bitcastleの評判｜安全性・メリット・デメリット・登録方法を解説

海外の仮想通貨取引所「bitcastle」（ビットキャッスル）の評判をまとめました。

実際にbitcastleを利用しているユーザーの口コミも交えながら、メリット・デメリットを徹底的にあぶり出したので、表面的な情報ではなく、実情に即した内容となっています。

これからbitcastleを使おうと考えている人は、ぜひこの記事を参考材料にしてください。

bitcastleは日本金融庁に未登録の海外業者であり、日本の法的保護を受けられない可能性があるため、この記事は日本居住者に対して口座開設等を促すものではありません。日本居住者は、日本金融庁に無登録の海外所在業者を利用せず、日本の金融ライセンスを取得している業者を利用するようにしてください。
海外業者を利用する際のリスクや注意点については「海外FXのメリット・デメリット・国内FXとの違い」や「海外FXは違法？」を参考にしてください。

bitcastle総合評価・ユーザーの口コミ

メリット・デメリット

管理人の総評

bitcastleは、仮想通貨、FX、バイナリーオプションの3種類の取引を同じアカウントで完結できるハイブリッドな取引所です。

仮想通貨取引は、現物取引と先物取引に対応しており、最大レバレッジは150倍とZOOMEXなどに似たスペックとなっています。

手数料面では、先物取引は0.04%のメイカー・テイカー手数料が発生しますが、現物取引は完全無料なのが嬉しいポイントです。

FX取引では、業界標準のプラットフォーム「MT5」を採用し、通貨ペアのみならず仮想通貨やコモディティなど幅広い銘柄を取り扱っていて、最大レバレッジ1,000倍のハイレバトレードが可能です。

さらにはバイナリーオプションも取り扱っており、ペイアウト率が1.8倍〜最大2.1倍とかなりトレーダーに有利な条件となっています。

また、日本語サポートが充実しており、サイト・アプリ・サポートが全て日本語対応で、日本人居住者が利用しやすい入出金方法を揃えているので、日本人トレーダーに寄り添った取引所といえるでしょう。

新規登録や入金のボーナスが充実しているのも、これから海外取引所デビューを考えている人には特におすすめできます。

ただし、金融ライセンスの信頼性はあまり高くなく、利用者もまだまだ少なく口コミなども少ないため、大金を預けるのは避けるべきでしょう。

総括すると、手軽さとボーナスの充実度から初心者〜中級者あたりをメインターゲットにしている印象の取引所です。

使いやすさは申し分ないものの、信頼性の面で不安が残るため、しっかりとしたリスク管理のもと利用することをおすすめします。

X（Twitter）での口コミ

bitcastleの安全性・信頼性：評価⭐️

公式Webサイト	https://bitcastle.io/ja
運営会社	bitcastle LLC（セントビンセント及びグレナディーン諸島）
設立	2019年3月
資金の管理方法	分別管理
セキュリティ対策	マルチシグネチャ コールドウォレット 二段階認証 ログイン通知メール

bitcastleの運営歴・金融ライセンス

bitcastleは2019年にシンガポールで設立された取引所で、現在はセントビンセント及びグレナディーン諸島に登記されています。

金融ライセンスは取得しておらず、業者としての信頼性は高いとはいえません。

bitcastle公式サイトによれば、累計ユーザー数は32万人を突破し、1日の取引量は260億円を超えるとのこと。

2024年4月2日時点での全世界取引高を見ると、デリバティブ取引で59位、現物取引で75位にランクインしています。

資産をマルチシグ・コールドウォレットで管理

bitcastleではマルチシグネチャを導入しており、複数の秘密鍵を用いて仮想通貨ウォレットを管理しているため、顧客資金をハッキングリスクから守っています。

また、顧客資金のほぼ全てをネットワークから隔絶されたコールドウォレットで管理されており、万が一ハッキングされても資金を持ち逃げされることがありません。

二段階認証を設定可能

bitcastleではGoogleの二段階認証を設定できます。

二段階認証を設定しないと、パスワードが突破された際に簡単にアカウントが乗っ取られてしまうリスクがありますが、Googleの二段階認証を設定しておけばその心配もありません。

新規登録を行ったら、真っ先にGoogle認証（Google Authenticator）を設定することをおすすめします。

Google AuthenticatorはiOS・Android向けの二段階認証アプリで、一度設定すると、bitcastleでログイン・出金する際に、アプリで表示される6桁のワンタイムパスワードの入力を求められます。

ゼロカットシステムにより追証リスク無し

bitcastleはゼロカットシステムを採用しており、追証（おいしょう）が請求される恐れがありません。

ゼロカットシステムとは、相場の急変動によってロスカットが間に合わず、口座残高を超える損失が発生した際に、残高以上の損を取引所側が負担してくれる仕組みです。

日本の取引所では、金融商品取引法によってゼロカットが禁止されており、残高以上の損は追証が請求されてしまうため、自己資金を超える損失が生まれるリスクがあります。

bitcastleのようにゼロカットのある海外取引所を使えば、自己資金以上に損する危険性を防げます。

日本の金融庁に無登録（現状、警告は無し）

日本の金融庁は、日本国内で金融ライセンスを取得していないにも関わらず、日本で営業を行っている業者を「無登録業者」と位置づけ、随時「警告」を行っています。

2024年4月現在、「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について」のリストの中にbitcastleは含まれていません。

ただし、bitcastleは日本で金融商品取引業や暗号資産交換業の登録を受けていない無登録業者のため、仮に日本居住者へ営業・勧誘等を行っているとみなされれば、金融庁から警告を受ける可能性があります。

bitcastleの取引環境：評価⭐️⭐️

完全日本語対応

bitcastleのウェブサイトはほぼ全て日本語表記となっており、登録から取引まで全て日本語で、英語がわからない人でも安心して利用できます。

登録から取引まで全て日本語で、メールやライブチャットを通じて日本語サポートにも対応しています。

また、X（Twitter）、Instagram、LINE、Telegramでも日本語での情報発信やサポートを行っています。

アプリ・取引プラットフォーム

bitcastleの取引や口座管理はWeb上から行います。

• bitcastleの取引画面を開く
• iOSアプリを入手
• Androidアプリを入手

スマホアプリは一見すると完成度が高いように思えますが、銘柄ウォッチやチャートの表示機能がついているものの、実際の取引はウェブ上からでしか行えません。

パソコンやタブレットから取引する人は、Webブラウザで大画面の取引ができて、取引環境は快適そのものです。

仮想通貨・FX・バイナリーオプションに対応

bitcastleでは仮想通貨取引のほか、FXやバイナリーオプションにも対応しています。

新規口座開設ページから登録するだけで、同じアカウント内で様々な取引ができるので、幅広いトレーダーにとって使いやすい環境が整っています。

• bitcastleの仮想通貨取引について
• bitcastleのFXについて
• bitcastleのバイナリーオプションについて

十分な流動性があり約定力が高い

2023年9月29日時点では、24時間の出来高はBTCUSDT無期限先物で21億米ドル（約3,130億円）、BTCUSDT現物で2.5億米ドル（約372億円）、BTCUSDインバース無期限先物で7,500万米ドル（約112億円）にものぼります。

注文板がとても厚く、大きなポジションを取引する際もしっかり約定するため、売買タイミングを要求される短期トレードにも適しています。

サブアカウントを作成可能

bitcastleでは、1つのアカウントで最大30個のサブアカウントを作ることができ、用途やトレードスタイルに応じて使い分けることが可能です。

サブアカウントの作成にあたり費用や手数料は不要で、最低残高などの制約もないため、デメリットは皆無といって良いでしょう。

ただし、スマホアプリではサブアカウント作成ができず、bitcastleのWebマイページの「サブアカウント管理」ページから手続きが必要となります。

また、サブアカウントへ直接入金したり、サブアカウント同士で振替送金はできず、メインアカウントを通して送金する必要があるため、送金に際してやや手間がかかります。

bitcastleの仮想通貨取引

bitcastleの仮想通貨取引は、通常の現物取引と先物取引の2種類が用意されています。

銘柄数は現物が99種類、先物が35種類と他社と比較して少なめですが、国内業者で取り扱っているような人気の銘柄はおおむねカバーしています。

仮想通貨取引のレバレッジは最大150倍

bitcastleのレバレッジは最大150倍で、手持ち資金の最大150倍のポジションを取引できます。

bybitのUSDC先物が125倍、ZOOMEXのUSDT先物が150倍であることを考えると、bitcastleは業界の標準的な水準といえるでしょう。

ただし、最大レバレッジは取引の種類や銘柄ごとによって異なり、人気銘柄の最大レバレッジは次のとおり。

通貨	最大レバレッジ
BTC	最大150倍
ETH	最大150倍
XRP	最大100倍
ADA	最大100倍
DOGE	最大100倍
LINK	最大100倍
SOL	最大75倍
SUI	最大75倍

コピートレード

bitcastleでは先物コピートレードを提供しており、数あるトレーダーから好みのトレーダーを選んでフォローすると、トレーダーたちの取引がそのままコピーされます。

取引手数料は通常の利率のままで、追加の費用は発生しませんが、利益が出たときに利益の最大10をトレーダーへ受け渡す仕組みです。

ステーキング

bitcastleでは、仮想通貨を預けると利息を貰えるステーキングを「bitcastle ステーキング」というサービス名で提供しています。

2024年4月現在は、BTC・ETH・USDTの3銘柄のステーキングに対応していて、年率利回り（APR）は次のとおり。

通貨	14日間	30日間	90日間	180日間	365日間
BTC	–	–	3.5%	4.0%	5.0%
ETH	–	–	3.5%	4.0%	5.0%
USDT	3.0%	3.5%	6.5%	7.5%	8.5%

bitcastleのFX取引

bitcastleでは、海外FX業者でおなじみの取引ツール「MetaTrader 5」（MT5）を使って、FX（外国為替証拠金取引）をすることができます。

最大レバレッジは1,000倍で、1ロット＝1万通貨のマイクロロット取引なら最小100通貨からポジションを持てるので、少ない資金でも大きな利益を狙いやすいのが特徴です。

FXの取り扱い銘柄

FX通貨ペアだけでなく、貴金属や原油などの商品CFDや、仮想通貨CFD、株式指数CFDなど幅広く取り扱っていて、合計145銘柄を取引できます。

FX取引の口座タイプ

bitcastleのFX取引では、「スタンダード口座」と「プロ口座」の2種類の口座タイプが用意されています。

スタンダード口座では、最大1,000倍のハイレバレッジ取引が可能で、最低入金額が5,000円と安いので、少ない資金から大きな利益を狙いたい人におすすめです。

また、現在bitcastleのFXスタンダード口座を新規開設すると、15,000円の新規口座開設ボーナスが支給され、自己資金を入金することなくボーナスだけで取引を始められます。

プロ口座はスプレッドが狭く、取引コストを抑えたい人にはおすすめですが、口座開設ボーナスの対象外となっており、最低入金額が30,000円と高めに設定されているのがネックとなります。

項目	スタンダード口座	プロ口座
1ロットの価値	100,000通貨	100,000通貨
最大レバレッジ	1,000倍	500倍
取引ツール	MT5	MT5
注文方式	NDD STP	NDD STP
スプレッド	1.1pips〜	0.8pips〜
取引手数料	–	–
最低取引ロット	0.01	0.01
最大取引ロット	200	200
最大ポジション数	–	–
ゼロカット	◯	◯
ロスカットレベル	30%	30%
ストップレベル	×	×
口座開設ボーナス	◯	×
入金ボーナス	◯	×
取引ボーナス	×	×
最低入金額	5,000円	30,000円

bitcastleのバイナリーオプション

bitcastleのバイナリーオプションは、現在価格よりも一定時間経過後のレートが高いか（ハイ）低いか（ロー）を予想する取引で、最短1分からの取引が可能です。

取引手法は短期取引の「Lightning」とハイロー取引の「High/Low」の2種類で、Lightningではいつでも好きなタイミングでエントリーできるのに対し、High/Lowでは15分ごとや30分ごとなどエントリーできるタイミングが決まっています。

取り引き銘柄や判定時間を問わず、原則としてペイアウト率は1.8倍ですが、bitcastleが発行するトークン「BCAST」を保有することで、以下のようにペイアウト率を上げることができます。

BCASTを25,000枚保有するごとにペイアウト率を0.01倍上げることができ、最大2.1倍まで上昇させられます。

バイナリーオプションは上がるか下がるかのシンプルなルールで、単純計算で両立は50%なので、2倍以上のペイアウト率があれば格段に勝ちやすくなります。

bitcastleの手数料：評価⭐️⭐️⭐️

取引手数料

bitcastleの取引手数料は以下のとおりで、現物は完全無料、先物は0.04%固定となっています。

先物取引において、他社では優遇されがちなメイカー（取引板へ新たな注文を並べる側）でも手数料がかかるのは気になるポイントではありますが、テイカー（成り行き）の手数料は他社に比べて安く抑えられています。

現物では、テイカーとメイカーどちらも完全無料で取引でき、トレーダーに優しい取引所といえるでしょう。

取引商品	テイカー手数料	メイカー手数料
現物取引	0.00%	0.00%
先物取引	0.04%	0.04%

ファンディング（スワップ）手数料

無期限先物取引では、現物取引と先物取引における価格差を是正するためのファンディング手数料が発生します。

ファンディング手数料は毎日8時間ごと、日本時間の1時・9時・17時に発生し、このタイミングでポジションを持ち越すと必ず手数料が発生するので注意が必要です。

ファンディング手数料はプラスの場合とマイナスの場合があり、手数料発生時にロング（買い）かショート（売り）どちらを持っているかによって、手数料を払うか貰えるかが決まります。

bitcastleの取引画面では、「資金調達率」と表記されており、手数料率と次のタイミングまでの残り時間がリアルタイムで確認できます。

ファンディング手数料	ロング（買い）	ショート（売り）
プラス	手数料を支払う	手数料を貰う
マイナス	手数料を貰う	手数料を支払う

2024年4月現在は、どの銘柄も+0.001%で安定推移しています。

入金手数料

bitcastleの入金手数料は完全に無料です。

ただし、仮想通貨を送金する際のトランザクションフィーや、国内銀行送金の振り込み手数料は顧客負担となります。

入金方法	手数料
仮想通貨入金	無料
国内銀行送金	無料
STICPAY	無料

出金手数料

bitcastleからの出金では、トランザクションフィーはbitcastle側が負担してくれますが、そのかわりに出金手数料がかかります。

出金手数料は通貨によって異なるため、もし出金しようとする通貨の手数料が割高な場合は、他の通貨へ両替してから出金すると良いでしょう。

出金手数料は出金する通貨で支払うほかにも、bitcastleの独自トークン「CASTLE」で支払うこともできます。

通貨	出金手数料
USDT	15 USDT / 58041 CASTLE
BTC	0.0007 BTC / 124492 CASTLE
ETH	0.0026 ETH / 62246 CASTLE
XRP	0.2 XRP / 41000 CASTLE
BCAST	0.004232 ETH / 62246 CASTLE
CASTLE	0.004 ETH / 41000 CASTLE

bitcastleの入出金方法：評価⭐️⭐️⭐️

bitcastleへの入金方法は、仮想通貨入金、国内銀行送金、STICPAYが用意されています。

入金方法	手数料	最低入金額	反映時間
仮想通貨	無料	–	即時〜約1営業日
国内銀行送金	無料	5,000円	即時〜約1営業日
STICPAY	無料	5,000円	即時

bitcastleからの出金方法は、仮想通貨ウォレットからの出金は仮想通貨のみ、FX口座からの出金は銀行送金かSTICPAYとなります。

FX口座から銀行送金で出金する場合、出金額が27万円未満の場合は4,500円、27万円以上の場合は出金額の2%が手数料として差し引かれます。

また、セキュリティ対策の観点から、口座から出金するにはGoogle二段階認証の設定が必須です。

bitcastleのボーナス・キャンペーン：評価⭐️⭐️⭐️

bitcastleの取り扱い銘柄：⭐️

bitcastleで取引できる仮想通貨の銘柄数は、bybitやMEXCなどと比べるとかなり限られていて、現物が99種類、先物が35種類となっています。

bitcastleの登録・口座開設方法