BigBossのレバレッジルール｜レバレッジ制限・確認方法・変更方法

BigBossは最大2,222倍という非常に高いレバレッジを提供しており、自己資金の最大2,222倍の取引が可能です。

この記事では、BigBossのレバレッジについて、初心者にもわかりやすく詳しく解説します。

必要証拠金の計算方法、レバレッジ制限のルール、確認方法について詳しくまとめました。また、BigBossと他の海外FX業者との比較も行っています。

なお、BigBossがどのような業者なのかを知りたい方は「BigBossの評判」をご覧ください。

BigBossの最大レバレッジは2,222倍または1,111倍

レバレッジとは「てこの原理」を意味し、FXにおいては自己資金に対して何倍の取引ができるかを示す指標です。簡単に言えば、少ない資金で大きな取引ができる仕組みのことです。

BigBossの最大レバレッジは口座タイプによって異なり、2,222倍または1,111倍となっています。これにより、少ない自己資金でも大きな取引が可能になります。

• デラックス口座：基本は1,111倍、特定のアイテム
  （「Iron Helm」など）を装備することで2,222倍まで強化可能
• スタンダード口座・プロスプレッド口座：最大1,111倍

日本の金融庁の規制により、国内FX業者は最大レバレッジが25倍に制限されています。しかし、BigBossは海外業者のため金融庁の管轄外であり、2,222倍という高いレバレッジを提供することができるのです。

BigBossと他の海外FXのレバレッジ比較

BigBossと他の海外FX業者のレバレッジを比較してみましょう。

レバレッジの高さで選ぶ海外FX業者でも紹介しているように、BigBossは数ある海外FX業者の中でもかなり高いレバレッジを提供しています。

BigBossの必要証拠金の計算方法

必要証拠金とは、新規ポジション（取引）を持つ際に最低限必要になる資金のことで、以下の計算式で求められます。

必要証拠金＝ロット数 × 100,000 × 為替レート ÷ 口座の最大レバレッジ

例えば、USDJPY（米ドル/日本円）を取引する場合、必要証拠金は次のようになります。

1（ロット数） × 100,000（1ロットの価値） × 150（1ドルのレート） ÷ 2,222（最大レバレッジ）＝6,751円

この計算式を使えば、取引に必要な証拠金（自己資金）がどれくらいかを簡単に計算できます。

BigBossのレバレッジ制限

BigBossの最大レバレッジは2,222倍ですが、取引の条件やタイミングによってレバレッジが制限されることがあります。

取引銘柄によるレバレッジ制限

BigBossでは、FXのメジャー通貨ペア（EUR/USDやUSD/JPYなど）、マイナー通貨ペア、貴金属CFD（金や銀）は最大2,222倍または1,111倍のハイレバレッジで取引できますが、それ以外の銘柄は最大レバレッジが下がります。

各銘柄の最大レバレッジは次のとおりです。

一般的に、価格変動（ボラティリティ）の大きい商品ほどレバレッジが低く設定される傾向があります。例えば、暗号通貨CFDのレバレッジは50倍に固定されています。

口座残高によるレバレッジ制限

BigBossでは、保有する全ての総口座残高（有効証拠金）の増加に伴って、レバレッジが制限されます。このレバレッジ比率は、取引日の終了10分後に1日1回更新されます。

具体的な制限は次のとおりです。

口座の残高	スタンダード口座 プロスプレッド口座	デラックス口座
$0〜$9,999	1,111倍	2,222倍（条件付き）
$10,000〜$19,999	1,111倍	1,111倍
$20,000〜$49,999	555倍	555倍
$50,000〜$99,999	200倍	200倍
$100,000〜	100倍	100倍

もし口座残高の超過によってレバレッジが引き下げられた後に制限を解除したい場合は、口座から出金して残高を減らし、カスタマーサポートへ解除をお願いしましょう。

BigBossロイヤリティプログラム（BLP）によるレバレッジ影響

BigBossでは独自の「BigBossロイヤリティプログラム（BLP）」を導入しており、取引日数に応じてトレーダーのロイヤリティステータス（LS）が上昇します。

このステータスに応じて、レバレッジ制限の緩和やポイント獲得など様々な特典が得られます。

BLPのステータスレベルとそれぞれの特典は以下のとおりです。

ロイヤリティステータス	必要取引日数	BBP/ロット獲得	ポイント換金	レバレッジ緩和率
Deal Master	150日以上	33ポイント	可能	10%
Prime Elite	95日以上	32ポイント	可能	5%
Expert	55日以上	26ポイント	可能	3%
Advanced	25日以上	21ポイント	不可	1%
Executive	–	16ポイント	不可	–

たとえば、Deal Masterステータスに達すると、通常のレバレッジ制限に対して10%の緩和が適用され、よりハイリスクな取引が可能になります。

また、取引量に応じて獲得できるBigBossポイント（BBP）は、Expertレベル以上であれば現金や特典と交換することができます。

経済イベント・金融ショック時のレバレッジ制限

BigBossでは、大きな経済イベントや金融ショックの際に、顧客保護の観点から一時的にレバレッジが制限される可能性があります。

例えば、大統領選挙や国民投票、為替ショック、世界同時株安などの際にレバレッジが引き下げられることがあります。こうした臨時的な制限については、メールや公式サイトで事前に案内されます。

BigBossのレバレッジ確認方法

BigBossでは、マイページの「マイアカウント」欄でレバレッジを確認できます。また、取引プラットフォーム（MT4/MT5）の「口座履歴」タブや「ナビゲーター」の「口座」セクションでも確認できる場合があります。

BigBossの取引口座のレバレッジは原則として変更できず、最大2,222倍または1,111倍で固定されています。ただし、口座残高に対して取引ロットを小さく設定することで、実際のレバレッジ（実効レバレッジ）を下げることができます。

例えば、10,000円の証拠金で可能な最大取引量が2,222万円（レバレッジ2,222倍）だとしても、実際に500,000円分だけ取引すれば、実効レバレッジは50倍になります（500,000÷10,000=50）。これにより、リスクを抑えた運用ができます。

BigBossでハイレバ取引をするメリット

資金効率の高いトレードができる

BigBossで最大2,222倍または1,111倍のハイレバ取引をすることで、少ない証拠金で大きな取引ができるため、資金効率を高めることができます。

最大25倍の国内FXでは資金を増やすのに相応の時間が必要になりますが、最大2,222倍のBigBossなら短期間での資金増加も現実的になります。

少ない証拠金からFXを始められる

BigBossでは、レバレッジが高いだけでなく、最小0.01ロット（1,000通貨）から取引できるので、少ない資金からFXトレードを始めることができます。

初心者や資金が限られている方にとっては大きなメリットで、少ない証拠金でも実際の取引経験を積むことができます。

ゼロカット制度で追証なし

BigBossでは、ゼロカット制度が導入されており、追証（追加証拠金）の心配がありません。

ゼロカットシステムとは、トレーダーが取引で口座残高を超えるマイナスを出した際に、FX業者がマイナス分を補填して口座残高をゼロにリセットする制度です。

デラックス口座では、アカウントごとのゼロカットシステムが採用されています。これにより、万一デラックス口座の残高がマイナスになっても、他の口座からマイナス分が補填されることはありません。

ハイレバレッジ取引のデメリット

短期間で大きく損する危険性がある

ハイレバレッジ取引では、短期間で大きな損失を被る可能性があります。

相場の動きをうまく掴めれば少ない資金を大きく増やせる一方で、相場が逆行すると僅かな値動きでもすぐにロスカット（強制決済）されて全資金を失う可能性があります。

BigBossでは、スタンダード口座とプロスプレッド口座の場合、証拠金維持率が50%を下回るとマージンコール（警告）が発生し、20%を下回るとストップアウト（強制決済）となります。

不意の損失を防ぐために、適切な取引量を計算し、自分が許容できるリスクの範囲内でレバレッジを活用することをおすすめします。

感情的なトレードを誘発する

ハイレバレッジでうまく利益が出ている時は良いですが、損失が膨らむと感情的なトレードを誘発することがあります。

損失を取り戻そうと無理な取引を繰り返さないよう、冷静な判断と感情のコントロールが重要です。事前に取引計画を立て、それに従って冷静に取引することをおすすめします。

まとめ：BigBossのレバレッジを活用するポイント

BigBossは最大2,222倍という業界でもトップクラスの高いレバレッジを提供しています。このハイレバレッジを活用することで、少ない資金から効率的なFX取引が可能になります。

しかし、レバレッジは口座タイプや残高によって変動するため、自分の取引スタイルに合った口座選びが重要です。

ハイレバレッジ取引は大きな利益を得られるチャンスがある一方で、同様に大きな損失を出す危険性も伴い、まさに「諸刃の剣」です。

取引の際は、適切なリスク管理を心がけ、自分の資金力と相談しながらほどほどのレバレッジで取引しましょう。