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FXGTの安全性|取得している金融ライセンス、金融庁未登録の理由は?

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海外FX業者として急成長を遂げているFXGTですが、日本の金融庁に登録していない業者であることから、「本当に安全なのか」「資金は守られているのか」と不安を感じる方も多いのではないでしょうか。

しかし、FXGTはグループ全体で4つの金融ライセンスを取得し、2019年の設立以来、トラブルなく安定した運営を続けてきた実績があります。

この記事では、FXGTが保有する金融ライセンスの内容や、日本の金融庁への未登録の理由、さらには顧客資産の保護体制や取引システムの特徴まで、安全性に関わる情報を徹底的に解説していきます。

これからFXGTでの取引を検討されている方は、まずこの記事で安全性・信頼性をしっかりと確認してから使い始めることをおすすめします。

なお、FXGTがどんな業者かを知りたい人は「FXGTの評判」をお読みください。

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公式サイト:https://fxgt.com/ja
※当業者は日本で金融商品取引業の登録を受けていないため、日本居住者は利用をお控えください

この記事の目次

FXGTが取得している金融ライセンス

FXGTは現在4ヶ国の会社によって運営されており、各会社は金融当局のライセンスを取得しています。

FXGTが取得している金融ライセンス
  • GT Global Ltd:セーシェル金融庁(FSA)(ライセンス番号:SD019)
  • GT IO Markets (Pty) Ltd:南アフリカ金融セクター行動機構(FSCA)(ライセンス番号:48896)
  • GT Global Markets Ltd:バヌアツ金融サービス委員会(VFSC)(ライセンス番号:700601)
  • GT Investment Services Ltd:キプロス証券取引委員会(CySEC)(ライセンス番号:382/20)

それぞれの金融ライセンスについて詳しく解説していきます。

セーシェルFSAライセンスの特徴

名称FSA Seychelles (セーシェル金融サービス庁)
役割セーシェルの金融市場の監督
設立年2003年
本拠地セーシェル ヴィクトリア
要件・規制内容特に厳しい規制なし
公式サイトhttps://fsaseychelles.sc

セーシェル金融庁(FSA)が発行するライセンスは、オフショア金融センターとして知られるセーシェル共和国の金融ライセンスです。

FSAは顧客資産の分別管理を義務付けており、マネーロンダリング対策なども規制に含まれています。

ただし、レバレッジ規制や取引ボーナスの規制は比較的緩やかで、業者の自由度が高いのが特徴です。

日本人向けサービスを提供しているGT Global Ltdは、このFSAライセンスのもとで運営されているため、日本人が口座開設するとセーシェルの管轄となります。

キプロスCySECライセンスの特徴

名称CySEC (キプロス証券取引委員会)
役割キプロスの証券市場の監督
設立年2001年
本拠地キプロス ニコシア
要件・規制内容・顧客資産の分別管理義務
・レバレッジ規制(小口投資家は最大30倍)
・強制ロスカットは証拠金維持率50%以上
・ゼロカットシステムの導入必須
・ボーナス等のインセンティブ禁止
・ICF(投資家補償基金)による最大2万ユーロの補償
公式サイトhttps://www.cysec.gov.cy

キプロス証券取引委員会(CySEC)のライセンスは、EUの金融規制に準拠した厳格な監督体制で知られています。

投資家保護基金(ICF)への加入が義務付けられており、業者が破綻した場合は最大2万ユーロまでの補償が受けられます。

レバレッジは最大30倍までに制限され、取引ボーナスの提供も禁止されるなど、投資家保護を重視した厳しい規制となっています。

ただし現在は日本人向けサービスには適用されていません。

南アフリカFSCAライセンスの特徴

名称FSCA (南アフリカ金融業界行為監督機構)
役割南アフリカの金融市場の監督
設立年1991年
本拠地南アフリカ プレトリア
要件・規制内容・マーケットメイクの禁止
・CFD取引のレバレッジ上限
公式サイトhttps://www.fsca.co.za

南アフリカの金融セクター行動機構(FSCA)は、アフリカ地域では最も信頼性の高い金融規制当局の一つです。

FSCAは業者に対して定期的な監査や報告義務を課しており、マーケットメイク方式での取引も禁止するとともに、相場操作や不正取引への監視も厳しく行われています。

顧客資産の分別管理も義務付けられていますが、レバレッジ規制などは比較的緩やかな水準となっています。

バヌアツVFSCライセンスの特徴

名称VFSC (バヌアツ金融サービス委員会)
役割バヌアツの金融機関の規制
設立年1993年
本拠地バヌアツ ポートビラ
要件・規制内容賠償責任保険の加入義務
公式サイトhttps://www.vfsc.vu

バヌアツ金融サービス委員会(VFSC)のライセンスは、南太平洋の金融センターとして知られるバヌアツ共和国の金融ライセンスです。

VFSCは顧客資産の分別管理や賠償責任保険への加入を義務付けていますが、その他の規制は比較的緩やかです。

レバレッジ規制や取引ボーナスの規制はなく、業者の自由度が高いのが特徴です。

ただし、FXGTでは個人投資家向けのサービスには適用していません。

FXGTと日本金融庁について

FXGTが日本の金融庁に未登録の理由

FXGTが日本の金融庁に登録していない最大の理由は、日本の厳しい金融規制に縛られたくないためです。

日本の金融商品取引法では、FX取引のレバレッジは25倍までに制限され、追証(おいしょう)制度の導入も義務付けられています。

また、派手なボーナスの提供も実質的に禁止されており、業者の自由な営業活動が大きく制限されているといえるでしょう。

一方、FXGTは海外に本拠地を置き、各国の金融ライセンスを取得して運営している業者なので、あえて日本のライセンスを取得する必要がありません。

むしろ日本の規制を受けないことで、最大5,000倍のハイレバレッジやゼロカットシステム、豪華なボーナスキャンペーンといった魅力的なサービスを提供できています。

おそらく、今後も日本の金融ライセンスを取得することはないでしょう。

FXGTは金融庁から警告を受けている

FXGTは金融庁から「登録を受けずに金融商品取引業を行う者」として警告を受けています。

無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について

具体的には、日本の金融ライセンスを持たない海外FX業者が、日本人向けにサービスを提供していることへの警告で、投資家が日本の法的保護を受けられない危険性を指摘しています。

警告を出している最大の目的は、日本国内の投資家を保護することにありますが、その背景には、天下り先である国内FX業者を保護したり、脱税・マネーロンダリングの防止したいという思惑もあるとされています。

FXGTを投資家自らの意思で使うぶんには違法ではない

金融庁による警告は、あくまでFXGTの営業活動に対するものであり、投資家が自らの意思でFXGTを利用することは違法ではありません。

日本の金融庁には、海外に拠点を置く無登録業者を直接取り締まる権限はありません。

そのため、投資家がFXGTのサービスを利用できなくなることは事実上ありません。

ただし、もしFXGTを利用して何らかのトラブルに巻き込まれた場合、日本の法的な保護を受けられないため、そのリスクを受け入れたうえで使うようにしましょう。

FXGTのライセンス以外から見る安全性・信頼性

顧客資金の保護がしっかりしている

FXGTは、顧客から預かった資金を、自社の運営資金とは切り離して別の銀行口座で管理する「分別管理」を導入しています。

これにより、顧客の資金が業者の運営資金として流用されることを防いでいます。

ただし、国内FX業者が採用している信託保全と比べると、その信頼性は若干劣ります。

信託保全では、第三者管理のもと顧客資金を信託銀行に預けて分離するため、業者が破綻しても資金は確実に返還されますが、分別管理では業者破綻時に資金が戻ってこない恐れがあります。

そこでFXGTでは、顧客資産の保護を強化するために最大100万ユーロ(約1.6億円)の賠償責任保険にも加入していて、万が一の場合でも、この保険によって一定額までの補償を受けることができます。

最大レバレッジ5,000倍で少額から取引できる

FXGTのFX取引では、最大5,000倍というFX業界トップクラスの高いレバレッジを提供しています。

2024年に新たに登場した「オプティマス口座」を使うことで最大5,000倍、それ以外の口座でも500〜1,000倍のレバレッジをかけて取引可能です。

レバレッジが高いことで、少額の証拠金でも大きな取引が可能となり、たとえば1万円の証拠金でも、レバレッジ5,000倍なら最大5,000万円分の取引ができます。

ただし、レバレッジが高いほど損したときの金額も大きくなるため、大きな証拠金で取引すると一瞬で大損する危険性もあります。

ゼロカットシステムで追証が発生しない

FXGTはゼロカットシステムを採用しており、口座残高を超える損失は発生しません。

ゼロカットシステムとは?

海外FXのゼロカットシステムとは、相場の急変動で大きな損失を出しても、口座の資金以上の損失は発生しないように、FX会社が損失を負担してくれるシステムのことです。

例えば、口座30万円が入った状態で、相場の急変動で50万円の損失が出た場合でも、残高の30万円しか失いません。

国内FX業者の場合、ゼロカットシステムが備わっていないため、残高を超えた損失分(この場合は20万円)が追証(おいしょう)として請求されてしまうため、借金を背負うことがあります。

しかし、ゼロカットシステムがある海外FX業者を使えば、口座残高以上の損失を被らないため、不意の借金を背負う危険性がありません。

たとえば急激な相場変動でロスカットが間に合わず、証拠金を上回る損失が出た場合でも、追加の支払い(追証)は不要です。

一方、国内FX業者では金融商品取引法によって「顧客の損失を業者側が負担する行為」すなわちゼロカットシステムそのものが禁止されているため、残高以上の損失が出たら追証として支払わなければなりません。

FXGTなら最大5,000倍のハイレバレッジをかけつつも、追証の心配なく取引できるため、リスクを抑えたうえで大きなリターンを狙えるのが魅力です。

透明性の高いNDD方式

FXGTはNDD(ノーディーリングデスク)方式を採用し、取引の透明性を高めています。

NDD方式とは、業者のディーラーが介在しない仕組みのことで、顧客の注文は直接市場に流れることから、業者側による価格操作や呑み行為のリスクがありません。

また、顧客が取引すればするほど業者も儲かるビジネスモデル上、スキャルピング取引やEA(自動売買)も制限されることなく、一部の禁止行為を除いて自由に取引することができます。

充実した日本語カスタマーサポート

FXGTは24時間365日体制で日本語カスタマーサポートを提供しています。

メールやライブチャットで日本語での問い合わせが可能で、取引に関する疑問やトラブルにも迅速に対応してくれます。

海外FX業者でありながら、言語の壁を感じることなく安心して利用できる環境が整っているため、英語に自信が無い方でも安心して使えるでしょう。

強固なセキュリティ対策を実施

FXGTは顧客のクレジットカード情報を守るため、PCI DSS(決済カード産業データセキュリティ基準)に準拠したセキュリティ体制を整えています。

また、取引プラットフォームや会員ページへのアクセスは、SSL暗号化通信で保護されています。

加えて、二段階認証の導入や、不正アクセスの検知システムなど、強固なセキュリティ対策をいくつも実施しています。

顧客の個人情報や取引データが漏洩したり、預けた資金が盗まれるといったリスクは極めて低くなっています。

スムーズな入出金が可能

FXGTは、国内銀行送金やクレジットカード決済、bitwallet、仮想通貨、スマホ決済(Apple Pay・Google Pay)など、様々な入出金方法に対応しています。

特にbitwalletなどのオンライン決済サービスを使えば、最短数分で入出金が完了するため、海外FXユーザーには特に人気があります。

また、海外のFX業者でありながら日本の銀行口座への出金にも対応しており、数千万円規模の高額出金の実績もあるため、出金面での不安は少ないといえます。

FXGTの運営状況と実績

会社の本拠地

FXGTの本社は、キプロス共和国のリマソルに置かれています。

このオフィスには270名以上のスタッフが常駐しており、実態のあるグローバル企業として運営されています。

キプロスはEU加盟国であり、厳格な金融規制のもとで多くの金融機関が拠点を構えている金融センターとして知られています。

FXGTはペーパーカンパニーではなく、立派なオフィスビルで実際の業務を行っているため、運営の透明性は高いといえます。

運営年数と取引量

FXGTは2019年に設立された比較的新しい海外FX業者です。

設立から5年ほどと歴史は浅いものの、月間取引量は数百億ドル規模に達しています。

特に仮想通貨CFD取引では、業界最高水準のレバレッジと狭いスプレッドを提供しており、取引量を急速に伸ばしています。

また自己資本比率は40%と、一般的な規制当局が求める水準の4倍以上を維持しており、財務基盤も安定しています。

顧客数とグローバルでの展開状況

FXGTは世界160カ国以上で事業を展開しており、グローバルな顧客基盤を持っています。

特にアジア太平洋地域での成長が著しく、日本人トレーダーからの支持も高まっています。

4つの金融ライセンスを取得して各国の規制に準拠、なおかつ日本語を含む多言語でのサポート体制を整備することで、着実に顧客数を増やしています。

  • 2019年:GT Global Ltd社がセーシェル共和国で設立、セーシェル金融庁(FSA)からライセンス取得
  • 2020年:キプロス共和国に本社オフィスを設置し、キプロス証券取引委員会(CySEC)からライセンス取得
  • 2021年:南アフリカ金融セクター行動機構(FSCA)からライセンス取得、日本語サポートの24時間体制を開始
  • 2022年:バヌアツ金融サービス委員会(VFSC)からライセンス取得、従業員数が200名を突破
  • 2023年:キプロス本社オフィスを拡大、CryptoMax口座の提供開始、仮想通貨CFDの取扱銘柄を60種類以上に拡大
  • 2024年:従業員数が270名を突破、Brokers Viewから複数の賞を受賞、オプティマス口座の提供を開始して最大レバレッジを5,000倍に引き上げ

FX業界での受賞歴

FXGTは2024年に入り、複数の国際的な表彰式で賞を受賞しています。

Brokers Viewからは「2024年ベストグローバル取引条件賞」「2024年ベストグローバルCFDブローカー賞」などを受賞しました。

特に取引環境の安全性や、トレーダーのニーズに応える優れたサービス提供が高く評価されています。

これらの受賞歴は、FXGTの信頼性と業界での地位を示す証といえるでしょう。

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この記事を書いた人

Yuuji Miyashitaのアバター Yuuji Miyashita 株式会社アドプラン代表取締役

金融工学を学びながら、2020年ファイナンシャルプランナーとしてのキャリアをスタート。最近では、ブロックチェーンやメタバースの最新技術を活用し、金融Webサービスの開発にも取り組んでいます。兼業で株のデイトレードとFXにも取り組んでおり、日々の市場分析を楽しみながら勉強しています。

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