FXプロップファームFintokei(フィントケイ)では、「チャレンジプラン」「速攻プロプラン」「入門プラン」の合計3つのプランがあり、この記事では「入門プラン」のルールや失格条件などについて詳しく解説します。
入門プランは、チャレンジプランよりもプラン料金が安く、速攻プロプランよりも大きな資金提供を受けられて、比較的コスパの良いプランです。
評価ステップ数はチャレンジプランの2段階よりも多い3段階制ですが、合計の利益目標が低く、比較的達成しやすいため、FX初心者におすすめできます。
ただし、他のプランにはない制約もあるため、この記事を通じて詳しいルールをチェックしてください。
なお、Fintokeiがどのようなサービスか知りたい人は、詳細レビュー記事「Fintokeiの評判」をお読みください。
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Fintokeiの入門プランとは?
Fintokeiの入門プランは、2024年7月末に新たに登場した初心者向けのプランです。
入門プランは、トレーディングの基本を学びながら、実践的なスキルを身につけることができるよう設計されています。
3つの評価ステップを通過することでプロトレーダーになることができ、デモ口座での取引利益の50%を報酬として受け取ることができます。
チャレンジプランよりもプラン価格が安いため、リスクを抑えつつ、実践的なトレーディング経験を積むことができる点が特徴です。
入門プランとチャレンジプランの違い
Fintokeiで最も人気のある「チャレンジプラン」との違いを、分かりやすくまとめました。
ご要望に応じて、Fintokeiの入門プランとチャレンジプランの違いをわかりやすい表にまとめました。
比較項目 | 入門プラン | チャレンジプラン |
---|---|---|
評価ステップ数 | 3ステップ | 2ステップ |
利益目標 | STEP1:2% STEP2:3% STEP3:6% 合計:11% | STEP1:8% STEP2:5% 合計:13% |
最大レバレッジ | 25倍 | 100倍 |
1日の利益上限 | 各ステップ目標の40% | × |
最大初期資金 | 2,000万円 | 5,000万円 |
利益配分率 | 常に50% | 80%〜95% (スケーリングにより上昇) |
チャレンジ期間 | 各ステップ180日 | 無期限 |
プラン価格 | 29,800円〜84,800円 | 36,800円〜239,800円 |
cTraderの利用 | 不可 | 可能 |
初心者向け学習動画 | ◯ | × |
この表は、両プランの主要な違いを簡潔に示しています。各項目の詳細な説明は元の文章に記載されています。
評価ステップ数と利益目標
入門プランとチャレンジプランの最も大きな違いは、評価ステップ数と利益目標にあります。
入門プランは3つのステップがあり、それぞれSTEP1で2%、STEP2で3%、STEP3で6%の利益目標が設定されています。
一方、チャレンジプランは2つのステップで構成され、STEP1で8%、STEP2で5%の利益目標があります。
合計の利益目標を比較すると、入門プランが11%であるのに対し、チャレンジプランは13%となっています。
入門プランは合計の利益目標が低いため、初心者でも達成しやすく、より細かく目標が設定されているため、ステップアップしている実感を得られます。
最大レバレッジが低い
入門プランの最大レバレッジは国内FXと同じ25倍に設定されていますが、チャレンジプランでは100倍まで可能です。
レバレッジとは、少額の資金で大きな取引を行うことができる仕組みのことを指します。
入門プランでレバレッジを低く設定することで、初心者トレーダーが過度なリスクを取ることを防ぎ、より安全に取引を学ぶことができます。
一方で、経験豊富なトレーダーにとっては、25倍レバレッジだと少々物足りなさを感じるかもしれません。
1日の利益上限がある
入門プランの特徴的な点として、1日の利益上限が設けられていることが挙げられます。
各ステップでは、利益目標の最大40%までを1日で達成することが可能となっています。
利益上限に達すると保有しているポジションが強制決済され、翌日まで取引ができなくなるため、注意が必要です。
例えば、利益目標2%を目指す「ステップ1」の場合、1日で達成できる利益の上限が0.8%となっています。
さらに、プロトレーダーになった後も、初期資金の1%までという上限が設定されています。
他のプランでは利益上限がなく、稼ごうと思えばいくらでも稼ぐことができます。
1日の利益にあえて上限を設けることで、初心者トレーダーが欲を出してリスクを取りすぎるのを防ぐ目的があると思われますが、利益を伸ばせるトレーダーにとってはネックになります。
初期資金が少ない
入門プランとチャレンジプランでは、提供される初期資金の最大額に違いがあります。
入門プランの最大初期資金は2,000万円となっていますが、チャレンジプランでは「エメラルドプラン」を選ぶことで5,000万円が提供されます。
入門プランでは初期資金が少なめに設定されていることで、初心者が無理なく管理できる資金額でトレードを学ぶことができます。
一方、より大きな資金でトレードを行いたい経験者には、チャレンジプランの方が適しているかもしれません。
利益配分率が常に50%
利益配分率は、トレーダーが獲得した利益のうち、実際に報酬として受け取れる割合のことを指します。
入門プランの利益配分率は常に50%に固定されています。
これに対し、チャレンジプランでは初期の利益配分率が80%であり、スケーリング(増額)によって最大95%まで上昇します。
入門プランの50%という配分率は、初心者にとっては十分な報酬となりますが、より高い報酬を求める経験者には物足りなく感じられるかもしれません。
ただし、入門プランは各ステップの利益目標が低く、比較的プロトレーダーになりやすいため、より早く報酬を得られる可能性があります。
チャレンジ期間が各ステップ180日
入門プランとチャレンジプランでは、チャレンジ期間の設定に大きな違いがあります。
入門プランでは、各ステップ(STEP1、STEP2、STEP3)に180日間の期限が設けられています。
180日(約半年)もあれば、各ステップの利益目標を達成することは比較的簡単ではあるものの、トレード頻度の低い方にとってはデメリットとなるでしょう。
しかし、あえて各ステップに期限が設けられていることで、トレードへの向上意識が高まり、結果として上達することも期待できます。
一方、チャレンジプランには期限がなく、無期限でチャレンジを続けることができます。
ただし、プロトレーダーになった後は入門プランでも期限がなくなるため、長期的な運用も可能となります。
プラン価格が安い
入門プランとチャレンジプランでは、プラン価格に違いがあります。
例えば、500万円の初期資金を持つプランで比較すると、入門プランは29,800円〜84,800円であるのに対し、チャレンジプランは36,800円〜239,800円となっています。
入門プランの方が安価に設定されていることで、初心者でも気軽にチャレンジを始めることができます。
また、チャレンジプラン同様に、プロトレーダー昇格後初めての出金時に、プラン価格と同額のお祝い金が支給されます。
合格さえしてしまえば、実質ノーリスクで取り組めるのも魅力です。
cTraderが使えない
入門プランとチャレンジプランの違いの一つに、利用可能な取引プラットフォームがあります。
FintokeiではMT5・MT4・cTraderの3種類のプラットフォームに対応していますが、入門プランだけはcTraderを利用できません。
cTraderはMT5・MT4よりも高機能で、動作も速いことから短期売買を行うトレーダーに人気があります。
初心者向け学習動画がある
入門プランでは、初心者向けの学習動画が配信されています。
FXの基本を網羅したコンテンツとなっており、初心者が効率的に知識を習得できるよう設計されています。
一方、チャレンジプランではこのような学習コンテンツの提供はありません。
入門プランのプラン一覧
Fintokeiの入門プランは3種類で、他のチャレンジプランや速攻プロプランよりも種類が少なくわかりやすくなっています。
どのプランも基本的なルールは変わりませんが、初期資金とプランの購入金額が異なります。
ベーシック | アドバンス | マスター | |
---|---|---|---|
初期資金 | 500万円 | 1,000万円 | 2,000万円 |
参加費 | 29,800円 | 49,800円 | 84,800円 |
ステップ1利益目標 | 2% | 2% | 2% |
ステップ2利益目標 | 3% | 3% | 3% |
ステップ3利益目標 | 6% | 6% | 6% |
取引日数(各ステップ) | 最低3日 最大180日 | 最低3日 最大180日 | 最低3日 最大180日 |
1日の最大損失率 | -5% | -5% | -5% |
全体の最大損失率 | -10% | -10% | -10% |
利益配分率 | 50% | 50% | 50% |
スケーリング | 最大5,000万円 最大50% | 最大1億円 最大50% | 最大2億円 最大50% |
最も安価なベーシックプランは、購入金額29,800円で500万円の初期資金が提供され、最高額のマスタープランは、購入金額84,800円で2,000万円もの初期資金を得られます。
各プランの初期資金を購入金額で割った値を「倍率」として比較すると、最上位のマスタープランが最も資金効率がよく、コスパの良いプランといえます。
プラン | 購入金額 | 初期資金 | 倍率 (初期資金÷購入金額) |
---|---|---|---|
ベーシック | 29,800円 | 500万円 | 167.7倍 |
アドバンス | 49,800円 | 1,000万円 | 200.8倍 |
マスター | 84,800円 | 2,000万円 | 235.8倍 |
入門プランのスケーリング
Fintokeiの入門プランには、「スケーリング」と呼ばれる仕組みが用意されています。
スケーリングとは、一定の条件を満たすことで取引資金を増やせるシステムです。
チャレンジプランのスケーリングには8つのレベルがあり、レベルが上がるごとに取引資金が高くなります。
レベル | 利益配分 | ベーシック | アドバンス | マスター |
---|---|---|---|---|
初期資金 | 50% | 500万円 | 1,000万円 | 2,000万円 |
レベル1 | 50% | 625万円 | 1,250万円 | 2,500万円 |
レベル2 | 50% | 750万円 | 1,500万円 | 3,000万円 |
レベル3 ※ポートフォリオ管理会社との契約提供 | 50% | 1,000万円 | 2,000万円 | 4,000万円 |
レベル4 | 50% | 1,500万円 | 3,000万円 | 6,000万円 |
レベル5 | 50% | 2,000万円 | 4,000万円 | 8,000万円 |
レベル6 | 50% | 3,000万円 | 6,000万円 | 1億2,000万円 |
レベル7 | 50% | 4,000万円 | 8,000万円 | 1億6,000万円 |
レベル8 | 50% | 5,000万円 | 1億円 | 2億円 |
例えば、レベル1では初期資金500万円〜2,000万円ですが、最高のレベル8では初期資金5,000万円〜2億円、初期の10倍にまで上昇します。
スケーリングの条件は、利用プランの初期資金または最後のスケーリング時の初期資金から+10%の利益を達成し、かつプロトレーダー昇格時または最後のスケーリングから2ヶ月以上経過していることです。
継続して安定したパフォーマンスを出せるトレーダーは、スケーリングを活用することで、より大きな資金で取引できるようになり、さらに高い利益を得られる可能性が広がります。
入門プランで稼ぐまでの流れ
まずはプランを購入
入門プランを始めるには、以下の説明に従ってプランを購入する必要があります。
まずは、Fintokeiの公式サイトへアクセスします。
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入門プランから好みのプランを選び、【このプランで開始する】ボタンをクリックします。
まずは口座の設定を行います。
もし設定に迷ったら、口座の通貨は「JPY」、プラットフォームは「MetaTrader 5」を選ぶのがおすすめです。
続いて、自身の氏名、メールアドレス、電話番号、居住国、現住所を入力します。
基本的に各項目は英語表記(ローマ字表記)で入力するようにしましょう。
最後に、クーポンをお持ちの方は、クーポン欄に入力して【使用する】ボタンをクリックすると、割引が適用されます。
参加費の金額を確認したら、支払い方法を選び、【お支払い】ボタンをクリックします。
支払い方法は、クレジット・デビットカード、Apple Pay、仮想通貨などから選べるので、自身の使いやすい方法を選びましょう。
支払い情報を入力して【お支払い】ボタンをクリックすると、決済が行われます。
プランの購入が完了すると、トレード口座のログイン情報がメールで送られてきます。
口座ID・パスワード・取引サーバー名が書かれているので、それらの情報をもとに取引プラットフォーム(MT4・MT5・cTraderのいずれか)でログインしましょう。
STEP 1:利益目標+2%を達成
チャレンジプランの第一段階「STEP 1」は、利益目標+2%を達成することで、誰でも比較的簡単に達成できるでしょう。
例えば、初期資金500万円のベーシックプランの場合、10万円以上の利益を出すとクリアとなります。
STEP 1の達成には最低3日間の取引が必要で、なおかつ180日以内に+2%を達成する必要があります。
ただし、1日の最大損失率が5%を超えた時点、もしくは全体の損失率が10%を超えた時点で失格となり、トレードができなくなります。
STEP 2:利益目標+3%を達成
STEP 1を無事にクリアすると、次はSTEP 2に進みます。
STEP 2では、初期資金に対して3%の利益を出すことが目標となり、STEP 1に比べるとやや利益目標は高くなりますが、それでも比較的クリアしやすいでしょう。
例えば、初期資金500万円のベーシックプランの場合、15万円以上の利益を出すとクリアとなります。
STEP 1同様に、最低3日間の取引が必要で、なおかつ180日以内に+3%を達成する必要があります。
1日の最大損失率が5%かつ全体の損失率が10%の失格条件は変わりません。
STEP 3:利益目標+5%を達成
STEP 1〜2を無事にクリアすると、最後のSTEP 3に進みます。
STEP 3では、初期資金に対して5%の利益を出すことが目標となり、これまでよりも高い利益率が求められます。
例えば、初期資金500万円のベーシックプランの場合、25万円以上の利益を出すとクリアとなります。
これまで同様に、最低3日取引、なおかつ180日以内に+5%を達成する必要があります。
1日の最大損失率が5%かつ全体の損失率が10%の失格条件は変わりません。
STEP 4:プロトレーダーとして認定
4STEP 1〜3をクリアすると、晴れてプロトレーダーとしての認定を受け、実際の資金で取引を始められます。
STEP 1〜3では、いくらトレードで利益を得ても出金できませんでしたが、STEP 4のトレードで利益を得ると、その50%を自分の取り分として出金することができます。
プロトレーダー昇格後は、トレード開始から最短2週間で利益を出金でき、初回出金時にプランの購入金額がお祝い金として返金されます。
プロトレーダーとして認定された後も、1日の最大損失率が5%かつ全体の損失率が10%の失格条件は変わらないため注意が必要です。
入門プランの失格条件
Fintokeiの入門プランでは、「1日の最大損失率5%」「全体の損失率10%」「各ステップ180日の期限」の3つの失格条件があります。
1日の最大損失率5%
Fintokeiの入門プランには、1日の最大損失率5%という失格条件が設定されています。
これは、1日の取引で初期資金の5%以上の損失を出すと、即座に失格となる厳しいルールです。
損失率は、毎日のMT5時間0時(日本時間では夏時間で朝6時、冬時間で朝7時)の有効証拠金を基準に計算されます。
全体の損失率10%
もう一つの重要な失格条件が、全体の損失率10%です。
これは、取引開始時の初期資金に対して10%以上の損失を出すと失格となるルールです。
1日の最大損失率5%とは異なり、常に初期資金を基準に計算されます。
一時的に大きな利益を出していても、その後の損失で初期資金の90%を下回ると失格となります。
各ステップ180日の期限
入門プランでは損失率のルールに加え、各ステップの期限が180日という制限が設けられています。
各ステップ(STEP1、STEP2、STEP3)を180日以内にクリアしないと失格となり、取引を続けなくなるため、無理のない範囲で早めにクリアできるよう目指しましょう。
プロトレーダー昇格後は利用期限は無く、損失率に引っかからない限りはずっと稼ぎ続ける事が可能です。
入門プランの注意点
評価ステップが多い(3ステップ)
入門プランは、チャレンジプランと比較して評価ステップが1つ多い3ステップ制を採用しています。
初心者トレーダーにとってはより段階的にステップアップする実感を得られる一方で、プロトレーダーになるまでの道のりが長くなる可能性があります。
短期間でプロトレーダーを目指す方は、2ステップ制の「チャレンジプラン」や、プランを購入すればすぐにプロトレーダーになれる「速攻プラン」がおすすめです。
利益配分率が50%固定でスケーリングしても上がらない
入門プランの大きなデメリットの一つに、利益配分率が50%で固定されていることが挙げられます。
チャレンジプランでは初期の利益配分率が80%で、スケーリング(取引資金の増額)によって最大95%まで上昇しますが、入門プランではこの上昇がありません。
スケーリングすることで初期資金は増えますが、利益配分率は常に50%のままです
長期的な運用や高額の報酬を目指す上級者には、最初から利益配分率が高いチャレンジプランをおすすめします。
1日の利益上限に達すると強制決済される
入門プランには1日の利益上限が設定されており、この上限に達すると強制決済されるという制約があります。
各ステップでは利益目標の40%まで、プロトレーダー昇格後は初期資金の1%までが1日の利益上限となっています。
上限に達すると、その日は翌日のサーバー時間0時まで取引ができなくなります。
あえて利益に上限を設けることで、過度なリスクテイクを抑制する効果がありますが、せっかく伸ばした含み益をさらに伸ばすことができず、機会損失が生まれる可能性もあります。
含み損益やスワップポイントも損失率に含まれる
入門プランでは、損失率の計算に含み損益やスワップポイントも含まれるという点に注意が必要です。
含み損益とは、まだ決済されていない取引の評価損益のことを指します。
スワップポイントは、ポジションを翌日に持ち越す際に発生する金利差による損益のことを指します。
これらが全て損失率に含まれるため、実際の損失額以上に損失率が高く計算される可能性があります。
特に、長期保有のポジションや大きな取引を行う場合は、この点に十分注意する必要があります。
30日間取引がないと口座が閉鎖される
Fintokeiを利用する際の重要な注意点として、30日間一度も取引がないと口座が閉鎖されるというルールがあり、入門プランのみならず他のプランにも適用されます。
口座が閉鎖されると、口座そのものが無効になり、それまでの実績や資金が失われることになります。
30日間の期間中に最低でも1回は新規注文または決済を行い、口座をアクティブな状態に保つようにしましょう。
1ロット$6の外付けの取引手数料がかかる
Fintokeiのトレード口座では、通常のスプレッドに加えて外付けの取引手数料が発生します。
取引手数料は1ロットあたり往復で$6となっていて、表示上のスプレッドに加えて、0.6pipsに相当する取引コストがかかる計算です。
特に、頻繁に取引を行うデイトレードやスキャルピングを行う場合は、手数料の影響が大きくなり、小さな利益を狙って頻繁に取引を行うと、手数料によって利益が相殺されてしまう可能性があります。
そのため、取引を行う際は、期待される利益が手数料を上回るかどうかを常に考慮する必要があります。
15秒以内のスキャルピングは禁止
Fintokeiの速攻プロプランでは、15秒以内のスキャルピングが禁止されています。
スキャルピングとは、非常に短い時間枠で頻繁に取引を行い、小さな価格変動から利益を得る取引手法です。
15秒以内のスキャルピングが累計取引量の10%以上を占めると、警告メールが送られます。
さらに、50%以上が15秒以内のスキャルピングだった場合、失格となる可能性があります。
この規則は、2024年5月6日以降に購入したプランに適用されます。
それ以前に購入したプランでは、30秒以内のスキャルピングが禁止されていました。
ただし、15秒以上のスキャルピングは制限なく行うことができ、偶然15秒以内に決済してしまった場合でも、即座に失格になることはありません。
トレーダーは、短期的な価格変動を狙うのではなく、より大きなトレンドや価格変動を捉えることが求められます。
マーチンゲール取引・ナンピンは条件付きで可能だが注意が必要
Fintokeiのチャレンジプランでは、マーチンゲール取引やナンピンと呼ばれる手法について、条件付きで許可されていますが、注意が必要です。
マーチンゲールとは、損失が出た場合に次の取引で掛け金を倍にして、連敗しても最後の一回だけ勝てればそれまでの損失分を取り戻せる手法です。
ナンピンとは、含み損を抱えた状態で追加で同じ方向のポジションを取ることで、その後の反転で一気にプラマイゼロやプラスへ持ち越そうとする手法です。
2024年5月6日以降に購入したプランでは、Fintokeiが提供するマーチンゲール判定計算機を基準に、マーチンゲール取引に該当するかどうかが判断されます。
マーチンゲールやナンピンは、短期的には損失を取り戻す可能性がありますが、一度の大きな損失で、それまでの利益を全て失う危険をはらんでいます。
出金申請は14日間隔で可能
Fintokeiでは、プラン関係なく出金申請は14日間隔で行うことができます。
初回の出金では、プロトレーダーとして取引を始めてから14日後、2回目以降の出金では、前回の出金から14日経っていることが条件となります。
通常のFX取引であれば、基本的に出金したいときにすぐ出金できますが、Fintokeiでは2週間ごとでしか出金できないため、急な出費が必要になったときに対応しにくいのが難点です。
出金時にはすべてのポジションを決済する必要がある
Fintokeiでは、出金申請を行う際にすべてのポジションを決済する必要があり、オープンポジションを抱えた状態では出金できません。
例えば、長期を想定してポジションを保有していたとしても、出金するためには一旦クローズしなければならなくなります。
そのため、トレードチャンスの少ない相場を見極めるなど、出金のタイミングは慎重に選ぶ必要があります。
ブローカーはAxioryのデモ口座
Fintokeiの速攻プロプランでは、取引にAXIORYのデモ口座が使用されます。
AXIORYは大手海外FX会社であり、Fintokeiとパートナーシップを締結しています。
速攻プロプランの有料プランを購入すると、自動的にAXIORYのデモ口座情報がメールで送られてきます。
このメールに記載された口座情報を使って、MT4またはMT5にログインします。
AXIORYの口座を既に持っているかどうかに関わらず、Fintokei用のデモ口座が自動的に作成されるため、別途AXIORYでの口座開設は不要です。
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