Exnessでは、スタンダード口座、スタンダードセント口座、ロースプレッド口座、ゼロ口座、プロ口座の計5種類のタイプの口座が提供されています。
口座タイプごとにスプレッドや取引手数料、取引方式などが異なるため、自身の取引スタイルに適した口座タイプを選ぶことが重要です。
この記事では、口座タイプそれぞれの特徴やメリット、デメリットを詳しくまとめました。
なお、Exnessがどんな業者かを知りたい人は「Exnessの評判」をお読みください。
業界屈指のハイレバレッジ・低スプレッドを体感しよう!
公式サイト:https://www.exness.com/ja/
※当業者は日本で金融商品取引業の登録を受けていないため、日本居住者は利用をお控えください
Exnessの口座タイプ比較表
項目 | スタンダード | スタンダードセント |
---|---|---|
1ロットの価値 | 100,000通貨 | 1,000通貨 |
最大レバレッジ | 2,000倍 〜21億倍 | 2,000倍 〜21億倍 |
取引ツール | MT4 MT5 | MT4 |
取り扱い銘柄 | FX 貴金属 仮想通貨 エネルギー 株式 指数 | FX 貴金属 |
注文方式 | 成行 | 成行 |
スプレッド | 1.0pips〜 | 1.0pips〜 |
取引手数料 | – | – |
最低取引ロット | 0.01 | 0.01 |
最大取引ロット | 200 | 200 |
最大ポジション数 | 無制限 | 1,000 |
ゼロカット | ◯ | ◯ |
ロスカットレベル | 0% | 0% |
ストップレベル | × | × |
ボーナス | × | × |
最低入金額 | $150 | $150 |
デモ口座 | ◯ | × |
Exnessのおすすめ口座タイプは?
ExnessでFXを始めるなら、まずは「スタンダード口座」からスタートするのが無難な選択だと言えるでしょう。
最低入金額が$150(約22,000円)からと比較的安いにも関わらず、無制限レバレッジ、ロスカットレベル0%、スワップフリーなどExnessの強みを活かしてトレードできます。
スタンダード口座から始め、経験を積んでから他の口座へ切り替えるのがおすすめです。
ただし、スタンダード口座は上位口座に比べるとスプレッドが広いため、取引コストの安さを重視するなら「ロースプレッド口座」を使うと良いでしょう。
ロースプレッド口座は最低入金額が$1,000(約15万円)と高めに設定されていますが、その条件さえクリアできれば、海外FXトップクラスの低スプレッドで取引できます。
ちなみに、2023年12月に実施したExnessの実態調査では、Exness利用者のうち37%がロースプレッド口座を、32%がスタンダード口座を使っていることがわかり、どちらも人気の口座タイプといえます。
Exnessの口座タイプの特徴
Exnessには次の5つの口座タイプがあります。
スタンダード口座
- 初回入金額が$150(約22,000円)と安い
- 取引手数料が無料
- 銘柄数が一番多い
- 約定拒否(リクオート)がほとんどない
- MT4・MT5の両方に対応
- スプレッドが広め
- スプレッドが不安定な時間帯がある
スタンダード口座はExnessで最も基本的な口座タイプで、多くのユーザーが最初にスタンダード口座を選んでいます。
スタンダード口座の大きなメリットは、初回入金額が$150からで、比較的少ない軍資金からFXを始められる点です。
取引できる金融商品は225種類と、Exnessの中で最も多くく、株価指数や個別株、原油、貴金属、主要通貨ペアに加え、人気の高い仮想通貨も20種類以上取引可能です。
執行方式は約定拒否(リクオート)のないMarket Executionを採用しており、確実に約定されるのが特徴です。 スプレッドは1.0〜1.5ポイント程度とやや広めで、プロ向け口座に比べると劣り、流動性の低い時間帯はスプレッドが不安定になる場合があるので注意が必要です。
しかし、取引手数料が無料で、他社のスタンダード口座に比べるとスプレッドが狭いこと考えると、初心者はもちろん、経験豊富なトレーダーにもおすすめの選択肢といえます。
スタンダードセント口座
- 初回入金額が$150(約22,000円)と安い
- 小ロットの取引ができる
- 損失リスクを最小限に抑えられる
- 実戦練習に利用しやすい
- 約定拒否(リクオート)がほとんどない
- スプレッドが広め
- 取引できる銘柄数が少ない
- 大きな利益を得るのが難しい
- 取引プラットフォームがMT4のみ
- 日本円が利用できない
- デモ口座は利用不可
スタンダードセント口座は、通常の口座に比べて取引ロットが100分の1となる小口の口座タイプです。
1ロットが1,000通貨単位で、0.01ロット(10通貨)からの取引が可能です。
1ポイントの価格変動で発生する損益は通常の100分の1となるため、リスクを抑えながらFXに慣れることができます。
しかしデメリットが多く、取引できる通貨ペアが基本的な通貨ペアと金・銀の計36通貨ペアに限定され、使える取引プラットフォームはMT4のみです。
また、口座の基本通貨として日本円を選べないのも、日本人トレーダーとしては気になります。
スタンダード口座同様、初回入金額$150から利用でき、リスクを抑えつつFXに慣れたい初心者に向いていますが、本格的に利益をあげるには他口座への切り替えが必要となるでしょう。
ロースプレッド口座
- スプレッドが安定して狭い
- 取引手数料が固定のためコスト管理しやすい
- スキャルピング・EA利用に適している
- 約定拒否(リクオート)がほとんどない
- MT4・MT5の両方に対応
- 初回入金額が$1,000(約15万円)とやや高額
- 取り扱い銘柄数がやや少ない
- 取引手数料が発生する
- 若干のスリッページが発生する
ロースプレッド口座の最大の特徴は、EURUSDやUSDJPYなどの主要ペアの平均スプレッドが0.0pipsと極めて狭いことです。
その一方で、1ロットの取引ごとに最大$7(片道$3.5)の取引手数料が発生します。
合計200銘柄以上の広範な金融商品を極低スプレッドで取引でき、スキャルピングやEA利用にも最適です。
デメリットは、スタンダード口座に比べて取扱銘柄数がやや少ない点と、Market Execution方式のため若干のスリッページが発生する可能性がある点です。
ゼロ口座
- メジャー通貨ペアはほぼ全てゼロスプレッド
- コスト管理がしやすい
- スキャルピング・EA利用に適している
- 約定拒否(リクオート)がほとんどない
- MT4・MT5の両方に対応
- 初回入金額が$1,000(約15万円)とやや高額
- 取引手数料が高め
- ゼロスプレッドは一部の銘柄に限定
- 取り扱い銘柄数が制限される
ゼロ口座の最大の魅力は、主要通貨ペアのスプレッドがほぼ全ての取引時間帯で0.0pipsを実現していることです。
URUSDやUSDJPYなどのメジャー通貨ペアは、1日の95%以上の時間帯で完全にゼロスプレッドで取引できます。
一方で、1ロットあたり最低$0.2の取引手数料が発生するのが特徴です。
手数料は通貨ペアによって異なり、USDJPY・EUR/USDで$7、EURJPYで$10、GBPJPYで$15となっています。
EA取引やスキャルピングなど、スプレッドの狭さを最大限活用したいユーザーにはゼロ口座が適していますが、手数料負担には注意が必要です。
プロ口座
- スプレッドが狭い
- 取引手数料が無料
- 即時約定なのでスリッページがない
- スキャルピングに適している
- MT4・MT5の両方に対応
- 初回入金額が$1,000(約15万円)とやや高額
- 約定拒否(リクオート)が発生しやすい
- 銘柄数がやや制限される
プロ口座の最大の特徴は、狭いスプレッドに加え、取引手数料が一切かかららない点です。
主要通貨ペアのスプレッドは0.6〜0.9pipsと他の口座と大差ないものの、手数料が発生しない分トータルの取引コストは抑えられます。
また、注文約定方式がスリッページのないInstant Execution(即時注文)を採用しているため、意図したレートで注文したいときには便利です。
デメリットは、注文方式の特性上、注文の約定拒否が発生する可能性がある点で、約定力が求められるEA取引には向きません。
また、取引銘柄数も200程度と、スタンダード口座に比べてやや少ないのも難点です。
Exnessの全口座の共通点
Exnessの5つの口座タイプは様々な違いがありますが、全口座で共通の特徴もあります。
最大レバレッジ2,000倍(条件クリアで無制限に)
Exnessの大きな魅力の1つが、すべての口座でレバレッジ最大2,000倍、さらには無制限レバレッジを利用できることです。
他のFX業者では400倍〜1,000倍程度が一般的な中、Exnessの圧倒的なレバレッジは大きなメリットといえます。
ただし、無制限レバレッジを利用できるのは、以下の条件を全て満たす必要があります。
これらの条件を全て満たす場合、Exnessの口座で無制限レバレッジを利用することができます。
- 口座証拠金が$1,000(約15万円)に満たないこと
- 過去に10回以上のトレードを行っていること
- 過去に累計5lot(50万通貨)以上のトレードを行っていること
ロスカットレベル0%
すべての口座において、ロスカットレベルは証拠金維持率0%となっています。
証拠金維持率が0%になるまで、すなわち口座残高が無くなるまで含み損に耐えることができるため、ハイレバトレードとの相性は抜群に良いです。
多くの銘柄がスワップフリー
Exnessでは、株式、指数、仮想通貨など多くの銘柄がスワップポイント不要で取引できます。
また、取引量が多いトレーダーに対してはスワップレベルが「拡張」にレベルアップし、人気のFX通貨ペアやOSOIL(WTI原油)までもがスワップフリーで取引できるようになります。
標準のスワップフリー銘柄 | XAUUSD 全ての仮想通貨CFD 全ての株式指数CFD 全ての個別株CFD |
拡張レベルのスワップフリー銘柄 | USDJPY, EURJPY, GBPJPY, AUDJPY, NZDJPY, EURUSD, GBPUSD, AUDUSD, NZDUSD, USDCAD, USDCHF, EURGBP, EURAUD, EURNZD, EURCAD, EURCHF, GBPNZD, GBPCHF, AUDNZD, AUDCHF, NZDCAD, USOIL |
スワップとは通貨間の金利差から生じるコストのことで、長期間ポジションを保有するとマイナスのスワップを支払う必要があります。
Exnessならこれを気にすることなく、スイングトレードが行える点もポイントの1つです。
ただし、通貨ペアなど一部の銘柄ではスワップポイントが発生するので、事前に確認が必要です。
ゼロカットシステムにより追証リスク無し
Exnessはゼロカットシステムを採用しており、追証(おいしょう)が請求される恐れがありません。
ゼロカットシステムとは、相場の急変動によってロスカットが間に合わず、口座残高を超える損失が発生した際に、残高以上の損をFX業者が負担してくれる仕組みです。
日本のFX業者では、金融商品取引法によってゼロカットが禁止されており、残高以上の損は追証が請求されてしまうため、自己資金を超える損失が生まれるリスクがあります。
Exnessのようにゼロカットのある海外業者を使えば、自己資金以上に損する危険性を防げます。
複数口座の開設が可能
Exnessでは1つのアカウントで最大200のリアル口座を開設できるので、口座によって口座タイプや通貨を分けるなど自由な運用ができます。
取引スタイルや用途に合わせて複数の口座を使い分けることができて便利です。
Exnessの口座タイプを比較
では、Exnessが提供する5種類の口座タイプの違いを比較していきましょう。
口座タイプを比較するうえで、着目したいのは次の8項目です。
スプレッド・取引手数料を比較
口座タイプ | 平均スプレッド | 取引手数料 |
---|---|---|
スタンダード口座 | 1.0〜1.5pips | 無料 |
スタンダードセント口座 | 1.0〜1.5pips | 無料 |
ロースプレッド口座 | 0.0〜0.3pips | 1ロットにつき最大$7 |
ゼロ口座 | ほぼ0.0pips | 1ロットにつき最低$0.2 |
プロ口座 | 0.6〜0.9pips | 無料 |
スタンダード口座とスタンダードセント口座は、標準的なスプレッド(スプレッド1.0〜1.5pips)で取引手数料が無料です。
ロースプレッド口座は、主要通貨ペアのスプレッドが0.0〜0.3ポイントと非常に狭く設定されていますが、1ロットの取引ごとに最大$7の取引手数料がかかります。
ゼロ口座では、主要通貨ペアのスプレッドがゼロに設定されていますが、1ロットにつき最低$0.2ドルの取引手数料が発生します。
プロ口座は、0.6〜0.9pipsの狭いスプレッドで取引手数料が無料です。
FX業者 口座タイプ | USDJPY | EURJPY | GBPJPY | AUDJPY | EURUSD | GBPUSD | AUDUSD | XAUUSD |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Exness スタンダード | 1.1 pips | 1.9 pips | 2.0 pips | 1.3 pips | 1.0 pips | 1.5 pips | 1.5 pips | 0.20 |
Exness セント | 1.1 pips | 1.9 pips | 2.0 pips | 1.3 pips | 1.0 pips | 1.5 pips | 1.5 pips | 0.20 |
Exness ロースプレッド | 0.7 pips ($7.0) | 1.1 pips ($7.0) | 1.2 pips ($7.0) | 0.8 pips ($7.0) | 0.7 pips ($7.0) | 0.9 pips ($7.0) | 0.9 pips ($7.0) | 0.20 ($0.7) |
Exness ゼロ | 0.7 pips ($7.0) | 1.1 pips ($7.0) | 1.5 pips ($9.0) | 0.9 pips ($9.0) | 0.7 pips ($7.0) | 0.9 pips ($9.0) | 1.0 pips ($10.0) | 0.19 ($1.6) |
Exness プロ | 0.7 pips | 1.2 pips | 1.2 pips | 0.8 pips | 0.7 pips | 1.0 pips | 0.9 pips | 0.12 |
1ロットの価値を比較
口座タイプ | 1ロットの通貨単位 |
---|---|
スタンダード口座 | 10万通貨 |
スタンダードセント口座 | 1,000通貨 |
ロースプレッド口座 | 10万通貨 |
ゼロ口座 | 10万通貨 |
プロ口座 | 10万通貨 |
1ロットとは取引の基本単位のことで、Exnessは基本的には1ロットを10万通貨として取引を行いますが、スタンダードセント口座のみ1ロットを1,000通貨として扱います。
セントロットはスタンダードロットの100分の1で、例えば同じ1万通貨を取引するにも、スタンダードなら0.1ロット、セントなら10ロットとなります。
ロット | スタンダード | セント |
---|---|---|
0.01ロット | 1,000通貨 | 10通貨 |
0.1ロット | 1万通貨 | 100通貨 |
1ロット | 10万通貨 | 1,000通貨 |
10ロット | 100万通貨 | 1万通貨 |
100ロット | 1,000万通貨 | 10万通貨 |
セント口座は取引できる額が小さい分、損失を少なく抑えて取引できますが、得られる利益も小さくなりがちです。
大口の取引をしたいならスタンダード口座を、損失リスクを抑えた取引をしたいならセント口座を選択すると良いでしょう。
注文方式を比較
口座タイプ | 注文方式 | スリッページ | リクオート |
---|---|---|---|
スタンダード口座 | Market Execution(成行注文) | ◯ | ✕ |
スタンダードセント口座 | Market Execution(成行注文) | ◯ | ✕ |
ロースプレッド口座 | Market Execution(成行注文) | ◯ | ✕ |
ゼロ口座 | Market Execution(成行注文) | ◯ | ✕ |
プロ口座 | Instant Execution(即時注文) | ✕ | ◯ |
スタンダード口座、スタンダードセント口座、ロースプレッド口座、ゼロ口座の4口座は、Market Execution(成行注文)を採用しています。
約定拒否は起きない反面、若干のスリッページ(滑り)が発生する可能性があります。
プロ口座は、5種類の口座のなかで唯一Instant Execution(即時注文方式)を採用しているのが特徴です。
基本的にスリッページが起こらず、相場変動が激しい場面でも安定して約定するのがメリットですが、場合によってはリクオート(約定拒否)が起こる可能性があります。
最低入金額を比較
口座タイプ | 初回入金額 |
---|---|
スタンダード口座 | $150 |
スタンダードセント口座 | $150 |
ロースプレッド口座 | $1,000 |
ゼロ口座 | $1,000 |
プロ口座 | $1,000 |
スタンダード口座とスタンダードセント口座は初回入金で$150以上、ロースプレッド口座、ゼロ口座、プロ口座は最低$1,000以上の入金が必要となりますが、2回目以降からは最低入金額はありません。
取引銘柄を比較
口座タイプ | 取引銘柄数 |
---|---|
スタンダード口座 | 225種類 |
スタンダードセント口座 | 36種類 |
ロースプレッド口座 | 197種類 |
ゼロ口座 | 197種類 |
プロ口座 | 225種類 |
スタンダード口座とプロ口座が225種類と最も多く、ロースプレッド口座とゼロ口座がそれよりもやや少ない197種類、スタンダードセント口座は最も少ない36種類となっています。
取引プラットフォームを比較
口座タイプ | MT4 | MT5 |
---|---|---|
スタンダード口座 | ◯ | ◯ |
スタンダードセント口座 | ✕ | ◯ |
ロースプレッド口座 | ◯ | ◯ |
ゼロ口座 | ◯ | ◯ |
プロ口座 | ◯ | ◯ |
スタンダードセント口座以外はMT4とMT5の両プラットフォームを利用できますが、セント口座だけはMT4に限定されています。
デモ口座の利用可否を比較
口座タイプ | 利用可否 |
---|---|
スタンダード口座 | ◯ |
スタンダードセント口座 | ✕ |
ロースプレッド口座 | ◯ |
ゼロ口座 | ◯ |
プロ口座 | ◯ |
Exnessでは無料のデモ口座を開設できて、バーチャルのお金を使った模擬トレードができますが、セント口座はデモ口座の開設ができません。
日本円の利用可否を比較
口座タイプ | 日本円 |
---|---|
スタンダード口座 | ◯ |
スタンダードセント口座 | ✕ |
ロースプレッド口座 | ◯ |
ゼロ口座 | ◯ |
プロ口座 | ◯ |
Exnessでは基本的に口座通貨に日本円(JPY)を選べますが、セント口座だけは日本円に対応していません。
Exnessの口座タイプの選び方
Exnessで取引する際は、口座タイプそれぞれの特徴を理解したうえで、自分の取引スタイルに合った口座を選ぶことが重要です。
Exnessの口座タイプの選び方をフローチャートに示すと、次のようになります。
ここでは、それぞれの口座タイプがおすすめできるユーザーの特徴を整理します。
スタンダード口座がおすすめの人
Exnessスタンダード口座は、Exnessで最も一般的な口座タイプで、取引手数料が無料、かつ最低入金額が$150と低いことが魅力です。
また、株式CFDや仮想通貨も含め、Exnessで取り扱うほぼ全ての250銘柄以上が取引可能です。
スプレッドは標準的な設定ですが、コストパフォーマンスは高い口座タイプといえます。
これからFX取引をはじめてみたい人や、幅広い銘柄を取引を試したい人に向いています。
スタンダードセント口座がおすすめの人
Exnessスタンダードセント口座は、1ロットが1,000通貨と非常に小さな取引ができる口座タイプです。
最小ロットは0.01ロットからで、10通貨単位での取引ができるため、リスクを抑えたい初心者や、実戦での取引に慣れる前の練習におすすめの口座です。
ただし、取引銘柄数が36種類に限られていて、基本通貨として日本円を選べない、MT5を使えないなどの制約もあるため、通常のスタンダード口座のほうが使い勝手は良いでしょう。
ロースプレッド口座がおすすめの人
Exnessロースプレッド口座は、主要通貨ペアを中心にスプレッドを極力抑えた口座タイプで、取引銘柄によって異なりますが、最安0.0pipsからのスプレッドを提供しています。
取引手数料として1ロットあたり$7が必要ですが、スプレッドが非常に狭いため、トータルの取引コストは抑えられます。
取引コストを重視する中上級者におすすめの口座です。
ゼロ口座がおすすめの人
Exnessゼロ口座は、主要通貨ペア30銘柄について、スプレッドをほぼゼロにした口座タイプです。
取引時間の95%で、主要30通貨ペアが完全ゼロスプレッドで取引できるのが最大の特徴です。
手数料は1ロットあたり$0.2からの変動制で、ほとんどの場合、取引コストは手数料のみとなります。
スプレッドの狭さを求める中上級者や、EAやスキャルピング取引を行う場合など、スプレッドの狭さが命であるトレーダーに最適な口座タイプといえます。
プロ口座がおすすめの人
Exnessプロ口座は、ロースプレッド口座やゼロ口座に次ぐ狭いスプレッドで、手数料がかからなう口座タイプです。
さらに、スリッページがほぼない即時約定方式を採用しているのが大きな特徴です。
多少の約定拒否は起こるものの、約定するときは滑らずに約定するので、裁量でスキャルピング取引を行うトレーダーにおすすめの口座です。
Exness口座タイプの確認方法
Exnessの口座タイプは、以下の方法で確認できます。
- ログイン後のマイページに移動する
- 左メニューの「マイアカウント」をクリックする
- 「本取引口座」のリストから口座を選択する
- 口座のタイプが表示されます。
Exness口座タイプの変更方法
Exnessでは、一度口座を開設するとその口座のタイプを後から変更することはできず、新しく別の口座を開設する必要があります。
追加口座の作り方は以下のとおりです。
- マイページの「マイアカウント」から「新規口座開設」をクリック
- 新たに作りたい口座タイプを選択
- 新しい口座の通貨やレバレッジを設定して口座を開設
- 追加口座に入金を行う
以上の手順で、別の口座タイプの口座を追加開設できます。
Exness口座タイプの注意点
Exnessの口座タイプには以下のような注意点があります。
残高によるレバレッジ制限がある
保有するリアル口座の残高が一定額を超えると、レバレッジが段階的に制限されるので注意が必要です。
口座残高 | 最大レバレッジ |
---|---|
$0〜$999 | 2,000倍または無制限 |
$1,000~$4,999 | 2,000倍 |
$5,000~$29,999 | 1,000倍 |
$30,000~ | 500倍 |
重要指標発表前後はレバレッジ制限される
重要な経済指標の発表前後には、リスク管理のために口座のレバレッジが200倍に制限されます。
開場後・閉場前はレバレッジ制限される
月曜のオープン後2時間と金曜のクローズ前3時間は、レバレッジが200倍に制限されます。
スワップフリーは一部の銘柄のみ
スワップポイントが無料のスワップフリーは、株式CFDと仮想通貨のみです。通貨ペアの場合はスワップポイントが発生します。
Exnessの口座開設時には、上記の注意点も考慮して、自分にあった口座を選択しましょう。
Exness口座タイプに関するQ&A
Exnessの口座タイプに関するよくある質問と回答をまとめました。
- リアル口座とデモ口座の違いは?
-
リアル口座は実際のお金を使って本番の取引ができる口座です。
一方でデモ口座は、仮想通貨での取引の練習専用口座となっています。
- 取引ツールの種類は?
-
Exnessで利用できる主な取引ツールは、MT4とMT5の2種類です。
それぞれに特徴があるので、自分の取引スタイルに合ったツールを選ぶことをおすすめします。
- MT4:有志が開発したインジケータやEAが豊富で、自動売買に適している
- MT5:分析機能や取引方法が豊富、かつ動作スピードが速く、スキャルピングやデイトレードなど裁量トレードに適している
- スプレッドはどの程度か?
-
Exnessのスプレッド幅は口座の種類によって異なりますので、口座選びの際の参考にすることをおすすめします。
スタンダード口座・セント口座では1.0pips〜、ロースプレッド口座では0.0〜0.3pips、ゼロ口座では0.0pips〜、プロ口座では0.6〜0.9pipsとなっています。
- 口座開設に必要なものは?
-
Exnessの口座開設に必要なのは、パスポートなどの本人確認書類と、公共料金の明細や住民票などの住所確認書類の2点です。
マイページから2点の書類をアップロードするだけで本人確認ができます。
- 追加口座はいくつまで作れる?
-
1つのアカウントで最大200つまでの口座を作成可能で、取引目的に応じて複数の口座を使い分けることができます。
- スキャルピングはできる?
-
Exnessではスキャルピングも可能です。
特にスプレッドの安い上位口座を使えば、取引コストを抑えてスキャルピングができます。
- EAを利用した自動売買はできる?
-
ExnessのMT4・MT5では、EAを利用した自動売買が可能です。
- スマホでの取引はできる?
-
Exnessには専用のスマホアプリが用意されていて、いつでもどこでもスマホ1つで取引することができます。
- デモ口座は利用できますか?
-
Exnessでは無料のデモ口座を利用することができ、バーチャルのお金を使って模擬トレードができます。
ただし、スタンダードセント口座はデモ口座が用意されていないので、リアル口座を使うか、他の口座タイプでデモ口座を作りましょう。
- 日本円での取引はできますか?
-
Exnessでは基本的に日本円(JPY)を通貨として選ぶことができますが、スタンダードセント口座では日本円に対応していません。
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