスタッフが丁寧に対応してくれるので安心です。サポートは24時間365日対応しており、特に日本時間の午前9時から深夜2時までは日本語でのサポートが受けられます。

英語が苦手な方でも、まったく問題なくスムーズに利用開始から取引まで行えます。さらに、X（旧Twitter）やLINE、Telegram、ThreadsといったSNSでも日本語で情報を発信したり、質問に答えたりしているので、気軽に情報を得ることも可能です。

アプリ・取引ツールが使いやすい

ZOOMEXの取引画面やスマートフォン用のアプリは、とてもシンプルで分かりやすいデザインになっています。そのため、仮想通貨取引が初めての初心者の方から、経験豊富な上級者の方まで、誰でもストレスなく取引を進めることができるでしょう。

TradingViewを統合したチャート画面は、テクニカル分析もしやすく設計されており、トレンドラインやフィボナッチなどあらゆるインジゲーターを活用できます。公式によれば取引インターフェースの総遅延は10ミリ秒未満とされ、実際のユーザー操作でも素早い注文約定が体感できるため、ストレスフリーでチャート分析や取引に没頭できます。

また、現物取引画面では指値注文と同時にストップロス・テイクプロフィット注文を設定できるOCO注文機能も搭載されており、スマホアプリ上でも高度なリスク管理を行えるよう工夫されています。

取り扱い銘柄が豊富

ZOOMEXは、ビットコイン（BTC）やイーサリアム（ETH）といった有名な仮想通貨だけでなく、まだあまり知られていないアルトコイン（その他の仮想通貨）も含めて、たくさんの種類の銘柄を取り扱っているのが強みです。

全部で85種類以上の通貨ペアをスポット市場（通常の売買）で取引できます。

デリバティブ市場（未来の価格を予想する取引）ではさらに選択肢が多く、2025年時点ではなんと450種類以上の契約が提供されています。これから価値が大きく上がるかもしれない、いわゆる「草コイン」も次々と上場しているので、「これから注目される通貨をいち早く手に入れたい！」という方にもおすすめです。

たくさんの銘柄があることで、リスクを分散しながら投資しやすい環境が整っています。

最大レバレッジ150倍

日本の取引所では、レバレッジ（自己資金の何倍もの金額を取引できる仕組み）は最大でも2倍までに制限されています。しかし、ZOOMEXでは一部の銘柄でなんと最大150倍ものハイレバレッジ取引が可能です。

少ない資金を元手に大きなレバレッジをかけることで、短期間で大きな利益を狙える可能性がある反面、損失が出るスピードも速くなるため、慎重な資金管理が必要です。

しかし、先ほどお伝えした「ゼロカットシステム」が導入されているため、どれだけ大きな損失が出ても、最初に預けた資金以上のマイナスが発生することはありません。つまり、借金を背負う心配はないので、安心してチャレンジできます。

取引板が厚く約定しやすい

ZOOMEXは世界各国の多くのトレーダーに利用されており、主要銘柄を中心に板の厚みがあるため、希望価格に近い価格で約定しやすいのが強みです。

2024年11月時点では、24時間の出来高はBTCUSDT無期限先物で275億米ドル（約4兆2350億円）、ETHUSDT無期限先物で21億米ドル（約3,200億円）、BTCUSDインバース先物で30億米ドル（約4,600億円）にものぼります。

流動性が低い取引所では約定拒否が起こったり、意図した価格よりもかけ離れたところで約定してしまう危険性がありますが、ZOOMEXでは意図した価格で約定しやすく、タイミングがシビアなスキャルピングにも適しています。

入金方法が豊富

ZOOMEXでは、他の取引所から仮想通貨を送金して入金するだけでなく、クレジットカードやオンライン決済サービスを使って入金することもできます。

クレジットカードや銀行振込を通じて、日本円などの法定通貨でビットコインやUSDT（テザー）といった仮想通貨を直接購入できる「オンランプ」という機能も備わっています。

日本円にも対応しており、口座開設と本人確認（KYC）を完了すれば、日本円でこれらの仮想通貨を買うことができます。これは、外部の決済サービス（Onramperなど）と連携することで実現しています。

様々な入金方法が用意されているため、ご自身の都合や取引スタイルに合わせて最適な方法を選ぶことができ、特に日本人ユーザーにとって利用しやすい点が好評です。

ZOOMEXの悪い評判・デメリット

運営歴が浅い

ZOOMEXは2021年に設立された比較的新しい取引所です。そのため、運営期間がまだ短いという点では、長年運営されている大手取引所と比べると、信頼性の面で少し心配な部分があるかもしれません。

長い実績や大手企業との提携がある取引所に比べると、利用者保護の体制やトラブルが起きた際の対応実績が少ないのは事実です。

ただし、信頼を築くために複数の国の金融ライセンスを取得したり、2022年にはスペインの有名なサッカークラブ「ビジャレアルCF」、2025年シーズンに向けてはF1の「ハースチーム」とスポンサー契約を結ぶなど、ブランドイメージ向上のための積極的な取り組みも行っています。

今のところ大きなトラブルは報告されていませんが、今後の運営状況については注意深く見守りながら利用していくのが良いでしょう。

ステーキングに非対応

ZOOMEXは、保有している仮想通貨を預けて利息のような報酬を得られる「ステーキング」サービスに対応していません。

そのため、売買差益だけでなく、保有していることによる収益（インカムゲイン）を狙う長期投資もできません。

今後のサービス拡充に期待したいところですが、現状では短期的なトレードに特化した取引所と言えるでしょう。

法定通貨・日本円を入金できない

ZOOMEXは海外の取引所であるため、日本の取引所のように銀行振込やコンビニ入金で日本円を直接入金することは基本的にできません。主な入金方法は、USDT（テザー）などの仮想通貨を送金する方法となります。

クレジットカードを使った入金には対応していますが、これは決済代行サービスを経由する形になるため、日本円を直接入金するのとは仕組みが異なり、手数料もかかってしまいます。外部の決済サービスを通じて日本円からビットコインやUSDTを購入することは可能ですが、手続きが少し複雑に感じる場合もあります。

普段、日本の取引所でスピーディーに日本円を入金している方にとっては、少し不便に感じてしまうかもしれません。

円建てペアがない

ZOOMEXで取引できる通貨ペアは、主にUSDT（米ドルに連動する仮想通貨）建てが中心となっており、日本円建ての通貨ペア（例：BTC/JPY）は存在しません。

そのため、利益や損失を日本円で把握したいトレーダーにとっては、少し分かりにくく感じるかもしれません。

また、米ドルと日本円の為替レートの変動も考慮する必要があるため、日本の取引所と同じような感覚で使うのは難しいでしょう。

取引を行う際は、常にドル換算で資産を管理する必要があるため、日本円での資産管理に慣れている方には、少し手間が増えるかもしれません。

取引手数料がやや割高

ZOOMEXのデリバティブ取引（FXのような証拠金取引）の手数料は、他の主要な海外取引所と比較すると、少し高めに設定されている場合があります。

基本的な手数料は、指値注文（メイカー）が0.02％、成行注文（テイカー）が0.06％となっていますが、もっと低い手数料で取引できる取引所も存在します。特に頻繁に売買を行う短期トレーダーにとっては、手数料の負担が少し大きくなってしまう可能性があります。

また、現物取引の手数料はメイカー・テイカーともに一律0.1%とされており、これも業界標準と比較すると若干高めです。

とはいえ、ZOOMEXには過去30日間の総取引高に応じて手数料が安くなる「VIPクラブ」という制度があります。取引量が多ければ多いほど手数料率が割引されるため、継続的に大量の取引を行うヘビートレーダーにとっては魅力的な制度です。

カード入金の手数料が高い

クレジットカードを使ってZOOMEXに入金する場合、決済代行サービスの手数料が別途かかるため、結果的に手数料が割高になりがちです。

具体的には、クレジットカードで仮想通貨を購入する際に、約6.5%程度の決済手数料が発生します。24時間365日、いつでもすぐに資金を反映できるというメリットはありますが、頻繁にクレジットカードで入金を行うと、無視できないコスト負担となってしまうでしょう。

手数料を抑えたい場合は、他の取引所ですでに保有している仮想通貨をZOOMEXに送金する方法や、他の入金手段を検討することをおすすめします。

特に、他の取引所で仮想通貨を持っている場合は、それらを直接ZOOMEXに送る方が手数料を大幅に節約できます。

ZOOMEXの安全性・信頼性：評価⭐️⭐️

公式Webサイト	https://www.zoomex.com/ja-JP/
運営会社	Octochain Fintech Limited（シンガポール）
設立	2021年
資金の管理方法	分別管理
セキュリティ対策	マルチシグネチャ コールドウォレット 二段階認証 ログイン通知メール

ZOOMEXの運営歴・金融ライセンス

ZOOMEXは2021年にシンガポールで設立された取引所で、Binanceやbybitなどに比べると歴史は浅いです。創設者はAmos Z氏とJay Hsu氏の2名で、設立以来急速に成長を遂げ、登録ユーザー数は既に200万を超え、サービス提供国も30か国以上に及びます。

現在は以下3つの金融ライセンスを取得しており、いずれも審査の厳しいライセンスのため、信頼性の高い取引所といえるでしょう。

• 米国FinCEN（金融犯罪取締ネットワーク）MSBライセンス
• 米国NFA（全米先物協会）ライセンス
• カナダFINTRAC（金融取引報告分析センター）MSBライセンス

資産をマルチシグ・コールドウォレットで管理

ZOOMEXではマルチシグネチャを導入しており、複数の秘密鍵を用いて仮想通貨ウォレットを管理しているため、顧客資金をハッキングリスクから守っています。これにより、一人の担当者が単独で資金移動できない仕組みを構築し、内部不正や単独の秘密鍵漏洩リスクを低減しています。

また、顧客資金のほぼ全てをネットワークから隔絶されたコールドウォレットで管理されており、万が一ハッキングされても資金を持ち逃げされることがありません。さらに常に全ユーザーの資産をカバーできる準備金を保持していると公表しており、CoinMarketCapなどを通じて主要ウォレット残高を開示する取り組みも行っています。

二段階認証を設定可能

ZOOMEXには次の3種類の二段階認証を設定できます。

• Eメール認証
• 携帯電話SMS認証
• Google認証（Google Authenticator）

ZOOMEXの新規登録時に、Eメール認証かSMS認証のどちらかを設定する必要があるため、登録後に残り2つを設定すれば強固なセキュリティ対策ができます。アカウント保護のため、ログイン時や出金時には2FAコードの入力が求められ、不正ログインによる資金流出を防止します。

新規登録を行ったら、真っ先にGoogle認証（Google Authenticator）を設定することをおすすめします。ユーザーは初回ログイン時に2FA設定を促され、設定完了まで出金ができない仕様になっているため、セキュリティ意識の低いユーザーでも自然と保護措置が取られるようになっています。

Google AuthenticatorはiOS・Android向けの二段階認証アプリで、一度設定すると、ZOOMEXでログイン・出金する際に、アプリで表示される6桁のワンタイムパスワードの入力を求められます。

ゼロカットシステムにより追証リスク無し

ZOOMEXはゼロカットシステムを採用しており、追証（おいしょう）が請求される恐れがありません。

ゼロカットシステムとは、相場の急変動によってロスカットが間に合わず、口座残高を超える損失が発生した際に、残高以上の損を取引所側が負担してくれる仕組みです。

日本の取引所では、金融商品取引法によってゼロカットが禁止されており、残高以上の損は追証が請求されてしまうため、自己資金を超える損失が生まれるリスクがあります。

ZOOMEXのようにゼロカットのある海外取引所を使えば、自己資金以上に損する危険性を防げます。

日本の金融庁に無登録（現状、警告は無し）

日本の金融庁は、日本国内で金融ライセンスを取得していないにも関わらず、日本で営業を行っている業者を「無登録業者」と位置づけ、随時「警告」を行っています。

2024年5月現在、「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について」のリストの中にZOOMEXは含まれていません。

ただし、ZOOMEXは日本で金融商品取引業や暗号資産交換業の登録を受けていない無登録業者のため、仮に日本居住者へ営業・勧誘等を行っているとみなされれば、金融庁から警告を受ける可能性があります。日本居住者がZOOMEXを利用すること自体は違法ではありませんが、規制環境の変化には常に注意が必要です。

ZOOMEXの取引環境：評価⭐️⭐️

完全日本語対応

ZOOMEXは、日本のトレーダーを非常に大切に考えていることが伝わってくる取引所です。

公式サイトは、ほぼ隅々まで日本語で表示されており、宣伝モデルには女優やタレントとして活躍されている河北麻友子さんを起用しています。さらに、日本の人気投資マンガ「インベスターZ」とのコラボレーション企画を行うなど、日本市場に特化した親しみやすいマーケティングも展開しています。

そのため、口座開設の手続きから実際の取引、そして困ったときのサポートまで、すべて日本語でスムーズに行うことができます。メールはもちろん、リアルタイムで質問できるライブチャットでも日本語で丁寧に対応してくれるので、英語が苦手な方でも全く心配いりません。

日本語サポートは、日本時間の午前9時から深夜2時まで利用可能で、問い合わせに対する返信も早いと評判です。

また、X（Twitter）、LINE、Telegram、Threadsでも日本語での情報発信やサポートを行っています。

アプリ・取引プラットフォーム

ZOOMEXでの取引や口座の管理は、スマートフォン用のアプリ（iOS・Android対応）や、パソコンのウェブブラウザから簡単に行えます。

• ZOOMEXの取引画面を開く
• iOSアプリを入手
• Androidアプリを入手

特にスマホアプリは非常に完成度が高く、気になる銘柄の価格チェックから、高度なチャート分析、実際の取引、そして口座への入金や出金まで、指先一つで直感的に操作することができます。

ZOOMEXによると、取引画面の反応速度は非常に速く（総遅延10ミリ秒未満とのこと）、実際に使ってみても注文がサクサクと通るのを体感できるので、ストレスなく取引に集中できます。

パソコンから取引する場合は、多くのプロトレーダーも愛用する「TradingView（トレーディングビュー）」のチャート機能が統合されており、コンマ数秒単位の非常に細かい値動きも表示できる高精度なチャートや、現在の注文状況が一目でわかる注文板、トレンドラインやフィボナッチといった分析ツール、さらには自分好みにカスタマイズできる描画ツールなどが利用可能です。

画面のレイアウトも自由に変更できるため、自分だけの使いやすいトレード画面を作り上げることができる点も、多くのトレーダーから高く評価されています。

デリバティブ取引のみ（現物取引に非対応）

ZOOMEXはデリバティブ取引に特化した取引所で、現物取引には限定的な対応となっています。

ZOOMEXで提供されている主なデリバティブ取引には、以下のようなものがあります。

• USDT無期限先物
• インバース無期限先物

デリバティブ市場では2025年時点で450種類以上のパーペチュアル契約が提供されており、レバレッジは銘柄によって最大150倍まで設定可能です。

ステーキングに非対応

仮想通貨を取引所に預けておくだけで、銀行の利息のように報酬がもらえる「ステーキング」というサービスを提供している取引所は多いですが、現在のところZOOMEXはステーキングに対応していません。

そのため、購入した仮想通貨を長期間保有してコツコツと利益を増やしたいと考えている投資家の方には、少し物足りないかもしれません。

コピートレード

ZOOMEXには、「コピートレード」という初心者の方にもおすすめの機能があります。

コピートレードとは、経験豊富な「マスタートレーダー」の中から好きな人を選んでフォローすると、そのマスタートレーダーが行う取引が、あなたの口座にも自動的にコピーされるというものです。

過去7日間の収益率や勝率、フォロワー数などを参考にして、どのトレーダーをフォローするか選ぶことができます。これにより、取引の知識や経験があまりない方でも、手軽にプロの取引手法を真似して利益獲得を目指すことができます。

コピートレードを利用するにあたって、特別な追加手数料はかかりません。（通常の取引手数料は発生します）

ただし、利益が出た場合には、その利益の10%をマスタートレーダーに成功報酬として支払う仕組みになっています。この仕組みがあることで、優秀なトレーダーはより多くのフォロワーを獲得し、フォロワーの利益からの報酬も増えるため、積極的に良い成績を公開するモチベーションに繋がっています。

2025年5月現在、500人以上のマスタートレーダーがコピートレードのサービスを提供しており、選択肢も豊富です。

DEXに対応

ZOOMEXは、一般的な中央集権型取引所（CEX）の機能に加えて、「DEX（デックス：分散型取引所）」も提供しているのが大きな特徴です。これは、CEXとDEXの両方の良さを一つのプラットフォームで利用できる、非常にユニークな取引所と言えます。

DEXを利用する最大のメリットは、ユーザー自身が自分のお財布（ウォレット）を管理するため、万が一取引所が破綻したりハッキングされたりするリスクに左右されにくい点です。

「MetaMask（メタマスク）」や「Trust Wallet（トラストウォレット）」といった個人のウォレットを接続して取引ができ、面倒な本人確認（KYC）も不要で、出金の制限もありません。プライバシーを重視する方にとっては非常に大きなメリットです。

DEXは、中央の管理者が存在しない分散型のシステムで運営されています。取引はスマートコントラクトと呼ばれるプログラムによって自動的に実行され、取引所自体が取引の仲介や管理を行わないのが特徴です。

• スマートコントラクトの利用：DEXでは、取引の条件やルールがスマートコントラクトに書かれており、これに基づいて取引が自動的に実行されます。スマートコントラクトはブロックチェーン上に存在し、透明性と信頼性を確保します。
• 資産の自己管理：ユーザーは自分のウォレットから直接取引を行い、資産を取引所に預ける必要がありません。これにより、資産の保管場所が分散され、中央集権型取引所に比べてセキュリティリスクが低くなります。
• 取引の分散化：DEXは、複数のノード（サーバー）が取引データを共有し、検証することで運営されています。このため、取引所の一部がダウンしても、全体としての運営は継続することができます。

CEXとDEXの違いを徹底解説！初心者が知っておくべき４つのポイント！ | NFTゲーム大学

過去には、2014年のマウントゴックス事件や2018年のコインチェック事件など、中央集権型取引所（CEX）の弱点を突かれて多くの投資家が資産を失うという悲しい出来事がありました。DEXでは、トレーダー同士が直接取引を行うため、透明性が非常に高いと言われています。

しかし、「自分の資産は自分で守る」というDEXの特性は、セキュリティ向上というメリットがある一方で、お財布の鍵となる「秘密鍵」を紛失してしまうリスクも伴います。秘密鍵をなくしてしまうと、永久に自分の資産にアクセスできなくなる可能性があるため、すべて自己責任のもとで厳重に管理する必要があります。

十分な流動性があり約定力が高い

ZOOMEXは世界中の多くのトレーダーに利用されているため、取引量が非常に多く、これを「流動性が高い」と言います。流動性が高いと、「板が厚い」状態になり、あなたが「買いたい」「売りたい」と思った価格でスムーズに取引が成立しやすくなります。

例えば、2024年11月12日時点のデータでは、24時間の取引量がビットコイン/USDT（米ドルに連動する仮想通貨）の無期限先物で約4兆2350億円、イーサリアム/USDTの無期限先物で約3200億円にも上ります。

注文板が厚いため、たとえ大きな金額の取引をする際でもしっかりと約定しやすく、一瞬の売買タイミングが重要な短期トレード（スキャルピングなど）にも非常に適しています。

レバレッジは最大150倍

ZOOMEXのレバレッジは最大150倍で、手持ち資金の最大150倍のポジションを取引できます。

ただし、利用できる最大のレバレッジは、取引の種類や仮想通貨の銘柄ごとに異なります。人気の主要な銘柄の最大レバレッジは以下の通りです。

通貨	USDT無期限	インバース無期限
BTC	最大150倍	最大100倍
ETH	最大150倍	最大100倍
XRP	最大75倍	最大50倍
EOS	最大50倍	最大50倍
ADA	最大75倍	–
LTC	最大50倍	–
BCH	最大50倍	–
DOGE	最大75倍	–
LINK	最大50倍	–
SOL	最大50倍	–

ZOOMEXの手数料：評価⭐️⭐️

取引手数料

ZOOMEXでは無期限先物取引において取引手数料がかかります。

取引手数料は保有ポジション量に対してのパーセンテージで計算され、テイカー・メイカーと会員ランクによって手数料率が決まっています。

• テイカー：注文板に並んでいる注文を取る側
• メイカー：注文板へ新たな注文を並べる側

基本的には次の手数料が適用されます。

取引商品	テイカー手数料	メイカー手数料
USDT無期限先物	0.06%	0.02%
インバース無期限先物	0.06%	0.02%
現物取引	0.1%	0.1%

会員ランクが上がると手数料が安くなり、次のとおり適用されます。

会員ランク	過去30日間の取引高	テイカー手数料	メイカー手数料
一般	–	0.060%	0.020%
VIP 1	$5,000,000以上	0.036%	0.020%
VIP 2	$10,000,000以上	0.033%	0.020%
VIP 3	$30,000,000以上	0.030%	0.010%
VIP 4	$50,000,000以上	0.027%	0.006%
VIP 5	$100,000,000以上	0.024%	0.002%

ファンディング（スワップ）手数料

無期限先物取引では、現物取引と先物取引における価格差を是正するためのファンディング手数料が発生します。

ファンディング手数料は毎日8時間ごと、日本時間の1時・9時・17時に発生し、このタイミングでポジションを持ち越すと必ず手数料が発生するので注意が必要です。

ファンディング手数料はプラスの場合とマイナスの場合があり、手数料発生時にロング（買い）かショート（売り）どちらを持っているかによって、手数料を払うか貰えるかが決まります。

ZOOMEXの取引画面では、「資金調達率」と表記されており、手数料率と次のタイミングまでの残り時間がリアルタイムで確認できます。

ファンディング手数料	ロング（買い）	ショート（売り）
プラス	手数料を支払う	手数料を貰う
マイナス	手数料を貰う	手数料を支払う

入金手数料

ZOOMEXの入金手数料は基本的に無料です。

ただし、クレジットカードで仮想通貨を購入すると6.5%の決済手数料が発生し、入金額が大きくなるほど手数料も高くなるので注意が必要です。

入金方法	手数料
仮想通貨入金	無料
カード入金（OnRamp）	6.5%
銀行送金（TransG）	3.5% （2,000円〜6,500円）

出金手数料

ZOOMEXからの出金には、トランザクションフィーはZOOMEX側が負担してくれるが、そのかわりに出金手数料がかかります。

出金手数料は通貨によって異なるため、もし出金しようとする通貨の手数料が割高な場合は、他の通貨へ両替してから出金すると良いでしょう。

通貨	出金手数料
USDT	10 USDT
BTC	0.0005 BTC
ETH	0.005 ETH
XRP	0.25 XRP
EOS	0.1 EOS

両替手数料

ZOOMEXではマイページ内で簡単に仮想通貨を別の通貨へ両替でき、両替手数料は無料です。

ZOOMEXの入出金方法：評価⭐️⭐️⭐️

ZOOMEXへの入金方法は、仮想通貨入金、カード決済、P2P取引などが用意されています。

仮想通貨入金	USDT・BTC・ETH・XRP・EOSで入金可能
カード決済	VISA・Mastercardに対応 6.5%の決済手数料がかかる
P2P取引	購入者と販売者間で直接売買が可能 販売者によって銀行振込、PayPay、LINE Pay、コンビニ払いなどが選べる

ZOOMEXからの出金方法は仮想通貨出金のみで、入金時同様にUSDT・BTC・ETH・XRP・EOSのいずれかを選べます。

セキュリティ対策の観点から、出金するにはGoogle二段階認証の設定が必須です。

原則として本人確認（KYC）をしなくても出金できますが、1日10 BTC以上を出金するには本人確認を済ませる必要があります。本人確認を完了すると出金上限が50〜100BTC/日まで拡大します。

ZOOMEXのボーナス・キャンペーン：評価⭐️⭐️

ZOOMEXでは常にいくつものボーナス・キャンペーンを提供しており、様々なタスクをクリアしていくことで様々なボーナスをもらえます。

定期的なトレードイベントはもちろん、世界的なイベント（W杯の優勝国予想など）に絡めたものもあり、大きな賞金が分配されるので注目です。

以下に主なボーナス・キャンペーンを紹介します。

ZOOMEXの取り扱い銘柄：⭐️⭐️⭐️

ZOOMEXの取り扱い銘柄はとても幅広く、2025年時点では現物市場で85種類以上の通貨ペアが上場されています。デリバティブ市場ではさらに多くの選択肢があり、450種類以上のパーペチュアル契約が提供されています。

ZOOMEXの登録・口座開設方法