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海外FXでNDD・A-book全面採用の業者おすすめ5選(凍結されにくい)

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海外FXを使うメリットとして、NDD方式で取引できることがよく挙げられますが、NDDを謳う全ての業者がトレーダーにとって有利とは限りません。

海外FXにおける注文方式の特性をよく理解して、各業者がどのような方法で注文を裁いているか、その実態を知ることで、本当に優秀な業者を見つけることができるでしょう。

この記事では、NDD方式とDD方式の特徴や違い、そしてA-bookとB-bookについて詳しく解説するとともに、NDD・A-bookを全面採用する海外FX業者を5社ピックアップしてご紹介します。

この記事の目次

NDD方式とは?

「NDD方式」とは、No Dealing Deskの略で、FX業者がディーリングデスクを介さずに、トレーダーの注文を直接インターバンク市場に流す注文処理方式のことです。

インターバンク市場というのは、為替取引が行われる市場のことで、世界各国の金融機関同士から注文が集まって為替レートが形成されます。

NDD方式では、FX業者はトレーダーの注文を取り次ぐだけの立場となり、トレーダーの利益とFX業者の利益が相反することがありません。

トレーダーの注文を処理することで手数料のみを得るビジネスモデルであり、トレーダーの利益や損失に関わらず業者側が利益を得ることができるため、中立的な立場を保つことができるのです。

このように、NDD方式は透明性が高く、トレーダーにとって公平な取引環境を提供できる注文処理方式だと言えます。

NDD方式とDD方式の違い

NDD方式の対となる存在が「DD方式」で、Dealing Deskの略です。

NDD方式とDD方式の主な違いは、FX業者がトレーダーの注文処理に介入するかどうかという点です。

DD方式では、ディーリングデスクがトレーダーの相手方となり、トレーダーとFX業者の間で取引が成立します。

つまり、FX業者がトレーダーの注文に対してマーケットメイカーとして機能し、取引価格や流動性を提供するのです。

DD方式では、業者側はトレーダーから出された注文の反対の注文で応じるため、トレーダーの損失が業者の利益となり、また反対にトレーダーの利益が業者の損失となる利益相反が生じます。

一方、NDD方式ではFX業者はトレーダーの注文に一切介入せず、業者に集まった注文はシステムが自動的に処理してインターバンク市場に送られます。

そのため、NDD方式では基本的にトレーダーと業者間での利益相反は起こらず、なおかつ透明性の高い注文方法といえます。

このように、注文処理におけるFX業者の介入の有無、トレーダーと業者間の利益相反の有無がNDD方式とDD方式の大きな違いだといえます。

NDD方式のメリット

NDD方式の主なメリットは、透明性の高さと公平性です。

トレーダーの注文がインターバンク市場で直接処理されるため、FX業者による価格操作や注文拒否といった不正行為が起こりにくくなります。

また、FX業者とトレーダーの間に利益相反が生じないため、トレーダーは安心して取引に専念できます。

また、NDD方式では、原則的にすべての注文が受け付けられ、約定力が高いことも大きなメリットです。

DD方式では、FX業者によって注文が拒否されることがありますが、NDD方式ではそのような心配がありません。

以上のように、NDD方式にはトレーダーにとって有利な点が多くあると言えます。

NDD方式のデメリット

NDD方式のデメリットとしては、スプレッドの拡大とスリッページが挙げられます。

NDD方式では、インターバンク市場の流動性を直接反映するため、市場が極端に大きく動く場面などではスプレッドが大きく拡大する可能性があります。

また、注文がインターバンク市場に送信されるまでにタイムラグが生じるため、発注時の価格と約定価格が乖離するスリッページが発生しやすい傾向にあります。

さらに、NDD方式のFX業者は手数料収入のみで運営されているため、DD方式よりも取引コストが高くなる場合があり、スプレッドの拡大に加えて、口座維持費や取引手数料などが発生することもあるでしょう。

ただし、これらのデメリットはあくまで可能性の話であり、NDD方式のFX業者を適切に選べば、快適なトレード環境を得られるでしょう。

NDD方式は透明性が高くプロ好み

NDD方式は透明性が高く、プロトレーダーに好まれる注文処理方式だと言われています。

その理由は、NDD方式がトレーダーにとって公平な取引環境を提供できるからです。

NDD方式では、FX業者による価格操作や注文拒否といった不正行為が行われるリスクが低く、安心して取引に専念でき、約定力が高いことも魅力の一つです。

プロトレーダーは大口の注文を短時間で処理する必要があるため、約定力の高さを重視する傾向にあります。

以上のように、NDD方式の透明性の高さと公平性は、プロトレーダーに好まれる大きな理由だと考えられます。

NDDはさらにSTPとECNに分類される

NDD方式は、さらにSTP方式とECN方式の2つに分類されます。

STP方式は、Straight Through Processingの略で、トレーダーの注文を即座にインターバンク市場に送信する方式です。

STPでは、リクイディティプロバイダー(LP)と呼ばれる大手銀行や金融機関から提示されたレートを基に、FX業者がトレーダーに提示するレートを決める仕組みで、FX業者がレート提示に一定の関与をすることになります。

一方、ECN方式は、Electronic Communication Networkの略で、トレーダーの注文をインターバンク市場だけでなく、他のトレーダーの注文とマッチングさせる方式です。

ECNでは、リクイディティプロバイダーだけでなく、トレーダー同士の注文を約定させることで、より高い流動性を確保するとともに、FX業者がレート提示に一切関与しないため、STPよりも高い透明性を実現できると言われています。

取引コストのかかりかたにも違いがあり、STP方式では業者側の利益がスプレッドに上乗せ(マークアップ)されてレートが提示されますが、ECN方式ではスプレッドに業者側の利益は上乗せされず、スプレッドとは別に「取引手数料」という形で徴収されます。

ただし、STPとECNの違いは主にレート提示の方法であり、どちらもNDD方式の一種であることに変わりはありません。

トレーダーにとっては、自身の取引スタイルに合ったNDD方式のFX業者を選ぶことが重要だと言えるでしょう。

A-bookとは?B-bookの違い

海外FXの情報サイトなどでは、たびたび「A-bookの業者を使うべき」などの情報が散見されます。

この「A-book」とは、取引がそのままインターバンク市場に流れることを意味しており、すなわちNDD方式やECN方式がこれにあたります。

A-bookの対となる存在が「B-book」で、こちらはトレーダーの注文を業者側で処理する形態で、相対取引(OTC)とも呼ばれ、DD方式がこれにあたります。

B-bookは、スプレッドが極めて狭く抑えられていて、スリッページ(滑り)が低く抑えられているため、一見するとトレーダーにとって有利にも思えますが、トレーダーと業者間で利益相反が起こる点がたびたび問題視されます。

多くの業者はA-bookとB-bookを併用している

FX業者各社は、このA-bookとB-bookのどちらを採用しているかを公表しないことが一般的で、個別の注文がどちらのモデルで処理しているかを突き止めることは難しいでしょう。

国内外問わず、多くのFX業者では、A-bookとB-bookを併用しているのが現状です。

小口の注文に対してはB-bookで処理して、負けているトレーダーの注文を呑むことで業者の収益を確保していると同時に、B-bookで対応しきれない大口の注文はA-bookで処理しています。

B-book=ダメではないが、口座凍結のリスクが高い

B-bookは顧客の注文を呑む悪質なビジネスモデルにも思えますが、実際には評判が良く「優良」と言われる業者でもB-bookを部分的に採用していることから、B-bookが必ずしも悪とは言えません。

しかし、B-bookの比率が高い業者を使ってしまうと、勝ち過ぎると口座凍結や利益没収などをされてしまい、具体的な理由をうやむやにされて結局泣き寝入りするしかないケースが多々あります。

日本国内のFX業者は海外FXと比較して極端に狭いスプレッドを提示できていますが、それは紛れもなくB-bookモデルの特性であり、トレーダーの多大な負けによって業者が成り立っているという事実を裏付けるものでもあります。

当サイトでは、日本居住者に対して海外FX業者の利用を推奨することはありませんが、金融庁の登録を受けている国内FX業者が必ずしも優れた環境で提供しているわけではないことはお伝えしたいと思います。

NDD・A-book業者の特徴

DMAのcTraderを採用している

NDD・A-book業者の特徴の1つに、DMAのcTraderを採用していることが挙げられます。

DMAとは、Direct Market Accessの略で、トレーダーの注文を直接インターバンク市場に送信する仕組みのことです。

cTraderは、このDMAを実現するための取引プラットフォームであり、高い透明性と約定力を提供していることから、cTraderを採用するFX業者は公平な取引環境を提供することを重視していると言えるでしょう。

また、cTraderはカスタマイズ性が高いため、トレーダーは自身のニーズに合わせて取引環境を最適化することができます。

ECN口座を提供している

NDD・A-book業者の多くは、ECN口座を提供しています。

ECN口座とは、トレーダーの注文を直接インターバンク市場とマッチングさせる口座タイプのことで、FX業者がレート提示や注文の処理に一切関与しないため、高い透明性を担保できると言われています。

実際には、ECN口座を謳いながら中身は普通のSTP口座を提供しているケースもありますが、ECN口座の有無は業者の透明性をはかる上で一つの判断材料にはなるでしょう。

ボーナスを殆どまたは全く提供していない

NDD・A-book業者の特徴として、ボーナスを殆どまたは全く提供していないことが挙げられます。

ボーナスとは、FX業者がトレーダーに対して提供する取引資金のことで、例えば、新規口座開設するだけで「口座開設ボーナス」が貰えたり、自己資金を入金した際に「入金ボーナス」が貰えることがあります。

トレーダーにとってボーナスは魅力的な制度である一方、業者にとっては大きな費用となり、その費用を回収するためにスプレッドを広げたり、悪質な場合は出金拒否を行うことがあります。

実際、過去には派手なボーナスを提供し続けた業者が、出金拒否を起こして、投資家へ資金を返さないまま経営破綻するケースがいくつもありました。

NDD・A-book業者がボーナスの提供に消極的なのは、狭いスプレッドで優れたトレード環境を提供するためであり、取引コストを安くしているぶんボーナス提供にまで資金を割けないという経営上の理由もあります。

出金トラブルが少ない

NDD・A-book業者は、出金トラブルが少ないことでも知られています。

出金トラブルとは、トレーダーが利益を出金しようとした際に、FX業者側の理由で出金が拒否されたり、予定通りの日数で出金されないことを意味します。

NDD・A-book業者では、純粋に取引手数料のみで収益を確保するビジネスモデル上、トレーダーが稼げば稼ぐほど業者側も儲かるため、わざわざトレーダーの出金を拒否する理由がありません。

むしろ、プロトレーダーや上級者に好まれがちなNDD・A-book業者で出金拒否が多発すれば、悪評があっという間に広まってユーザー離れへ繋がることから、そのような悪事を働く業者も少ないでしょう。

NDD・A-bookを採用している業者なら、大きく稼いだとしてもすぐに出金に応じてもらえて、安心して使い続けることができるでしょう。

NDD・A-bookを全面採用する海外FX業者5選

NDD方式・A-bookを全面採用する海外FX業者はそこまで多くありませんが、いくつか存在します。

ここでは、プロトレーダーにも愛用されているNDD・A-bookを全面採用する海外FX業者を、5社ピックアップしてご紹介します。

  1. AXIORY
  2. IC Markets
  3. VT Markets
  4. Tradeview
  5. Axi

AXIORY

AXIORY公式サイト

AXIORYは、cTraderを提供する業者として、日本人にも根強いファンがいる海外FX業者です。

クリーンでフェアなNDD方式を貫いていて、トレーダーにとって有利な省スプレッドが強みであり、どの口座タイプを選んでも狭いスプレッドで取引できます。

資金管理の面においても優れていて、海外FX業者としては珍しく完全信託保全を導入していて、顧客が預けた資金は第三者監視のもと全額が保護されています。

もともと取り扱い銘柄は少なかったものの、徐々に拡充されてきて、今では幅広いCFD商品をカバーしているほか、アルファ口座では株式の現物取引ができます。

業界最安クラスのスプレッドと透明性!透明性も抜群

公式サイト:https://www.axiory.com/jp
※当業者は日本で金融商品取引業の登録を受けていないため、日本居住者は利用をお控えください

IC Markets

IC Markets公式サイト

IC Marketsはオーストラリア発の大手業者で、取引条件が優れていることから、多くのプロトレーダーに愛用されています。

世界各国の大手LPと提携することで、トレーダーにとって有利な低スプレッドを引き出しているほか、スリッページを抑えて約定力を高めています。

レバレッジは最大1,000倍と高く、他社によくある残高によるレバレッジ制限を受けないため、大口トレードにも適しています。

ただし、一時は日本人受け入れを取りやめていて、2022年に再開したばかりということもあり、日本語サポートは今ひとつ間に合っていない印象を受けます。

豪州発のハイスペックブローカー!業界屈指の好条件・低レバレッジ

公式サイト:https://www.icmarkets.com
※当業者は日本で金融商品取引業の登録を受けていないため、日本居住者は利用をお控えください

VT Markets

VT Markets公式サイト

VT Marketsは2023年頃から日本でも知られてきた海外FX業者です。

RAW ECN口座のスプレッドがかなり狭く、メジャー通貨ペアは実質1pips前後で取引できることから、スキャルピングに適しています。

取り扱い銘柄がかなり幅広く、FX通貨ペアだけでも56種類、28種類の指数、700を超える株式など、様々なアセットを取引できます。

グループ全体としてはオーストラリアや南アフリカの権威あるライセンスを取得済みで、大手銀行で資金を分別管理を行っていることから、業者としての信頼性はとても高いといえます。

また、完全A-book業者ということもあり、大きく稼いだりスキャルピングを繰り返しても口座凍結・出金拒否される心配もありません。

グローバル色の強いブローカーではあるものの、現在は日本語によるカスタマーサポートも利用でき、国内銀行送金やbitwalletによる入出金にも対応していて、日本人でも不便なく使える環境が整っています。

完全A-bookで極小スプレッドのECN口座がおすすめ

公式サイト:https://www.vtmarkets.com/jp/
※当業者は日本で金融商品取引業の登録を受けていないため、日本居住者は利用をお控えください

Tradeview

Tradeview公式サイト

Tradeviewは、2004年から運営されている老舗ブローカーで、信頼性の高いケイマン諸島の金融ライセンスを取得しています。

また、顧客一人あたり$35,000までの信託保全が設けられているため、安心して使える業者といえるでしょう。

かつてはハイスペックで上級者向けの業者といわれていたが、よりスプレッドが狭くてレバレッジの高い業者が増えてきた昨今、Tradeviewのスペックは特別秀でているとはいえません。

MT4・MT5に加えて、cTraderにも対応している数少ない業者で、3種類の取引プラットフォームから選べるのはありがたいポイントです。

最大レバレッジは口座タイプによって異なり、200倍〜500倍と海外FXにしてはやや控えめですが、口座の証拠金が$100,000を超えるまでレバレッジ制限されないので、大口取引には適しています。

機関投資家も使うプロ向けブローカー

公式サイト:https://www.tradeviewforex.com/ja/
※当業者は日本で金融商品取引業の登録を受けていないため、日本居住者は利用をお控えください

Axi

Axi公式サイト

スプレッドの狭さや約定力など、取引環境に重きを置くならAxiを使ってみる価値は大いにあるでしょう。

2007年から営業している老舗ということもあり、世界各国の大手LPと提携することで、トレーダーにとって有利な低スプレッドを引き出しているほか、スリッページを抑えて約定力を高めています。

基本的にボーナスやキャンペーンを実施していない業者ですが、取引条件がとても良いので、「ボーナスは要らないが有利な条件でトレードしたい」人にはうってつけの業者です。

口座タイプはスタンダード・プレミアム・エリートの3段階で用意されており、スプレッドの狭さと最低入金額だけが異なるシンプルな形態で、口座選びで迷うことはないでしょう。

業界をリードするスプレッド、約定力の高さを体感しよう!

公式サイト:https://www.axi.com/asiapartners/
※当業者は日本で金融商品取引業の登録を受けていないため、日本居住者は利用をお控えください

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この記事を書いた人

Yuuji Miyashitaのアバター Yuuji Miyashita 株式会社アドプラン代表取締役

金融工学を学びながら、2020年ファイナンシャルプランナーとしてのキャリアをスタート。最近では、ブロックチェーンやメタバースの最新技術を活用し、金融Webサービスの開発にも取り組んでいます。兼業で株のデイトレードとFXにも取り組んでおり、日々の市場分析を楽しみながら勉強しています。

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